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第3話 面白そうなので外へ行く準備をする

本日最後の投稿です。読者が増えるように時間を変えて投稿するなどという作戦に出た作者に慈悲をください…

明日は12時に投稿するので是非とも読んでいってください。


読者数が多いことで毎日更新のモチベーションが上がるので是非ともお願いします。


いざ外に行こうと考えたけどこのまま行くのはさすがに危険すぎる。もしかしたらこの外はマグマで酸素がなかったり…なんて思ったけど、そういえば最初に起きた時は外にいたよな。寝ぼけていてよく覚えていないけど風が心地よくて日の光のおかげでポカポカしていい陽気だったような気がする。ちゃんと覚えていないけど。


まあ環境的には問題なかったはずだ。ちゃんと覚えてないけど。だけどモンスターに関しては違う。あの時はたまたま何もいなくて無事だったけど、もしかしたらドラゴンの棲家かもしれない。まあドラゴンくらいなら問題ないけど。もしかしたら未知のめちゃくちゃ強いモンスターかもしれない。

…それはそれで是非とも会ってみたいな。まあそんなヤツがいて今の体力と防御ではワンパンでやられてしまうかもしれない。


防御特化型の装備で耐えても良いが戦っても勝てない相手だった場合のことを考えると逃げるのに特化した装備の方が良いだろう。この手の装備は普段から使っているので一番慣れている。こういった際にわざと普段使わないような性能の装備よりも日頃から慣れている装備の方が死ぬ確率も少ない。


戦えばいいじゃないかと思う人もいるかもしれない。別に戦えるのなら戦ってみても構わないのだが俺自身に問題がある。別に戦うのが怖いというわけではない。むしろ戦ってみたいという気持ちはある。


しかし俺の職業は完全な作成特化型なのだ。職業は初めに5つの初期職業を選んでからレベルが上がるごとに上位職業や特定の条件をクリアしたことによる特殊職業などがある。特殊職業のほとんどは戦闘職系で生産職と作成職は上位職業がほとんどなのであまり人気はない。


俺はそんな作成職のみに特化した特殊なプレイヤーなのだ。なので戦闘能力は戦闘特化型の職業を選んでいるプレイヤーならばレベル差が50開いたとしても同じランクの装備条件だった場合負ける可能性の方が高い。だから外に出るとき装備だけはしっかりとしたものを選び、難癖をつけられた際も逃げられるようにしてある。


その装備は宝物庫に預けているので取りに行こう。それ以外にも必要なものだったりこの世界において俺の持っている武器がどの程度通用するかの実験も必要だろう。もしもこの世界の生き物全てが恐ろしく強い場合はここに引きこもって何らかの対抗手段を完成させるまで延々と作成し続けよう。そんなのも面白そうなので少しワクワクしてきた。


食事の片付けを自動人形に任せて俺は宝物庫へと向かう。この家の中ならば『どこにでもドア』で一瞬で移動できる。こんな便利な未来機能をすべての部屋に実装しておいてこの時ばかりは本当に良かったと思える。この『どこへでもドア』も作成するのに大量のレアアイテムを消費したので苦労したのだ。あの時の俺よくやったよ。


そんなことを思いながら扉を開くと扉の先から溢れる光に目が眩んだ。何事かと思いその光に目を慣らしやっとの思いで目を見開く。

そこには今までに見たことのない金銀財宝の山があった。いや、山なんてものじゃない山がいくつも連なって山脈のようにそびえ立っている。


その山脈にはどこからか金貨が降り注いでくる。上を見ても天井があまりにも高いためか壁の部分が見当たらない。ただどこからか金貨が降り注いでくるのだ。なぜ金貨が降り注いでくるか一瞬わからなかったが思い当たる点が見つかった。


それはこのゲームの特徴というべきものだろう。このゲームには特許権が存在する。新しいアイテムを見つけた際に初めに見つけた人が運営にそれを報告。するとワールド全体にニュースとして伝わりその作成方法が提示される。そして他のプレイヤーがそのアイテムを作成する際に利用料として一定の金額を運営経由で発見者に渡されるというわけだ。


俺自身もいくつか特許を持っているので毎月のように金貨が振り込まれているのだが異世界に行ってもそれが運用されているらしい。もしかしたら異世界じゃなくてゲームの世界なのか?もう訳が分からなくなってきた。


仮にこの世界が異世界だとしてもこの金貨には使い道がある。このゲームの設定ではこの金貨は古代のもので多くの特殊な魔力を含んでおり一定ランク以上のアイテムを作成する際、モンスターを召喚する際などに消費される。


まあこれだけあるとさすがの俺も使い切れないのでいつもは無駄な買い物をしていたがもうそれも厳しいだろう。まああって困るものではないので気にすることはないだろう。

……金貨でこの部屋がいっぱいになるなんてことないよな。


正直これだけの金貨や財宝を目の当たりにするとテンションは上がる。まあ上がるのだがそれも初めのうちだけだ。今となっては正直目がチカチカしていてうっとおしい。眩しくてしょうがないのでとりあえず『減光』のスキルを使用して問題ないようにしている。


