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模試恋  作者: け
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4/8

〈第四章 前編〉二十四日 

模試×恋愛の模試恋!!


今回の四章は書きたいことがたくさんあったため、

前編・後編に分けました。

ぜひ楽しんで読んでいただきたいです!!




永井「ついにデート前日…」

スマホ「ピコッ」

永井のスマホが鳴る。

俺は前まで、通知は公式メッセと認識していたが今の俺には未来さんがいる!!

そんなことを一人で考えながらスマホに目を向ける。

〜スマホの画面〜

未来「明日寝坊しないでくださいね笑」

永井「しませんよ笑」

すごくフラグを立てている気がしたが気のせいだろう。

未来「それにしてもまだ信じられません」

永井「何が?」

未来「前も話したと思いますが、友達を家に呼んだことがなくて…」

未来「だから本当に楽しみなんです。」

こうして会話していると、未来さんがどんな気持ちなのかが少しわかる。

永井「俺も楽しみだよ。」

永井「もうそろそろ寝るね」

未来「私も寝ます。おやすみなさい」

俺は、また「おやすみ」という一言が言えなかった。


〈当日の朝〉

永井「んん…もう朝か…今何時だ……?」

俺は飛び起きてすぐに時計を見る。

永井「八時十分か⋯まだ寝れるな…」そうしてまた眠りにつこうとした瞬間。

永井「今日デートの日じゃん!!!!!」思い出した。

俺が、よく見るラブコメ主人公はカーテンを開け「気持ちいい朝だ」と意識高めなことを言ったりしているイメージがあるが、俺の場合は違う。

普通の時間に起き、普通に朝ごはんを食べて、普通に準備する。

俺は主人公のような人間ではないのだと改めて痛感し、心が痛い。

そんな事を考えながら、ショート動画を開く。

永井「あれ?今何時だ?」

そろそろ準備するかと思い時計を見ると、十二時と書かれていた。

永井「やってしまった!!!!動画見すぎた!」

すぐに支度をし家を出る。電車の時間は十二時十五分。

永井「頼む〜〜〜!間に合ってくれ!!」

永井「ギリギリセーフ!!!!!!!」

周囲の人間の目が俺に一斉に向く。俺は大きな声を出してしまったことを認識し恥ずかしくなる。

心の中「最悪なスタートだ⋯泣」

ずっと電車に揺れていると、自然と心が落ち着いてきた。

心の中「あと一駅か…緊張してきたな」

??「あれ??学?」

(急に話しかけてきて誰だ)と思いその人の顔を見る。

??「やっぱ学じゃん〜」

なんとそこには、姉ちゃんがいた。

バレたら面倒なことになるので、ここは裏声を使ってやりすごしかない…

永井「ど、どちら様ですか?」

姉 「やだな〜〜〜学!あんたの姉ちゃんだよ!!笑」

もう無理だと察した俺はこういった。

永井「そうだよ。学だよ…姉ちゃん」

姉 「ふーん笑そんなおしゃれしちゃってぇ笑」

うざすぎる。本当にうざい。

永井「……」

姉 「あれもしかしてデートぉ?」

電車のアナウンス「まもなくドアが締まります。」

心の声「やばい門閉まる!!」

永井「ごめん姉ちゃんまた後で!」

姉 「あ〜待ってよ学〜」

俺は姉ちゃんの声を無視して電車を出て急いで改札を出る。

永井「流石に追ってこないだろ…」

??「学さん?ですよね???」

俺の耳に透き通るような声が聞こえてきた。

未来「こんにちは〜学さん!」

永井「あれ!?家にいるんじゃないの!?」

未来「住所送っただけじゃ、学さんわからないと思って笑」

なんか少し馬鹿にされているような気がしたが、実際どうやって行こうか分からなかったので好都合だ。

永井「わざわざごめん!ありがとう!」

未来さんは、ドヤ顔でこう言った。

未来「いえいえ!全然大丈夫です!」

最悪なスタートだったが、今最高に幸せだ。

今回も読んでいただいてありがとうございました!

毎日投稿できるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします!!

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