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第一話前編 ふざけるなあ!オレ様は絶対ヒーローにならねえ!!

 これは名前がなかった自称極悪非道の大妖怪、白夜がとある少女と出会い、孤高だった人生に変化がでるまでの物語である。

 二〇三〇年。山奥の林道を、一台のトラックが走っていた。運転席には、サングラスをかけた小太りで腕だけ妙に太い柄の悪そうな男。助手席には、その場に似つかわしくない、紫の煌びやかな和装をまとった陰陽師が座っていた。


トラック運転手「いやぁ、今日もガキをたっぷり攫ったぜ!」

助手席の陰陽師「くくく、こいつを蟲毒の術式の贄にすれば、俺は正義の執行神になれる!」


 ドゴオオオオオン!!

 

 トラックがまるでなにか見えない壁にぶつかったかのような感覚を二人は味わった。いつの間にかフロントガラスは粉々に割れており、二人ともガラスの破片が額や頬に突き刺さっていた。


「何だ!?何かぶつかったのか!?」と陰陽師は冷静を装いながら、声は震えていた。


「ばかな!壁なんか見当たらねえ!しかも今八〇キロ出してんだぞ!猫でも鹿でも簡単に吹っ飛んでいるはずだ!」と運転手は激しく取り乱している。


「もしかしたら、何かしらの術で透明の壁が・・・」と陰陽師が冷静に分析しようとしたところ


「アホが!壁なんてねえぜ。それはオレ様の暴風だぜ!」


 二人とも、突然聞こえた声に対して


「だ、誰だ貴様は!?」


 それに応えるかのように暴風だけが唸るーー

と思いきやトラックの前方に狐の耳や太くて長い尻尾のシルエットが見え始め、そして、筋骨隆々の怪獣みたいな白い毛並みの妖狐が現れた!

そして、


「オレ様!豪快に参上!」


歌舞伎役者のように見得を切り、豪快に名乗りを上げた。


「ひいいいいいいいいいいいいいい!ば、ば、ば、化け物だあああああああああああああああああああああああああああああ!」と運転手は絶叫した。


「こ、こいつは霊界で噂になっていた暴風の真一尾狐か!」


「強そうな気配をしているのはそこの紫のお前か?今から積み荷に積んである食い物をかけてオレ様とケンカしようぜ!獣の肉や魚はたっぷり相当積んであるだろうな?」


「つ、積み荷の食い物?肉?魚?これはそんなものではない。」

陰陽師は不機嫌な様子でこのように言いながら、トラックから降りた。


「あああ?違うのか?まあ、食い物だったら何でもいいぜ。オレ様は暴れたくてうずうずしてんだ!言っておくが、このケンカに手加減とか遠慮とかはねえ!」


 その妖狐は手の平にものすごい回転した竜巻を発生させて、陰陽師に向けて地面の砂利が巻き上がり路面ごとえぐれて飛ぶような暴風を飛ばした。陰陽師はぎりぎり回避した。やられそうになったからか、相当冷や汗をかいていた。


「最初から!最後まで!徹底的に!勢いは最大風速だぜ!」と妖狐は自信満々に言った。


 この威力を見て、焦った陰陽師は急いで札を出し、ばらまいた。

 その時、黒い節足虫のような装甲をまとい、白い仮面をつけた巨大式神が現れた。それに、陰陽師は乗り込み、

 陰陽師は先ほどの焦った顔から一転、余裕の笑みが生まれた。


「くくくく、貴様はもう終わりだ!これは平安時代の道満の遺産でな!妖怪を根絶させる正義を執行するために開発した由緒ある式神兵器だ!俺はこいつをさらにパワーアップして、格差や差別のある腐った世の中を正す正義を執行する神になるのだ。」


 その時、先ほどまで自信たっぷりだった妖狐から笑みが消え、黙るようになった。


「どうした?恐れをなしたか?やはり、正義を執行するこの俺に逆らうやつなんて・・・」


 その妖狐は黙っていたかと思いきや、なにやらものすごく力強いオーラを発して、それが体中を駆け巡った。そして、腕には尋常じゃないくらいの高速回転した竜巻を纏っている。そして、その拳は錯覚なのか龍の頭が見えた。それが怒り狂った龍の頭に見えた。先ほどまで余裕だった陰陽師に冷や汗が一粒流れた。


「や、やばい。こいつをはやく潰し・・・」


 妖狐の姿が消えた!


