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漫画研究部ですが、設定会議だけで文化祭を迎えそうです!?  作者: Atelier Lotus


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第11話 設定担当

 悠斗はノートを片手に質問を続ける。


「主人公の家族は?」


 花音は首を横に振った。


「分からん」


「お、おう」


「じゃあ、国は?」


「魔法使いの国!」


「お、おう……」


 悠斗はさらに聞く。


「魔法学校は?」


 花音は得意げに答えた。


「ある!」


「ほんで筆頭魔導士が最強!」


「上級魔法が使える!」


 悠斗の手が止まる。


「あれ?」


「絶級魔法が使える賢者、おらんかったっけ?」


「あれ昔の人」


「今はおらん」


「お、おう……」


 悠斗は腕を組む。


「ほな、ますます分からんやん」


「なんでルシウスだけ絶級魔法と超級魔法が使えるん?」


 花音は満面の笑みを浮かべる。


「考えて!」


「丸投げやないか!」


 悠斗は大きくため息をつく。


「敵は?」


「天使!」


「天使なのに敵!?」


「神級魔法を使って襲ってくる!」


「なんで襲ってくるん?」


 花音は迷いなく答えた。


「全部お願い!」


 親指を立てる。


「私は面白いところ担当!」


 悠斗は勢いよく立ち上がった。


「担当分けおかしいやろ!」


 教室中に、今日一番大きなツッコミが響いた。

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