再会!
9月25日 大幅加筆修正
9月20日 微妙に加筆修正
ここはどこにでもあるような簡素な宿だ。
居心地よく過ごすために綺麗に掃除されたこじんまりとした客室には、小さな木のテーブルと椅子、ベッドしか置かれていない。
庶民向けの宿であるため、けっして豪華な家具等ではないのだ。なんかこう、手作り感溢れる、みたいな?
それなのに、なんだかルイがそこに居るだけで高級家具に見えるとは…おそるべし、キラキラ族!
はい、現実逃避とか良くないですよね。
目の前の、信じられないといった顔をして固まったルイに、ため息を吐く。
ああ、めんどくさいから逃げ出してしまいたい。
あ、もう逃げないと決めたのに早速逃げようとしてしまった。
けれど!言わせてください。
例えばですよ?長年、結婚したくないと思っていた許嫁と、実は昔両想いだった、という事実を思い出したとして、いきなり、素敵!結婚します!とかなりますかね?
まるで私じゃない誰かの恋愛小説を読んで、その相手に恋をする。
今の私にしてみれば、ルイはやっぱり、苦手意識の塊である完璧王子様のままな訳で、勇者になって結婚阻止してやる、という目的も変わらないまま。
きっと、過去の私はそこまで考えていなかったに違いない。
ずっと、ルイを好きなまま変わるはずなんかないんだと。
けれど、時というのは残酷なもので、仕舞い込んでいた想いは風化してしまうし、忘れてしまう。
時折、思い出したように燻って主張したりもするけれど。
「…っ、リア?なんで」
「いや、なんでといわれても。記憶が戻ったからといって、はい、結婚します!とかならないですよ」
「ぼ、僕たちはその、両想い…だったよね?」
頬を染めて、しどろもどろにそう言うルイは、正直私が男なら嫁にしたいと思えるほど愛らしかった。
いや、どう考えてもおかしいでしょ?!ルイは間違いなく男性で、私は…その、乙女って奴なんですが。
だが、駄目押し!とばかりに、上目使いで、それも若干涙目で見つめられれば、私の鋼の意志も揺れそうになる。
「その、確かに両想いだったみたいですけれど…幼い頃のことですし、私としては実感わかないといいますか。むしろ、私としては最近の感覚の方が強いので…ひぃいい!?ル、ルイ様、逃げたい、というのが正直なところですかね」
過去の私のことは知識としては理解しているけれど、感覚が伴わないような、そんな状態なのだ。だいたい、2つの記憶とか感情が混ざり合えば、より最近の、強い気持ちの方に左右されるのは仕方ないことだと思う。
それにしても、よし、私よく言った!絶対前なら言えなかった。
小さく心の中でガッツポーズをしつつ、ルイの方を見れば、
「…そっか。確かに、リアにとっては遠い昔の出来事なのかもしれないね…」
明らかに、見た目に悲しく寂しげなルイの苦笑が突き刺さる。
う、罪悪感が。そんなに悲しい顔しないで欲しい。けれど、今の私にはどうすることもできない。だって、事実遠い昔の出来事なのだから。
「今はごめんなさい、としか。けれど、それとは別に、今このまま国へ帰っても私は“不釣り合いなできそこないの許嫁”のままですし、何よりこの剣の腕を人のために役立てることができるなら、頑張ってみたいと思うんです」
あの、死ぬ思いで飛び出した故郷。何もできないまま、ルイに連れられて帰るなんて考えられない。
それに、今のままフェルトリーリエへ帰っても何一ついいことなんてないのだ。
結局は人騒がせをした、家出をした、そう言われて、今までよりマイナススタートとなる。
前進どころか激しく後退、なんてことになってしまう。
その評価はこの先も変わることなんてないだろうし、それでは意味がない。
もし、国へ帰ることになったとしても、やはり勇者となって、どうどうと国へ帰りたい。魔力無しにだってできることがあるのだと証明してやりたい。それで人助けまでできれば最高なんじゃないかと思う。っていうことにしておいてください。
え?いやその、わりと考えなしで国を飛び出してきたので…まあ、後付けの理由といいますか。
だって、結婚したくない、だけだとルイが認めそうにありませんしね。
ここは、私の人生においても、重要な選択の場面だと思うんです。
生きるか、死ぬか、選択肢しだいで、ハッピーエンドにも、バッドエンドにもなるみたいな。
ある意味物語の最初でラスボスが出てきたようなものですよ。
なんとしてもルイから逃げ切る。そうして、迷宮に入ってしまえばこちらの勝ちです…多分。
「ですので、記憶を取り戻した、新たな私として言わせていただきます。やっぱり勇者になりたいんです。どうぞ私のことは忘れて幸せになってください!」
「そんな!リア、どうして!?そんなにも僕の事が嫌いなのか」
「いえ、嫌いというよりは…苦手?じゃなくて!ほら、人助けとか、そういうあれだってさっき言いましたよね?!」
「どこが!?全部直して見せるから、だから、リア」
「えー、ちょっとそれはその、黙秘権を行使します!ともかく話は終わりです」
今にも泣きだしそうなルイに対して、本当にいたたまれない気持ちになるが、完璧王子みたいなところが苦手、なんていったらどんな恐ろしいことになるか想像もつかない。
私の不用意な一言のせいで、いきなり破壊神とかになられても困る。
おとぎ話に出てくる王子様のような容姿に、世界一の魔法使いで、対外的には人当たりのいい笑顔をした(うさんくさいともいう)、賢く優しい王太子様。
その隣に立つ、魔力が無い平凡な私。間違いなくひきつった笑顔だ!
