表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
漫画研究部ですが、設定会議だけで文化祭を迎えそうです!?  作者: Atelier Lotus


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
10/57

第9話 動機

 悠斗はノートを見つめながら、花音の話を頭の中で整理する。


 絶級魔法は賢者クラス。


 超絶魔法は竜族の魔法。


 超級魔法は人外クラス。


 腕を組む。


「……ちょっと待って」


「ん?」


「超絶魔法って、絶級と超級の間なんやんな?」


「そう!」


「竜族の魔法なんやんな?」


「そう!」


「でも竜って人外やんな?」


「うん!」


「ほな超級やん!」


 花音は少し考え込む。


「細かいことは気にしやん!」


「気にするわ!」


 悠斗は頭を抱えた。


「ていうか、超やら絶やら読みにくいなぁ……」


「かっこええやん!」


「かっこよさだけで名前付けたやろ!」


 花音は得意げに胸を張る。


「うん!」


 悠斗は深いため息をついた。


「……ところでさ」


「ん?」


「なんでルシウスは文献を探しとったん?」


 花音は一切迷うことなく答えた。


「知らん」


「え?」


「そこお願い」


 悠斗の思考が止まる。


「……そこって、一番大事なところやんな?」


「そう?」


「そうや!」


 悠斗は思わず立ち上がった。


「主人公の動機やぞ!」


「なんで文献を探したんかで、物語全部変わるやん!」


 花音は「なるほど」と頷く。


「じゃあ、それ考えるのは悠斗くんの仕事やで」


 悠斗は固まる。


「……え?」


「私は面白そうな設定を考える担当」


「悠斗くんは、それが成立する理由を考える担当」


「担当分け、おかしいやろ!」


 教室に、悠斗の悲痛なツッコミが響き渡った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