 と思ったら、目の前に急に現れて竜巻を纏った腕を大きく振りかぶるような動作をしたと思ったら、いつのまにかものすごい衝撃が走った。そしてまるで落雷でも振ったかのような爆発音が聞こえた。そして、いつのまにか妖狐の姿が遠くに見えるようになった。この時に陰陽師は初めて気づいた。


 自分はもう殴られて、遠くにぶっ飛ばされたことに。


 そして、その直後に巨大竜巻が横倒しに発生して、ぶっ飛ばされた方向に発射するかのごとくものすごい勢いで突き進んでいく。その巨大竜巻は砂利をものすごい勢いで巻き上げながら、地面をえぐり巨大竜巻がやんだ後は式神兵器はばらばらになり、陰陽師の煌びやかな服装は跡形もなくボロボロになっていた。

 かすかに息はあったが、それはもう虫の息。そして、巨大竜巻が突き進んだ後の地面はほぼ一直線に大き抉れていた。


「オメーの正義、変な式神ごと吹き飛ばしてやったぜ。オレ様は正義という言葉が嫌いなんだよ!覚えとけ!」

妖狐の勝ち誇った声にはわずかに怒りがこもったかのような圧があった。


「グハハハハハハハ!オレ様の十八番、神速竜巻拳!最強だぜえええええ!こいつで正義野郎を吹き飛ばした後にくるこの高揚感・・・・最高だぜ!」


「ただ、歯ごたえが全然なかったな。霊力が多い割にはちっと肩透かしを食らっちまったぜ。」


ただ冷静になったのか、つまらなさそうな顔した。

 この妖狐は、トラックの方を振り向いた。その時、トラックの運転手はあまりの怖さに震えていた。妖狐は何かにおいを嗅いでるみたいだ。


「くんくん。げええええっ、こいつ粗相してんじゃねーか。」と妖狐はそう言いながら、不快なにおいでしかめっ面をした。


運転手の男は妖狐に睨まれたと思ったのか

「お・・・お願いだ。殺さないでえ・・・」と命乞いをしてきた。


「けっ、ダセーなお前。」


 トラックの運転手に対して冷めたような視線を送り、

「ケンカする価値ねえな。よえー雑魚に興味がねえ!とっとと消えろ!」と妖狐はドスをきかせた。


「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいい。」

 とトラックの運転手だった男は藁にもすがるかのような必死さでトラックというより妖狐から全力で逃げた。


 妖狐は完全に運転手だった男への興味をなくした。


「さーてっと、お待ちかねの戦利品を頂いていくぜ!あ~腹が減ったなー。あの紫の正義野郎の口ぶりから積み荷は肉や魚じゃねーみてーだし。はっ!そうか!きっと相当うめー果実の山を積んでいるに違いねえ!たまには甘い果実を腹いっぱい食いてーと思ってたところだ!」


 妖狐はトラックの後部の扉に手をかけた。


「さあ!腹いっぱい食うぜええええええっ・・・てえええええええええええええええええええええ!?」


 扉を開けた途端、妖狐は驚いた。なんとトラックには妖狐の想像してた食べ物ではなかった。痛めつけられ、泥にまみれ、恐怖のすすり泣いている子供たちだった。しかも、檻に閉じ込められた上に鎖でまとめて縛られ、棒みたいなものでつながれていた。まるで、犬のリードのようだった。子供たちは泣き止み、キョトンと妖狐の方を見たかと思えば、


