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青年の屈辱  作者: 船五郎
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バイトを始めた勇樹

学校にも入れず、行き場を失った勇樹。彼はオカルト商品を買うため行動を起こす。

勇樹は夕刊配達を辞め、朝刊だけを配ることとなった。

新聞屋の所長から原付バイクの免許を取って部数を増やさないか、と言われた。そうすれば給料も格段に増える。

しかし勇樹は原付の試験に3回も落ちてしまった。

とりあえずは自転車で朝刊だけを配るしかなかったのだが、それでは給料は微々たるものだった。

勇樹はなんとしても高額なオカルト関連商品を購入したかった。

勇樹の両親は、勇樹が怪しげな商品を通信販売で購入しているのは薄々感づいていた。

しかし勇樹は家族には黙っていた。


勇樹はそのころ18歳に達していた為、他にバイトを探そうと思った。

アルバイト情報雑誌をを買ってきてバイトを探し始めた。しかし中卒で無職の彼はなかなかどこも受け入れてはくれず、バイト探しは難航した。

たまたま運送会社の短期アルバイト募集を見つけ、行くこととなった。

ところが人間関係や作業の手順が呑み込めず、すぐに辞めてしまった。

その後もやし倉庫に採用になったが、そこでも同じ結果だった。

「何をぼさっと突っ立っている、さっさと仕事しろ!」

こんな風に言われ、長続きがしないのだ。

やがてファミリーレストランで調理補助のバイトをすることになった。

しかしそこで同じバイトに来ていた同い年くらいの女の子に惚れられ、アプローチをかけられた。勇樹は一瞬気分が舞い上がった。自分にも彼女が出来ると思った。妙に嬉しかった。彼はそのころ若い女性が気になりだし、しきりに女性を追い求めていたのだ。

しかし勇樹は内向的でうぶで恥ずかしがり屋だった為、自分から女の子に声をかけるというのは至難の技だったのだ。

それを向こうの方から来るというのは勇樹にとっては好都合だった。

ところが勇樹の無口な姿勢や、話しかけても反応がなく、なんとなく普通とは違うような素振りを見て彼女は離れていった。

またそのレストランでも物覚えが悪いとか言われて、結局そこも辞めてしまった。


その後勇樹は飲食店をメインにバイトを探しまくったが、どこも素性の分からない勇樹など雇ってくれるところはなかった。


勇樹はバイトにも馴染めず、どんどん行き場を失っていく。その後の彼の人生はどうなるのか⁉

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