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依頼されました
「はい?」
きょとんとしてしまう。
今、自分の前にある椅子に座った国王は何を?
「だから、護衛を依頼したい」
あ、空耳じゃなかった。
「ちなみに陽菜も含めてだ」
カップケーキを食べながら黒鈴様は言う。
おかしいな、カップケーキのサイズは普通より一回り大きいのに。
私と陽菜の分まで普通にいけそうだぞ、黒鈴様。
ちなみに陽菜がしたカップケーキのデコレーションは、何故かひまわり模様だった。
「私もですか?」
陽菜は若干、疑うように見ている。
仕方ない、私が前に見に行った彼女のバイト先にしようとした場所は……うん、ピンク系とだけ行っておく、通報したが。
それにまだ陽菜は魔力をコントロールする訓練をしている。
私の場合は自然とコントロール出来る環境になったから、今は神狐にならないように気をつけている。
「ああ、紫凛の護衛なんだが…」
「あ、納得しました」
紫凛様、護衛を撒こうとするもんね。
…………私達に護衛依頼をするのは、それが理由か。
「頼む」
三個目の、半分ほど食べたカップケーキを皿に置いて頭を下げようとする黒鈴様。
それに即答で承諾し、頭を下げようとした彼を陽菜と阻止した。
あと、結局私達の分のカップケーキも食べれた黒鈴様を見て、意外と大食漢なのかなと考えた。