「あ・・・ああ・・・・うわあああああああああああああああああああああああああああん。」と子供たちは大声で泣きだした。


「ああああああああああ、ぎゃんぎゃんうるせえ!静かにしやがれ!」と妖狐は怒鳴った。


「やめて。僕たちを食べないで!?」と子供たちは涙目でこう言った。


「はああああ!?誰がテメーらなんか食うか!!」と妖狐はまた怒鳴った。


「さっき腹いっぱい食うて言ってたじゃん。ということは僕らを食べる気なんだ!うわーん。」と子供は泣いた。


「だーーーかーーーら!人間のガキなんてくえたもんじゃねえって言ってるだろーが!」と妖狐は怒鳴った。

そして、

「クソが!あいつら人さらいかよ。」と妖狐は吐き捨てた。


「嘘だ!本で読んだんだ!狐の化け物は嘘つきだって!」と賢そうな男の子が言った。


「お前の読んだ本なんか知るか!!そもそもオレ様は嘘が嫌いなんだよ!!」と妖狐はまたまた怒鳴った。


「だって・・・本で・・・。」と涙目で男の子が言い返したところ・・・


「うるせええ。黙れ!」と妖狐は男の子に向かって怒鳴った。


 その男の子はとうとう泣き出した。


「怖いよーーお腹すいたよーーお姉ちゃん。」と女の子が泣いた。


「よしよし。大丈夫よ。ネネ。お姉ちゃんが何がなんでも守ってあげるね。」

と涙目ながら妹を必死に励ましている女の子がふと目に入った。


 その時、妖狐の脳裏にとある声がフラッシュバックした。昔、子狐だったときに縄張り争いに負けて、大けがして苦しんで寝ていたあの時に聞こえた、あの声を。


「お狐ちゃん!何があっても私が守ってあげるからね。」

 

 妖狐はこの声を鮮明に思い出し、目が潤んできた。

 しかし、極悪非道の大妖怪様の威厳が崩れる!と持ち直した。残酷無慈悲にならなくては!そして、何やら拳に狐火を纏っていた。そして、風の力を送り込み、オレンジ色だった炎が激しく荒々しい青色の炎になった!


「や、やべー・・・こ、殺される。」


「やだよ。まだ死にたくない!死にたくない!」


「いやああああああああああああああああああ」


と子供たちの悲鳴や絶叫がトラックの中に響き渡った。


蒼炎斬そうえんざん―――――青い炎を纏った状態で自慢の爪で子供たちのいる檻の方に向かって切り裂いた。


 そして、静かになった。

 しかし、それは子供たちが絶命したからではなかった。目の前の光景があまりにも信じられなくてキョトンとしていたからだ。豪快な猛スピードの切り裂きに反して子供たちには一切傷がなかった。檻の鉄格子が綺麗に切断されていた。

そして、棒・・・どころかトラックの運転席すらズタズタに切り裂いており、トラックはもはや積み荷部分以外面影がなくなった。

子供たちは思わず

「え・・・・・僕たちを助けてくれるの?」と妖狐に聞いた。


「はっ、勘違いするんじゃねえよ。オレ様の伝説を広める語り手を生かしてやっただけだ。後でオレ様がいかに強くて、豪快で、恐ろしい、極悪非道なのかという伝説を広めるんだな!」


 すると子供たちの顔に安堵の表情が宿る。


「じゃあな。ガキども・・・イデー――――――――――――――!」


 今度は妖狐が悲鳴を上げた。その理由は、さっきのお姉ちゃんらしき女の子が尻尾の毛をしっかりつかんでいたからだった。


「何しやがるんだ!!!!!このクソガキがああああああ!」と妖狐が怒鳴った。


「優しいお狐様。お願いします。私たちだけではお家に帰れません。お家まで送ってください。」と女の子は上目遣いでお願いした。


「誰が優しいお狐様だコノヤロー!オレ様は極悪非道の大妖怪様だ!人助けなんかしねーんだよ!俺様がガキの頃はな!一人でもな必死で生き伸びてきたんだ。自分の力で帰れ!」と妖狐は冷たく言い放った。


