8話
後ほど大幅に加筆します、、すいません、、
翌朝予定していたギルドへきた。簡単な質疑応答を受け登録料を支払い今はカードの発行待ちだ。
ギルドや協会や組合等は独立機関でありながら現世で言う市役所的な側面があり非常に混む。なので朝一番で済ます予定がどうやら近く行われる軍選抜大会の登録でごった返している。軍に入るには仕官学校を出るか、この選抜で合格するのが一般的らしい。まあ他にも方法が無い訳でもないが。
無事に軍属になれればまず生活に困る事の無い未来が約束される。よくある公務員特典以上の待遇が軍属にはあるからだ。だから一般から唯一なれるチャンスがあるこの大会に参加したがる者は多い。だが何故その事で独立機関であるギルドが軍の大会を扱うのかと言うと単純に利益なのだろう。
その区域のギルドから優秀な人材やらが多数出ればそれだけその区域のギルドの人材の質をアピールできる、そうすればギルドへの依頼も増えるわけだ。
ま、いくら考察しようとも「無魔力」である俺には適性すらないのだが・・・。
軍属には適性として「魔力」「武力」「学力」が求められる訳で、その中でも「魔力」はかなり重要とされている為に俺にはそもそも無理なのだ。
そんな事を考えながらギルド内をウロウロしていると名前を呼ばれ無事にギルドカードが発行された。
間もなく外で正午を知らせる鐘が鳴ったので昼食を取りに軽く二人で街を散策する。
昼食も兼ねて軽く散策するが流石の聖都だけあって清潔感が有りながらも様々な店が所狭しと立ち並び俺もフェリスも目移りが止まらない。こうしてみると俺達の世界の認識がどれだけ狭く稚拙だったのかを思い知らされる。
「色々なものを見てきなさい、可能性を広げなさい。」
まだ数日しか経っていないながらも早くもあの日のシスターの言葉が俺の脳裏に浮かんだのだった。
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程なく適当に安そうで感じのいい食堂を見つけ昼食をとりながら午後の予定を話し合った。
「---さて飯も食った事だし図書館に行きたい所なんだが、今からだと閉館まで大して時間が無い。予定よりギルドで時間食ったのが原因なんだが、まあそれは明日に回すとして何か寄りたい所とかあるか?」
そう、ここの公共施設の大半は夕方で閉館ないし閉じてしまう。これは先程までいたギルドで登録の際の説明、要する冒険者心得的な話の中の公共施設の利用法等で聞いたのだ。
「んー、寄りたい所かぁ・・・、」
そういうと、フェリスは腕を組み「うーん」という様な感じで考え出した。
まあここまで俺が必要性重視で舵をとっては来たが、宿も決まりギルドも行ってきた訳で差し迫った事は無いし昨日街を回ると言ったが村の仕事で何度も訪れている俺と違ってフェリスの方が行きたい所はあるだろう。
兎角いう俺も仕事できた事がある程度で、この聖都に精通している訳ではないのだが。
そうこうしていると凄まじい地響きと共にどこかしらから爆発音が鳴る
「な、何事ッ?」
フェリスがそういうと同時にその店に居た客も俺たちも何事かと表へ出ると遠巻きのある施設らしき所から煙が出ているのが見える。
「まさか!!!」
俺の脳裏に数日前のあの少女の姿がよぎる。
途端に緊張が増していく俺とフェリスとは対照的に「な~んだ、」と言わんばっかしに他の客は店の中に戻っていく。
避難や逃げないのか?と、この現状に理解が追いつかないまま立ち尽くす俺とフェリスに中に戻ろうとしていた客の一人が話しかけてきた。
「兄ちゃんら聖都の人間じゃないだろ?あの煙のたってんのエクスマキナとか作ってたりする施設なんだよ。多分そこでなんかやったんだろうがこれもここ最近じゃよくあんのさ。」
そう言うとその客は中に戻って行ってしまった。
「ねー、あそこ行ったらこないだ村にきた女の子の・・・ドラグなんたらっての解るんじゃないかな?」
軽く状況に飲まれていて思考停止していた俺にフェリスは名案を提示する。
この状況からいち早く順応し思考を巡らせた彼女の器量に正直感心した。
それを知ったか知らずか、ドヤ顔し残念な胸をここぞとばかりに張るフェリスを褒めながら俺はその案に乗りその施設に行く事に同意する。




