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準備(リアン視点)
化粧に詳しくないので描写を省きます。
したことあるのは、七五三の時と口紅くらいですので。
私、リアンは現在進行形で天宮月華という巫女の侍女である。
偽物の、だが。
あ、私は性別によって一人称が変わる。
今は女だ。
月華はかなり強い。
それはもう、女で年下なのか疑うほど。
私は十七で彼女は十五のはず…。
何であんなに強い。
そんな月華は今、着慣れてないというドレスを斬るのに苦戦している。
手伝おうとしたが、自分でやってみたいと言っていた。
扉の方は静かだ、おそらく宰相を呼びに言ったのだろう。
問答無用で月華を手伝う。
月華に似合うと思い、買ったのは鮮やかな蒼いマーメイドドレス。
薄い布が何回か重なったシンプルなそれの裾には透明な宝石、パーティーで女が使うシルクの手袋は黒で、繊細なものにされた偽隷縛の腕輪と合う。
首にはシンプルな雫型の青い宝石。
最後に化粧。
かなり薄く化粧することにした。
準備が終わった月華はかなり綺麗だった。
あ、口紅拭おうとするな。