「無理です。お家に帰してください。妹もお腹すいて疲れて動けないんです。お願いします。」と女の子はなんと土下座までしてお願いした。


 子供たちも状況を察したのか、それに呼応するかのように泣き出し、

「いやだあああああ!絶対送っててよおおおおお!うわああああああああん。」


 開放的になったトラックだが、子供たちの声がトラックの中でめちゃくちゃ反響しまくっていた。


「うるせえええええええええ!ええい分かったわ!オメーらをこの鉄の箱(トラックと言いたいのだろう)ごと人里へ運んでやるから静かにしやがれ!!」

妖狐はしぶしぶ自慢の怪力でトラックごと町に向かって走って行った。

 



 京都の河原町。とある警官がパトロールの巡回をしていた・・・・と思いきや。

「けけけけ、パトロールに言ったふりして、玉を打ちに行ってやるぜ。次こそ、この貯金これで一山当てて億万長者だ!へへへへへテンション上がるなー!」

 なんと仕事をさぼって、パチンコを打ちに行っていたのだ。この男の名前は不真面目楽仕邸、二十三歳。高卒で警察官になり、勤続年数は三年。独身。

高卒で警察官になった理由は

「はああ、大学受験さぼりすぎて、滑り止め大学まで落ちてしまったなー。そうだ!絶対食いっぱぐれねー警察官になれば安泰だ!」という志のかけらは一つもないものであった。

 警察官になれたまでは良かったが、楽して得をしたいと思い、パチンコや競馬、宝くじなどギャンブルにいそしみ、計画的?に貯金の全額をはたいていている。もちろん全敗。わずかに勝った当選金をもとにもやし生活をし、逆に苦労するという本末転倒な生活を送っている。


「でも、この間(二年前)は五十万円も当たったんだ。きっと俺は豪運の持ち主なんだ。そうに違いねえ。これを続けたら、きっと数億円当たって、一生働かずに遊んで暮らせるに違いねえ。へへへへへ。」


という夢を見ていたため、もやし生活に耐えられているらしい。


 そして、行きつけのパチンコ屋TAMAYAに行こうとしたら、ものすごい勢いで走っているトラックの影が見えた。


「なんだ?トラックでも走っているのか?ってえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」


 不真面目は驚きのあまり絶叫した。見えたトラックはただのトラックではなかった。


 見た目はかなりボロボロで積み荷部分以外がなく、しかも運転席がなく、何かで切断したような跡がありつなぎ目がボロボロだった。積み荷の部分を見てみると大勢の傷だらけの子供たちがおり、さっと二十人もいた。しかも、タイヤで走っているはなく、体の大きさは二メートル以上もある、筋骨隆々の狐怪獣みたいな化け物がトラックを持ち上げてこちらに向かって豪快に走ってきた。


「え・・・え・・・え・・・・何あれ・・・ちょっと、ちょっとちょっと怖い怖い怖い、早く110番しなくては!(いやアンタ警官だろ)」と警察官が動揺しまくっていた。


「おい、そこの暇そうなお前、コイツを親元に届けろ。ギャーギャーうるさくて困ってんだ。」と狐の化け物がこちらに向かって言ってきた。


「ひええええええええええ!化け物のおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。」

と不真面目は叫びながら、尻もちをついた。


「おおおお、オレ様にビビってやがる。最高の気分だ!やっぱりオレ様の極悪非道の風格があふれているからな!いやあ、参ったぜ!」とその狐の化け物は自己陶酔に浸っていた。


