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漫画研究部ですが、設定会議だけで文化祭を迎えそうです!?  作者: Atelier Lotus


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第10話 世界観

 悠斗は深呼吸した。


「一回、整理するわ」


 ノートを開く。


「絶級魔法って何なん?」


「超級魔法との違いは?」


「魔法体系はどうなっとるん?」


 花音は待ってましたと言わんばかりに答えた。


「初級魔法!」


「中級魔法!」


「上級魔法!」


「絶級魔法!」


「超絶魔法!」


「超級魔法!」


「神級魔法!」


 悠斗は思わずノートを見返す。


「……増えたな」


 花音は満足そうに頷いた。


「神級魔法は天使が使える魔法!」


「神級やのに、天使!?」


「嵐を起こしたり!」


「噴火させたり!」


「自然を操るやつ!」


「お、おう……」


 悠斗はノートを眺めながら首をひねる。


「ていうかさ」


「ん?」


「全部『○級魔法』で揃えとるのに、一つだけ『超絶魔法』って違和感しかないわ」


 花音は即答した。


「かっこええからええの」


「お、おう……」


 悠斗は気を取り直す。


「で、他の魔法は?」


 花音は笑顔で答えた。


「考えてなかった!」


「そこもお願い!」


 悠斗は天井を見上げる。


「ワイ、作画担当ちゃうん!?」


 設定を確認するたびに、世界は広がる。


 そして、その穴を埋める担当は、今日も悠斗だった。

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