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第6話 放課後会議
放課後。
文化祭へ向けた、二人だけの初めての打ち合わせが始まった。
部室の机を挟み、悠斗と花音が向かい合って座る。
花音は一冊のノートを机に置くと、満面の笑みを浮かべた。
「タイトル決めた!」
悠斗は少し身を乗り出す。
「おっ」
花音は得意げにノートを開いた。
「『なぜか僕には超絶魔法の才能があったようで?』」
悠斗は思わず固まる。
「長っ!」
とはいえ、最近はこういう長いタイトルも珍しくない。
内容がひと目で分かるタイトルは人気だ。
かく言う悠斗も、そういう作品は結構好きだった。
「まあ、最近はこんなん多いしな」
「やろ!」
花音は嬉しそうに頷く。
「タイトルはインパクトが大事!」
悠斗も納得して頷いた。
「じゃあ、どんな話なん?」
花音はニヤリと笑う。
「それがね――」
そう言って、ノートを一枚めくる。
こうして、悠斗の設定地獄が幕を開けるのだった。




