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神の娘  作者: アイ氏


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19話

父様が、出て行った後、けんちゃんが帰ってきました。


わたくしは、さっき父様に教えて、もらった事や、お出掛けの話を、けんちゃんに言いました。


「それからね。明日から、海底の都、竜宮(りゅうぐう)って所に、行くんだよ。楽しみだね~zzけんちゃんも一緒にい……こ…zzzzむにゃむにゃ」


主、あたいは、セトが、苦手にゃ!


あたいの本能が、あいつは、ヤバイ奴だと告げている。


その気になれば、主もあたいも、いや、この世の人間、全てを滅ぼせるくら、恐ろしい力の持ち主だ………あたいには、わかる!!


だから、どうしても、恐くて、逃げたくなるにゃん~。


でも、明日、竜宮とかいう、おそらく異界の都に行くらしい。


きっと主は、不安にゃんだ! あたいを頼りにしてる!!


あたいが、しっかり守るにゃー!


だから明日は、絶対、一緒に行くにゃんー!!


「主、安心するにゃー!あたいが、守るにゃー!! って聞いてにゃい~!?」


わたくしは、けんちゃんの、一世一代の覚悟のお返事を、聞く前に、お昼寝に突入ですzzz


ー


王宮の政務室。


「明日から、セリと竜宮に行くと?それは構わないが、夏が終わった絶対に戻って来るのだろうな?」


ガクサンは、僕が、出掛ける度に、必ず帰る様に念を押す。


心配性なのか、僕を信頼して無いのか、やれやれだね。


「大丈夫、大丈夫。避暑に行くだけだから、ちゃんと帰って来るよ」


「いいな。わしも行きたい!と、言いたい所たが、今回は、やめておく…」


珍しいな。白尾なら、『絶対付いて行くー!!』と言い出すと思ってけど…まあ、駄々をこねても、連れて行かないけどね…。


「何かあったのかい?」


「最近の反王国同盟軍がなるものが、結成されたらしいんじゃ!この国に、領地を占領されて、領地や、金や地位を失った、王族や、その側近が、集まって、作った反乱軍じゃ。そいつらの動きを探らねばならん」


また、面倒なの者達が、湧いてでたな。


「まあ、烏合の集だろうけど…、僕が、留守の間、よろしく頼むよ」


ー


お昼寝している間に、カヤメとサラは、わたくしの荷物をまとめくれてました。


「サラ、姫様のお気に入りの物だけで、良いと仰せでした。余り沢山の荷物は作るなと、もうこの辺りで、十分でしょう」


本当に、簡素な支度ですね。

わたくしの、お気に入りの着物やお飾り帯等が、数点ですから。


本当に、それで足りるのか心配になります…。


「はい。カヤメ様、それから私達はどうなのでしょうか?姫様のお供をするのでしょうか?」


おお、そうですよね。2人も付いて、来てくれるのかな?


そして夕飯は時間です。


「私達に、長期のお休みですか?」


「そう。竜宮の屋敷には、屋敷で働く者もいるし、君達には、正月も休み無く、働いて貰ってたし、この夏は、実家に帰って、ゆっくり休むといいよ」


カヤメもサラも、長期のお休み、嬉しそうですね。

わたくしは、寂しいですが仕方ありません。


「夏が終ったら、またセリの世話を、よろしく頼むよ」


こうして、色々ありましたが一日が終わります。

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