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キアーロ王国

一週間かけてキアーロ王国に到着し、スクレッツァ兄妹がキアーロ王国の王族に挨拶し、私達家族は観光に行くはずが何故か私達まで客として招かれた。


え、旅の道中?

私がアレクさんを避けまくって、陽菜と交代して紫凛様の脱走癖を抑え、黒鈴様に男状態だろうと舐めるように見られてたリアンに合掌し、団員達に励まされたりという状況だったけど?

私はもう、最後のことの恥ずかしさを味わいたくない。


そんな私の状況は。



「これ、美味しいな」


「確かに」



鈴蒼と一緒に、食べ物屋巡りをしている。

陽菜とレイン、リアンは服屋巡り。

城から抜け出しました、はい。

堅苦しいし、私達は元々黒鈴様からの依頼で共に来たのだ。

しかも依頼内容は行き帰りの護衛、キアーロ王国の王族に客人扱いされる理由が無い。

……心当たりは、私が神狐で巫女だということだが。


……あ、この牛肉の串焼き、美味しい。

味付けは塩だけなのに!




この時の私は知らなかった。


陽菜の中に流れる血のことも。


彼女に関係することを。


まだ、何も。

フラグを立てました。

今回は陽菜に関することです!

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