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第15話 超絶魔法
放課後。
悠斗はタイトルを書いたノートを見つめていた。
『なぜか僕には超絶魔法の才能があったようで?』
「そういや、一番大事なこと聞いてなかった」
花音が首を傾げる。
「何?」
「このタイトルや」
「ルシウスは古代文献を読んで、絶級魔法も超級魔法も使えるようになるんやろ?」
「うん」
「その間にある超絶魔法も当然使えるわけや」
「うん」
悠斗は腕を組んだ。
「じゃあさ」
「より上位の超級魔法が使えるなら、『超級魔法』をタイトルにした方がよくない?」
花音は即答した。
「それはダメ」
「なんで?」
「超絶魔法の方がかっこいい」
悠斗は固まる。
「……」
「知らんわ!」
勢いよくツッコむ。
「そんな理由でタイトル決めたんか!」
花音は満足そうに頷く。
「うん!」
悠斗は深いため息をついた。
「しゃあない……」
「ほな、超絶魔法だけ特別扱いされる理由をワイが考えるか」
花音は笑顔で親指を立てた。
「そこお願い!」
「またワイか!」
今日もまた、設定担当兼プロット担当・朝倉悠斗の仕事は増えるのだった。




