46話
話ながら食事の時間は、あっと云う間に過ぎて行きます。
残念ながら食べきれなかった小皿の料理は、
「父様、これも美味しいよ~♡はい、あげる♡」
とか言って全部、父様のお皿に押し付けてわたくしは完食です!
食後の〆はやはり、甘~いお菓子ですよね。
用意されたのは、林檎を甘く煮たお菓子ですが、
この林檎は何故か黄金に輝いています。
「うゎ~、この林檎が黄金に輝いてる!すごい~!」
でもちょっと目がチカチカしますね…。
「天界の林檎だよ。見た目は、派手で味も地上の林檎より甘くて美味しいよ。竜宮は三界の全てから、物資が入ったくるから、料理も三界全ての料理を味わえるんだよ」
父様は、黄金の林檎に驚く事もありません。
林檎を口に頬張れば、やわらかいくも微かにシャリっとした歯ごたえと、甘~いりんごの味が口に広がります。
「本当だー。美味しい♡」
三界の食べ物が全て竜宮で味わえる、なんて贅沢ですかね~。
天界と言えば、昨日の獅子さんの話を思いだしますね。
「天界の動物と植物は、全てアマテル様が造ったって聞いたけど本当?この林檎もそうなの?」
「林檎は、神木だから違うけど、その木を模倣して造られたのが、地上の林檎だよ。他にも、神獣の模倣して造られ動物達が、地上にも海にも溢れているね」
ふぁ!凄いですね~。
でも父様は1番偉い神様を呼び捨てにして問題ないんでしょうか?
「アマテル様ってどんな神様なの?」
ちょっと興味ありますよね。
きっと、すごく優しくて美しくて、キラキラな神様なんだろうなぁ~。
「アマテルは、動植物愛好家で、最も、造化の力に優れた神。それと、日頃から『神は、優しく、そして強くなければいかん』、と言って、身体を鍛えるのも、大好きで、見た目は筋肉でムチムチだよ」
「えぇ~本当に…?」
想像でしたし姿と全然違いますね~。
動植物オタクで、筋肉ムチムチな神様ー?!
「本当だよ。まぁ、僕も、昔は造化の力で動植物を、色々と造ったけど、か弱い僕の動植物なんて、アマテルの動植物との生存競争に負けて、地上では全滅。
あはは、筋肉ムチムチには勝てないってことだね。
今は、竜宮を除いて生存しているのは、深海にいる魚だけかな多分」
アマテル様の筋肉は関係無いと思うし、父様のお化けの様な動植物がか弱い?!
見た目だけなら、すごいのに…!!
……チョットナニイッテルカワカラナイ…
でも、父様は別に悔しそうでも悲し感じも無くあってらかんとしてますね。
まぁ、お化け動植物が人目に付かないので、よかったとか思ってそうですね…。
でも、父様の言っている事は本当なんですかね?
「ジェノは、アマテル様にあった事あるの?」
「いいえ。私達人魚は、一度も天界には行った事がありませんし、天主アマテル様は、簡単に御会い出来るお方ではありませんので」
「じゃあ。シノエは?」
「私も、お会いしたことはございません」
精霊のシノエも無いんだ。
やはり簡単に会える神様では無いんですね~。
「ですが、主様のアマテル様の性格やお姿のお話は、間違い無いお話です。
天主アマテル様は、主様の1番上の兄君様でいらっしゃいますから…」
はい??!!ジェノ今なんて?!
「アマテル様は、と、、父様の1番上のお兄様なの?!」
「うん!そうだよ。前に話たでしょ?兄がいっるって」
確かに聞きましたが、そんな偉い神様とは、全然聞いててませんよ!!
「じゃあ、2番目のお兄様は?」
父様の事色々知りたいですね。