 何だこいつは?今まで仕事をさぼってきたから、その天罰が来たのか?もしかして、散々運を使ってしまったから、こいつに目をつけられたのか?いずれにしても、こいつ怖えええええええええええええええ。狐?にしてはあまりにもでかすぎるし、なんかムキムキだし、トラック軽々持ち上げてこっちに走ってきたし、しかもトラックの中には傷だらけの子供たち!もう何が何だが分かんねーよ。


「おい!聞いているのか!そこのお前!」と狐怪獣は怒鳴った。


「ひいいいいい、何でしょうか!?」と不真面目はめちゃくちゃ動揺していた。


「こいつらを親元に届けろ!数が多すぎて一軒、一軒家に届けるのがめんどくせー。だから、暇そうなお前が親元へ送り届けろ!」と狐怪獣が命令してきた。


「はああああああああああ!?何で俺が!?」


 今日は運勢がかなりいい日だ。それなのに、明らかに二十人くらいの子供の対応するとなると相当手がかかりそうだ。せっかく、あのクソ上司の目を盗んでここまで来たのに、そんな明らかにめんどくさそうなことやってられるか!俺は世界一の博打師だ!こんな狐の化け物ごときでびびってられるか!はっきり言ってやる!


「今日、オレ、パチンコがあってだな、今日運勢がめちゃくちゃいい日で・・・」


「ごちゃこちゃうるせーーーーーーーー!やるのかやらないのかはっきり答えやがれーーーーーーーーー――――――!」と狐怪獣は怒鳴った。


「ひえええええええええええええええ、はいやらせていただきますーーーーーーー。」

 とさっきの決意は恐怖に打ち砕かれ、子供たち二十人をひとまず警察署に連れていくことにした。

 しかも、警察署で事情を散々聞かれた。あの狐怪獣のことしゃべったら同僚たちに笑われた。しかも、子供たちを発見した場所がいつものパトロールルートから外れていたから、仕事をさぼっていたことがばれた。それで、あのクソ上司に電話で


「お前ええええええ!職務怠慢でパチンコとはけしからん!あとで警察官としての性根を叩き込んでやるから覚悟しておけーーーーーーーーーーー!そして、お前は減給処分じゃあああああああああああああ!」


と怒鳴られた。

 ああ、終わった。ギャンブルできる金が減っちまった。とぼとぼ警察署から出ていたらなんとあの狐怪獣が待ち構えていた。え?俺悪いことした?


「おい?お前!」と狐怪獣が睨んできた。


「はいいいいいい。」と不真面目はまたビビっていた。


「あいつらは無事家に帰れるのか?」と狐怪獣は言っていた。


「身元を確認しないといけないからしばらく時間はかかりますけど、無事親元に帰れます。」と今までにないくらい大声でビシッといった。


「そうか。これで一件落着だな!それはそうと、オレ様は腹減った!飯を食わせろ!」と狐怪獣が言ってきた。


もう怖すぎて逆らう気力もなかった。


「はい!あなた様のご飯をたくさん用意させていただきますううううううう!。」


 あいつが肉が食べたいというから、出前の牛丼を頼んだ。まだ足りないというから、かつ丼、すき焼き丼、ステーキ丼など肉が大量にのった丼ぶりを頼みまくって、合計十五杯になった。そして、最後、フルーツが食べたいというからリンゴとバナナまで買った。かかった費用はなんと二十五万円。ほぼ全財産ならぬ軍資金をむしり取られた。あの狐怪獣に!どんな大飯食らいなんだ!あいつ!食べ終わったらいつの間にか消えたし。


「すべてはパチンコ屋に行ったせいだ。全財産があの狐怪獣の餌代に消えるわ!仕事も増えるわ!上司にこってり絞られるわ、同僚たちに笑いものにされるわ!狐怪獣に怖い目に遭わされるわ!もう散々だ。もうギャンブルはこりごりだあああああああああああああ。」


これ以降、不真面目の勤務態度は真面目になった。


 最後まで読んでくださりありがとうございました。まだまだ展開が続きますので続きを楽しんでください。

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