ないない、ありえない!
加えて、知りたくもなかった恐ろしい事実。
どうやら私は不可解なことに未だに思いっきりルイに愛されているらしい。
それってつまりは、こんな未来だってあるかもしれないのだ。
――結局、私は勇者になることができなかった。
あの後、システィシャさんと泣く泣く別れ、私はルイとともにフェルトリーリエ王国に帰ることとなった。
そうして、抵抗する間もなく、王宮に連れて行かれて、そのまま結婚。
また逃げられては困ると、私は部屋から出ることができなくなった。
「リア、どうしたの。また外なんか見て」
「…ルイ」
結婚して早3年。私たちの間には、一男一女が生まれ、そしてまた新たな命が私に宿っている。
どの子もルイによく似ている。つまり、やたらと魔力が高く美形な子供だ。
私が産んだのでなければ、とても私の子供だとは思えない程、私に似たところはない。
「ねぇ、私もう逃げたりしないから。だからお願い。外に出させて」
「駄目だよ。リアは嘘つきだから。きっと、また僕を置いて行ってしまうに違いない」
そう言って私を抱きしめたルイの手はかすかに震えている。
苦しいほど強く抱きしめられて、私は諦めにも似た絶望感で一杯になる。
あの時、どうして私は勇者になれなかったんだろう。
そう後悔しても遅い。わかっているのに思わずにはいられない。
こんな未来を望んだ訳じゃなかったのに…――。
うん、ありえそうで怖い。ありえないと笑い飛ばせないことが本当怖い。
自分の妄想ながら、本気で恐ろしいと思ってしまった。
これは絶対に回避しなければならない最悪の未来だ。
ま、まあこれはあくまでも私の妄想な訳で…実際は、とルイに聞きたくても、「え?当たり前だよ。監禁するよ」とか言われたりしたら、その時点で終わった!という感じになってしまうため聞くに聞けない。
「なら、せめて僕も一緒に…」
「フェルトリーリエはどうするんですか?仮にも王太子ですよね?ついてきたら許しません」
「だって!リアが心配だし、何よりリアに悪い虫がついたらと思うと、僕は」
「大丈夫ですから!私の不名誉なあだ名知ってますよね?貧相な豆狸ですよ、ないない絶対ないです」
むしろついてこられたら困る。間違いなく、ルイがさっくりあっさり魔王倒して、そのまま国へ帰り即結婚…あれ?期間が遅くなっただけで、結局ラストは変わりませんよね。
そうじゃなくて、私が勇者になってさっくり魔王とか倒しちゃったりして、勇者年金とかいうのを貰って、こっそり隠居する、これこそが目標な訳ですよ。
何も監禁されちゃうかもしれないような暗黒結婚生活を送りたい訳じゃない。
残念ながら私にそっちの気は全くありませんからね。
「君は自分のことをよくわかっていないだけだよ!その愛くるしい瞳に見つめられるだけで、僕がどんな気持ちになるか知らないくせに」
真顔で何言ってるんだこいつは。
熱に浮かされたようなルイの歯の浮くような台詞に、鳥肌が立った。
くっ、敵は思った以上に手ごわいようだ。
こちらの精神力が一方的にすさまじい速さで削られていく。
「一回お医者様に見て貰った方がいいです。そうですよ、今すぐ国へ帰って王宮の医師に診てもらってください」
「僕は健康そのものなんだけど。ああ、でも、君への想いは医者にも直せるものじゃないから」
「っっ!ともかく駄目なものは駄目です!少しは私を信用してください!ついてきたら…一生口利きません」
「そんな…」
今度こそ話はこれでお終いだとばかりにそっぽ向けば、ルイがこの世の終わりみたいな声を出して…無言で立ち上がる。
そうして、見たこともない艶やかな顔で微笑んで、聞いたこともないような甘い声で、「マリアベル」と私の名を囁く。
