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漫画研究部ですが、設定会議だけで文化祭を迎えそうです!?  作者: Atelier Lotus


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第8話 展開早っ!

 花音の説明は止まらなかった。


「文献を読んで試したら、なんか絶級魔法が使える!」


「へぇ」


「しかも超級魔法も使える!」


「強っ!」


「筆頭魔導士が驚愕!」


「そのまま副団長に就任!」


 悠斗は思わず机を叩いた。


「展開早すぎやろ!」


「まだ主人公出て数分やぞ!」


 花音はきょとんとする。


「そう?」


「そうや!」


 悠斗は身を乗り出した。


「そもそも、なんで文献読んだだけで魔法が使えんの?」


「絶級魔法って何なん?」


「超級魔法との違いは?」


「筆頭魔導士は何に驚いたん?」


「なんでいきなり副団長になれんの?」


 花音は少しだけ考え込む。


「そこお願い」


「またぁ!?」


 悠斗は頭を抱えた。


「設定、全部ワイ任せやないか……」


 花音は満面の笑みで頷く。


「うん!」


「うん! やない!」


 作画担当だと思っていた悠斗は、この頃から少しずつ気付き始めていた。


 ――自分の担当は、もう作画ではないのかもしれない。

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