表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
漫画研究部ですが、設定会議だけで文化祭を迎えそうです!?  作者: Atelier Lotus


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
15/57

第14話 主人公

 放課後。


 今日も机の上には設定ノートが山積みになっていた。


 魔法体系。


 魔法ランク。


 世界観。


 種族。


 気付けば、設定ばかりを作っていた。


 悠斗は大きく伸びをする。


「……設定ばっかやっとってもしゃあないな」


「そろそろ物語を作らなあかん」


 花音は勢いよく頷く。


「そうや!」


「主人公や!」


 悠斗はノートをめくる。


「ルシウスやな」


「そういや、あいつ何で古代文献探しとったん?」


「何か目的があるんやろ?」


 花音は少し考える。


「……」


「そこお願い」


 悠斗は固まった。


「え?」


「主人公の動機、お願い!」


「いやいや!」


 悠斗は思わず立ち上がる。


「そこ一番大事なところやろ!」


「主人公が何で動くかで物語全部変わるやん!」


 花音は笑顔で頷く。


「悠斗くんなら考えられる!」


「信用が重い!」


 悠斗は頭を抱えた。


「ほな、例えば……」


「母親の病気を治すためとか」


「失われた魔法を探してるとか」


「恩師の遺志を継ぐとか」


「そういう目的があれば、文献を探す理由にもなるな」


 花音は目を輝かせた。


「それや!」


「めっちゃ主人公っぽい!」


 悠斗はノートへ書き込みながら、小さく呟く。


「……ていうか」


「ワイ、設定担当だけやなくて」


「プロット担当でもあるやん……」


 花音は満面の笑みで親指を立てた。


「よろしく!」


 悠斗は静かに天井を見上げた。


「……作画担当って何やったっけ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