〈第四章 前編〉二十四日
模試×恋愛の模試恋!!
今回の四章は書きたいことがたくさんあったため、
前編・後編に分けました。
ぜひ楽しんで読んでいただきたいです!!
永井「ついにデート前日…」
スマホ「ピコッ」
永井のスマホが鳴る。
俺は前まで、通知は公式メッセと認識していたが今の俺には未来さんがいる!!
そんなことを一人で考えながらスマホに目を向ける。
〜スマホの画面〜
未来「明日寝坊しないでくださいね笑」
永井「しませんよ笑」
すごくフラグを立てている気がしたが気のせいだろう。
未来「それにしてもまだ信じられません」
永井「何が?」
未来「前も話したと思いますが、友達を家に呼んだことがなくて…」
未来「だから本当に楽しみなんです。」
こうして会話していると、未来さんがどんな気持ちなのかが少しわかる。
永井「俺も楽しみだよ。」
永井「もうそろそろ寝るね」
未来「私も寝ます。おやすみなさい」
俺は、また「おやすみ」という一言が言えなかった。
〈当日の朝〉
永井「んん…もう朝か…今何時だ……?」
俺は飛び起きてすぐに時計を見る。
永井「八時十分か⋯まだ寝れるな…」そうしてまた眠りにつこうとした瞬間。
永井「今日デートの日じゃん!!!!!」思い出した。
俺が、よく見るラブコメ主人公はカーテンを開け「気持ちいい朝だ」と意識高めなことを言ったりしているイメージがあるが、俺の場合は違う。
普通の時間に起き、普通に朝ごはんを食べて、普通に準備する。
俺は主人公のような人間ではないのだと改めて痛感し、心が痛い。
そんな事を考えながら、ショート動画を開く。
永井「あれ?今何時だ?」
そろそろ準備するかと思い時計を見ると、十二時と書かれていた。
永井「やってしまった!!!!動画見すぎた!」
すぐに支度をし家を出る。電車の時間は十二時十五分。
永井「頼む〜〜〜!間に合ってくれ!!」
永井「ギリギリセーフ!!!!!!!」
周囲の人間の目が俺に一斉に向く。俺は大きな声を出してしまったことを認識し恥ずかしくなる。
心の中「最悪なスタートだ⋯泣」
ずっと電車に揺れていると、自然と心が落ち着いてきた。
心の中「あと一駅か…緊張してきたな」
??「あれ??学?」
(急に話しかけてきて誰だ)と思いその人の顔を見る。
??「やっぱ学じゃん〜」
なんとそこには、姉ちゃんがいた。
バレたら面倒なことになるので、ここは裏声を使ってやりすごしかない…
永井「ど、どちら様ですか?」
姉 「やだな〜〜〜学!あんたの姉ちゃんだよ!!笑」
もう無理だと察した俺はこういった。
永井「そうだよ。学だよ…姉ちゃん」
姉 「ふーん笑そんなおしゃれしちゃってぇ笑」
うざすぎる。本当にうざい。
永井「……」
姉 「あれもしかしてデートぉ?」
電車のアナウンス「まもなくドアが締まります。」
心の声「やばい門閉まる!!」
永井「ごめん姉ちゃんまた後で!」
姉 「あ〜待ってよ学〜」
俺は姉ちゃんの声を無視して電車を出て急いで改札を出る。
永井「流石に追ってこないだろ…」
??「学さん?ですよね???」
俺の耳に透き通るような声が聞こえてきた。
未来「こんにちは〜学さん!」
永井「あれ!?家にいるんじゃないの!?」
未来「住所送っただけじゃ、学さんわからないと思って笑」
なんか少し馬鹿にされているような気がしたが、実際どうやって行こうか分からなかったので好都合だ。
永井「わざわざごめん!ありがとう!」
未来さんは、ドヤ顔でこう言った。
未来「いえいえ!全然大丈夫です!」
最悪なスタートだったが、今最高に幸せだ。
今回も読んでいただいてありがとうございました!
毎日投稿できるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします!!