スキルというのは魔法とは違った職業ごとの特殊技能のようなもので戦闘系なら戦闘用のスキルがある。俺の場合は作成系のスキルだけなので地味なのが多い。この『減光』も鍛治の際に目がくらむのを防ぐためのものなのだが、戦闘においてもまあせいぜい目くらまし防止用だろう。


『減光』のおかげでわかったのだがこの倉庫は他にもいくつかの部屋に分かれているようだ。他の部屋も金銀財宝で一杯である。奥の部屋でゴーレムやら自動人形たちが休むことなく俺のアイテムを整理している。


あれだけ頑張っていてもまだまだ整理されていないアイテムが山のようにある。本当にいつの日かこの部屋全てが金貨で覆い尽くされてしまいそうだ。無駄に金貨を使うこともできそうにないのにこの状況はまずい。今度倉庫を増築する必要があるかもしれない。


そんな金貨だらけの部屋の中央に金貨が避けられた場所がある。そこにはまたひときわ絢爛豪華な宝箱がある。ゲームの際はこの宝物庫にはこの宝箱だけが存在し、周囲の見た目は一定に定められていた。金貨の量やアイテムによって見た目を変えるとシステムに負荷を与える一因になるしそこまで注意して見ているプレイヤーは少ないとの判断だ。


そんなシステム上の問題から切り離された今はこのように本来あるべき姿を見せてくれている。今度宝物庫に陳列されているアイテムを見ていっても良いかもしれない。間違いなく興奮しテンションも上がるだろう。ただ量がすごそうなので全て見終えるまでに何日かかるか分からない。


さてここからが問題だ。今俺の目の前にあるこの宝箱。本来の、ゲームの時ならば開くとそこから宝物庫に預けてある全ての装備を閲覧し取り出すことができる。しかし今は現実のものとなっている。もしかしたらゲームの時のその機能は失われ一つ一つアイテムを探す羽目になるかもしれない。流石にそんなものは勘弁してほしい。


恐る恐る宝箱に手をかける。緊張のあまり口の中が乾いてくる。変な汗まで出てきた。そこまでかと思う人もいるかもしれないが思い出して欲しい。俺は作成プレイヤーなのだ。アイテム作成には材料がつきもの。その材料も全てこの宝物庫に収納されている。


つまりアイテム作成のたびに必要なアイテムをここから探し出さなくてはならないのだ。はっきりいってそんなものどんな苦行だよ。アイテム作成時間の半分以上がアイテム探しになるぞ。


だからこの宝箱を開けるのは想像以上に今後に関わる重要なことなのだ。俺は深呼吸をし、意を決して宝箱を開く。


開けた瞬間。そこには何もなかった。自分でも驚くほど血の気が引いたのがわかる。きっと顔は真っ青になっているだろう。しかしすぐに血の気が戻ることになった。少しばかり遅れてゲームの頃にいつも見ていた宝物庫で宝箱を開けた際に表示されるパネルと全く同じものが表示されたからだ。


ホッとため息をついてからどのようにアイテムが来るのかを試しにやってみるといつものように自身の持ち物内に自動的に転送されている。毎回思うのだが別にこれ宝箱である必要ないよな。伝言板のようなボードでも紙切れでも何ら差し障りないように思える。


そういったアイテムを作成して見ても良いのだがまあこれも雰囲気づくりというかお約束というか大事な文化のような気がするので手を出してはいない。やることがなくなってその時に気が向いたらやることにしよう。


俺は早速装備とアイテム整理を始める。これは重要なこと

      なのでいつもに増して慎重に吟味する。アイテムを満タンに持っていくとアイテムの回収ができなくなるので収納量は半分程度に済ませておく。


装備は作成系と逃走用、索敵用など戦闘用を除いたある程度の装備を用意する。戦闘に関してはどの装備でもある程度はできるので問題はないだろう。もっとも本気の戦闘用装備はアイテム消費が激しいので滅多なことがない限り使わなかった。それにこの世界では消費されたアイテムを補充できるかも怪しい。ならば戦わないに越したことはない。


「こんなものかな…飯も水もあるし、キャンプできるようになっているし外の世界でも楽しもうかな。」


すぐにこの『異次元の夢の国』に戻ってこられるのだが、どうせなら異世界を満喫しよう。もしかしたらゲームの時のままの可能性もあるがまあそれでもゲームの時とは違った感じを味わえるだろう。


現地人に会った時のために色々とアイテムを持ってきている。売っても問題ないようなアイテムをいくつか持ってきたので現地の資金源調達も問題ないだろう。気分はちょっとした旅をする商人だ。この世界では証人としてやっていくのも面白いかもしれないな。


アイテム作成だったらいくらでもできるし現地の珍しいアイテムを探すのも楽になるかもしれない。うん!なんて完璧なアイデアだ。そうと決まったら自分の設定とか偽名とかも色々考えた方が良いかもしれないな。なんだかゲームのキャラを作っているようでワクワクしてきたぞ。


それじゃあ早速新しい世界へレッツラゴー!





さて本日最後の更新ですが正直この3話全てのアップロード自体を前日の夜中に行っているのであとがきや前書きで変なテンションで変なこと書いてるかもしれません。もしも変なことを書いていたら暖かい目で見守ってください。

おそらく次の日あたりに恥ずかしさで身悶えているので。

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