↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/50

記憶に無い男

急展開となります。

ある意味、懐かしいキャラが登場。

ギルドからの帰りだった。

陽菜の属性が判明した翌日で、まだ修行も始めていない。


さて、目の前にいる男をどうしてくれようか?


胸下までの、少し癖のある銀髪に碧の瞳の男。

服装は旅人のようなものだが、そうじゃないことを隠しきれていない。

この男は旅人ではない。

おそらく他国の、それも城などに勤める者だろう。


今いる場所は路地裏、人が来ることはめったにない。

私の腕は拘束魔法か何かで動かず、縄で縛られている。

布を使って猿轡サルグツワまでされ、言葉も出ない。

ピンポイントで私を狙い、ここに連れてきたということは……確実にフィアンマータ王国の城内部の者だ。

そして私の顔を覚えてるから、誰なのかは限られてくる。

それでも数は多い。



「やっと見つけました…巫女……」



そう言われ、一瞬で冷たい目を向ける。

私が巫女だと知りながらこの扱い……こいつらは、巫女を道具だと思ってるな。

悪いが、道具にされる気は皆無だ。


魔力を細かく、鋭く練る。

練られて鋭くなる魔力は放出を求め、暴れようとする。

それを抑制し、男へと狙いを定めた。

詠唱を破棄し、一気に魔法を放つ!



「!?『ブレイク』!」



氷の槍を放つと男は驚き、特殊属性である“破壊”の魔法を使う。

すると氷の槍は壊された。

私が敵意を持ってることをやっと理解したのか、男が苦い表情になる。

何で気づかないのさ。

再び魔法を放つために魔力を練り始める。



「だから言ったでしょ、宰相サマ。巫女が追い出した俺達に敵意を持たないわけがないって」



首に衝撃を感じる。

それと同時に私の意識は闇に落ちた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。