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模試恋  作者: け
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3/8

〈第三章〉十二月

「模試×恋愛」と言う新鮮な物語ですのでぜひ読んでみてください

〈三章 十二月〉

あの日以降話すことはなく、あっという間に十二月の模試の日。しかし、俺は前日風邪を引いてしまったのだ。未来さんに連絡しようと思ったが、そんな勇気もなく、時間が過ぎていった。

永井「十六時か…」

もうとっくに模試が終わっている頃だ。そんな事を考えながらスマホを見ていると…

スマホ「ピコッ」

永井「どうせ公式メッセだろ」

俺は連絡する相手は姉か母しかいないので、通知はすべて公式メッセと認識している。

一時間後、いやいやスマホを見ると未来さんから連絡が来ていた。

もっとはやく、見るべきだった

〜スマホの画面〜

未来「今日模試の会場にいませんでしたが、大丈夫ですか?」

永井「少し風を引いただけですよ。心配かけてごめん。」

本当は心配してくれて嬉しい。本当に嬉しい。

未来「いえいえ!」

永井「今回、未来さんに会えなくて少し寂しいよ」

俺は何を言っているんだ!!!頭が回らない…

既読がついてから三分ほどたったあと返信が来た。

未来「今回の模試で会えなかったので、今度会いませんか?」

俺は叫んだ。これはデートのお誘いなのか?そうなのか?そうだよな!

永井「本当に?!」

未来「はい!ぜひ行きましょう」

胸がすごくドキドキしている。こんなの初めてだ。

永井「じゃあいつ集合にする?」

未来「学さんはいつがいいですか?」

永井「じゃあ十二月二十三日はどうかな?」

本当はクリスマスイブの日にしたかったが、それだとほぼ好きだと言っているようなものだ。

未来「申し訳ないのですが二三日は塾がありまして…二十四日はどうですか?」

これはたまたまだよな!偶然だよな!。そんなことを思いながら、淡々と文字を送る。この時間が一生続いてほしい。

永井「俺も空いてるからそこにしましょう。どこに行きますか?」

未来「私達は受験生なので、私の家で勉強しましょう。」

家だと!?!?いや全く変なことは想像していない。ただの勉強会だぞ俺!

永井「家にお邪魔しちゃっていいんですか?」

未来「はい!実は友だちを家に呼ぶの夢で。」

そうか。未来さんは、天童グループのご令嬢なんだよな。でも俺にはそんなの関係ない

永井「そうなんだ。じゃあ俺が第一号?笑」

未来「そうなりますね笑」

未来「後で、私の家の住所を送りますので、二十四日の十三時集合でいいですか?」

永井「うん。ありがとう。また連絡します!」

未来「はい!」

風邪を引いて、良かったと思った日は今日が初めてだ。

今回も見てくれてありがとうございました。

次回はついにデート編です!

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― 新着の感想 ―
第三章まで一気に読みました! 学くん、リアクションが全力すぎて最高です(笑)。第一章の声量ミスから、第二章の連絡先交換、第三章の「会えなくて寂しい」まで、少しずつ勇気を出す姿にニヤニヤが止まりません!…
模試の会場で毎回となりになる子、という設定がすごく新鮮で、受験生ならではの視点だなと思いました。月に一回しか会えないから、次の模試が楽しみになる気持ちがよく伝わってきます。 学くんが心の中で話しかけ…
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