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模試恋  作者: け
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〈二章〉十一月

「模試×恋愛」という新鮮な物語なのでぜひ見てください!

〈二章 十一月〉

時は過ぎ、十一月。

俺の今回の目標は未来さんの連絡先を聞き出すことだ。

なぜなら、一カ月に一回しか会えないのは、俺が寂しいからだ。

今回俺が考えている作戦はこうだ!

〜永井の妄想〜

永井「久しぶり!連絡先教えて!」

未来「いいですよ!」

俺は(これは完璧だろ)と思いながら、模試の会場の席に着く。

しかし、隣には未来さんではなく、見知らぬ男子が座っていた。

俺はいつも隣に未来さんがいるのが当たり前と勘違いしていた。

そんな自分が恥ずかしくなった。

その日の模試は、一問も解けずに終わってしまった。

帰り道、しょんぼりしながら歩いていると、綺麗な女性の声がした。振り向くと、そこには未来さんがいた。

未来「学さーん!!!!」

永井は驚きながら、

永井「未来さーん!!!!」

と返事をする。

未来さんがこちらに近づいてくる。

未来さんは息切れをしていて苦しそうだ

永井「大丈夫ですか…?」

未来「すみません…大丈夫です…」

未来「このキーホルダー学さんのですよね?」

永井「落としていましたか!?すみませんありがとうございます。」

未来「いえいえ!」

俺は少し俯きながら言う。

永井「今日は同じ席にはなれませんでしたね…」

未来「私もびっくりです。」

永井「いつも隣にいるかと思っていました」

完全にこれを言ったのはミスだ。

前から俺が意識していたみたいじゃないか。

未来さんが口を開く。

未来「私も前からずっと一緒だったのでびっくりしました」

永井「え!?」

思わず驚いてしまった。

未来さんは自分が言っていることの意味に気づき、顔を赤らめている

未来「これは…その…意識してたとかじゃないですよ!!!」

永井「わかってますよ!大丈夫ですよ!」

永井「…ところでよかったら…」

未来「???」

永井「俺と連絡先交換しませんか!」

未来さんは少し驚きながら、

未来「ぜひ繋ぎましょう。学さん」

永井「ほんとに!?やったー!ありがとう!!』

未来「喜びすぎですよ学さん笑」

永井「ごめん。はしゃぎ過ぎた笑」

およそ二十分の間、会話をし、黒い車が近づいてきた。

??「未来様。お迎えにあがりました。遅くなり申し訳ございません」

未来「お迎えきちゃった…また今度の模試で会いましょうね」

俺は嬉しそうに答える。

永井「はい!また今度」

こうして、俺は、無事に家に着いた。

でも俺には一つ疑問がある。

それは、未来さんが、「未来様」と呼ばれていたことだ。

俺は検索サイトで、「天童未来」と検索した。

永井「は? え? 未来さん!?、あの天童グループの……!?」

なんと、未来さんは、あの日本一の企業と呼ばれる天童グループのご令嬢だったのだ。

俺は連絡先をあんなに気軽に交換してしまったことを後悔しながら、模試の自己採点をする。

スマホ「ピコッ」

俺は、スマホを見た。

すると、未来さんから連絡が来ていた。

俺は飛んで喜んだ。

そして、何が来ているのか確認した。

〜スマホの画面〜

未来「今日はありがとうございました。次の模試でもたくさんおしゃべりしましょうね」

永井「こちらこそありがとう。」

永井「まさか、未来さんがあの天童グループのご令嬢とは思わなかったよ笑」

未来「なんで知っているんですか?」

未来「教えていませんよね。」

俺は焦りながらスマホに文字を打ち込む

永井「ごめん!単純に未来様と呼ばれていたから気になったんだ」

未来「あなたは、特別扱いしませんか…?」

未来「学さんは、私がご令嬢とか関係なく接してくれますか?…」

俺は少しびっくりしたが、すぐに返信した

永井「当たり前だよ。俺にとって未来さんは未来さんだ」

未来「ありがとうございます。そう言ってくれて嬉しいです。もう遅いので寝ますね。」

永井「もうこんな時間だしね。俺も寝るよ」 

こういう時「おやすみ」と言える男になりたかったが、俺にはそんな勇気はなかった。

今回も見てくださってありがとうございました!!

引き続きよろしくお願いします。

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