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漫画研究部ですが、設定会議だけで文化祭を迎えそうです!?  作者: Atelier Lotus


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第24話 神級魔法

 放課後。


 悠斗はノートを見つめたまま首を傾げる。


「なあ」


「そもそも何で天使の攻撃を受けたら神級魔法が使えるようになるん?」


 花音はきょとんとする。


「え?」


 悠斗は説明を始めた。


「おかしくない?」


「相手は自然をも揺るがす天使なんやろ?」


「そんな攻撃受けたら――」


 悠斗は手を広げる。


「神級魔法を覚える前に死ぬやろ」


「ああ!」


 花音は納得したように頷く。


「確かに!」


「普通はダメージ受けて、それどころじゃないよね!」


「そういうことや」


 悠斗はノートへペンを走らせる。


「なら、一撃食らって覚醒じゃなくて……」


「何か条件がいるな」


「神級魔法を受け入れられる理由とか」


「天使が力を与えた理由とか」


「あるいは別の現象が起きたとか……」


 花音は嬉しそうに笑った。


「そこもお願い!」


 悠斗はゆっくり顔を上げる。


「……」


「設定増えた……」


 花音は悪びれもなく親指を立てた。


「頑張れ!」


「他人事やな!」


 こうして今日も、悠斗の設定ノートだけが、着実に分厚くなっていくのだった。

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