62話
ー 3日後
カヤメが中心となり、招待客やら場所の準備を進めていよいよ、お茶会当日です。
とてもドキドキしますね。
招待客は、4人で、みんな良い家柄のお嬢さんだそうです。
仲良くなれるといいな。
◇◇◇◇◇
日差し暖かな、王宮の庭に、丸い机と椅子が、用意され円を描くような感じで座ります。
机には、草花が、飾られ、お茶や色々なお菓子が用意され、いよいよ、お茶会の始まりですー☆
はじまったのですが…、
「「「「…………」」」」
えっと、皆さん、緊張してて、何もしゃべらな~い……。
お茶会って、お菓子やお茶を、飲みながら、楽しくしゃべったりするのだと思っていたけど……。
どうしょう、一体どうすれば??
わたくしに、どうしろと??
………困りましたね。
とりあえず、まずは、挨拶でもしてみましょう。
「こ、こんにちは」
「「「「こんにちは…」」」」
皆さん挨拶は、返してくれましたが、後が続かず会話終了……。
ひえ~。
その時、カヤメが助け船を、出してくれましたよ。
「皆様、こちらのお菓子を、お召し上がり下さいませ。珍しくてとても美味しですよ」
カヤメが、振る舞ってくれたのは、今日の日の為に、父様にお願いして取り寄せた竜宮のお菓子です~☆
「うゎゎー」「可愛いお菓子」
「美味しそう」「こんなお菓子はじめて」
これには、皆さんに喜んで貰えました。
これを機に、緊張が、溶けて仲良くなれれいいのですがー☆
しかし、わたくしの右隣の子が、お菓子を、取ろうとして、
置いてあったお茶に袖が引っかってしまいました。
「あっ!!」
そのお茶が、わたくしの膝にかかってしまいました。
「あっ…!着物にシミが……」
今日は、ちょとおめかししたから、この高価な着物にシミはまずい!
「姫様、大丈夫ですか?!早く冷やさないと!」
「うん。大丈夫」
幸い、熱かったけど、火傷はまではしなかったようです。
カヤメが、着物を拭いてくれます。
お茶を、溢した子は泣き出してしまいました。
「うぇ~どうしょう…粗相したらお母様に怒られちゃう…
うぇ~ん、お姫様が、お姫様が、溢したのよ~」
(ー えっ?わたくし??)
お母様に怒られちゃうのか、、、
それは怖いですね。
ここは、わたくしが、自爆って事で納めましょう。
「うん。ごめんね。わたくしお茶溢してしまって…」
しかし、その時です。けんちゃんが、どこからか凄い勢いでやって来たのです!
「主は、溢してにゃー!!主に、なにするにゃー」
机の上で、おお暴れです!!!
「ちょと!! けんちゃん、やめて!!」
わたくしは、慌てて、止めに入りますが、さらに、父様の神器達も現れて、けんちゃんと喧嘩し初めましたよ!!
もはやどうしていいか…、
「顕妙連、大人しくしろ!!」
「放すにゃー」
けんちゃんを、捕まえると、大通連、小通連は、どこかへ飛んで行ってしまいました。
(え?え?え?ナニガオコッタノ??……)
机の上のお花や、お菓子も、お茶も、めちゃくちゃ!!
さらに、皆さん怖がって、泣き出して収集がつかなくなってしまいました!
ふぇ~。誰かこの状況を、なんとかしてください!!




