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第12話 終わらない会議
気付けば、机の上は設定メモで埋め尽くされていた。
魔法体系。
国家。
魔法学校。
主人公の動機。
敵組織。
歴史。
用語。
そのほとんどを、悠斗が書いている。
「これをこうして……」
「ここを繋げたら辻褄が合うか」
シャーペンを走らせる手は止まらない。
一方、その隣では。
花音が満足そうにノートを閉じた。
「順調やな!」
悠斗は顔を上げる。
「どこがや!」
「ワイしか働いとらんやん!」
花音はにっこり笑う。
「悠斗くん、設定考えるの上手やもん」
「褒めても何も出やん!」
教室には、今日も悠斗のツッコミが響いた。
――この日から。
悠斗は、作画担当ではなく。
設定担当になった。




