表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青年の屈辱  作者: 船五郎
10/15

オカルトに夢中になった勇樹

勇樹はあるオカルト雑誌に惹かれていく。

都心のマンションに引っ越した立花一家。母親は早速仕事を探し始めた。父親は高齢で働けず、また裁判が続いていた為、母親が世帯主となり、一家を支えることとなった。

自分の人生に何か因縁めいたものを感じた勇樹は、それを取り去る方法を探す為、書店を駆け巡った。それを取り去ればまたテツと暮らせると思ったのだ。

勇樹はあるオカルト雑誌を見つけた。その雑誌には勇樹の興味をそそる内容がいっぱい書かれていた。

アメリカ政府による宇宙人隠蔽工作、ノストラダムスの大予言、フリーメイソン。いままでの常識を覆す内容だった。

勇樹の一番目を惹いたのはその雑誌に掲載されていた通信販売の広告だった。

「ラピス」「ヒランヤ」「サブリミナルテープ」「ブレインシンクロナイザー」「魔術講座」

勇樹は自分の運命を変えるのはこれしかないと思った。

勇樹はそれらの商品を買うため早速新聞配達を始めた。

最初は朝刊だけ配っていたのだが、やがて夕刊も配ってくれと言われて、夕刊も配るようになった。しかし小遣い程度の給料しか貰えなかった。勇樹はそれらの給料を通信販売の開運商品、潜在能力を引き出す講座や道具を買うことに充てた。


勇樹は夕刊を配ってて感じたのは、自分が新聞屋の職員によく間違われることだった。本来ならばまだ高校生ぐらいの年齢なのにである。

なんとなく自分が老けて、大人びて見られていると思った。

勇樹にしてみればこれは許せないことだった。自分は精神的にも未熟で幼いのにそんなふうに見られるのは嫌だった。


やがて勇樹が動物の専門学校に入れる日が近づいてきた。

勇樹は専門学校に入るので夕刊を辞めることとなった。しかし動物の専門学校は生徒数減少の為、生徒を募集してなかった。

勇樹は新聞屋の職員に間違われるのが嫌だったため、結局嘘をついて、夕刊をそのままやめてしまった。しかし朝刊だけは配り続けることとなった。


学校にも入れず行き場を失くした勇樹。その後彼の取った行動とは⁉

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