まずい、ど、どうしたら!?と、私がおろおろしていると、それから少しして、部屋の扉がゆっくりと開いた。そちらを見れば、システィシャさんと、あの街で出会ったお兄さん?が苦笑交じりに部屋へと入ってきた。
「話が一段落ついたようなので入らせて貰いましたが…お邪魔でしたか?」
「システィシャさん!いえ、邪魔なんかじゃ!むしろ助かりました。ありがとうございます、さすがシスティシャさんです」
「具合の方は大丈夫かしら?軽く診させて貰ったけれど、問題は何もなさそうだったからそんなに心配はしてないんだけど」
ちょっと診させてもらうわね。
そう言ってお兄さん?が手際よく私の手を取って脈を計ったり、熱を計っていく。
そうして一通りの診察を終えると、満面の笑顔を浮かべた。
「んー、問題ないわ。今夜ゆっくり休めば明日には元気になるはずよ」
「ありがとうございました!…それで、えっと、その」
一体このお兄さん?は何者なのだろう。気にはなるものの、どう切り出せばいいのか、と思案していると、お兄さん?が心得たように頷いた。
「私はね、システィシャの親友でルティウス・アマルフィっていうのよ。今は流れの傭兵やっているけど、医師免許も持ってるから安心してね」
「あ、私はマリアベル・フィア・アルメッティ・グラディウスです!よろしくお願いします」
こちらこそ、と笑顔でウィンクをしたルティウスさんに、システィシャさんが大げさなため息を吐く。
あれ、なんかすごい苦悩の浮かんだ顔してるんですが…?
「全く、お前のような男と親友とは…自分で自分を疑いますが仕方ありません。ベル、この男は私と同郷の出身で、これでも元騎士ですので、素性は私が保証いたします」
「もうやだー、シスちゃんたら照れちゃって!そうそう、私元騎士だったのよ。でもね、騎士らしくないからって可愛いものとか、この言葉使いとか禁止されちゃって。頭にきて辞めてやったのよ」
「なんですかそれ!?酷くないですか!?わかります、わかりますよルティウスさん!私も、さんざん可愛いものは似合わないとか言われ続けましたからね」
今思い出しても腹立たしいが、主に白薔薇聖乙女の会の面々に『頭まで筋肉のくせに可愛いものが好きとか似合いませんわ』とか酷い事を何度も言われた。
全くもって意味不明な理論だが、無駄に絡まれるのを避けるために、家の外では可愛いものを出来る限り避けるようになった。フロランスという、こっそり付けた愛剣の名前が唯一の可愛いものだったかもしれない。
代わりに反動で部屋の中が乙女の魔境みたいな感じになってしまったのは致し方ない事だと思う。
「んまー!酷い事を言う人もいるものね!乙女には可愛いものは必要不可欠なのに」
「そうですよ!可愛さは日々の癒し!」
「…ルティウス、あなたは乙女ではないでしょう」
「何よシスちゃん!心は乙女よっ」
すっかりルティウスさんと意気投合して、盛り上がっていると、何やら視線を感じた。
あー、もうこのパターンはわかっています。
そういえばやけに静かだな、とは思っていたんですよ。いえ、けして忘れていたとかではなく。
さっきのことがありますからね、若干距離をとりつつ、ルイに声をかける。
「…それで、ルイ。何か言いたい事でもあるのですか」
というか、すっかり失念していたが、この2人とルイは今どういった状態なのだろう。
まさか、ルイが身分を明かしたとは思えないが…システィシャさんが部屋に入るとき会話うんぬんいっていたので、姿を消す幻術は解いているはずだ。それならば、簡単な自己紹介(嘘含む)はしてあると考えるべきで。
「リアが楽しそうだな、って。僕と話してる時よりも」
うわ、なんか拗ねてますよ。そりゃ、苦手な王子様と話すよりは、乙女趣味が共通のルティウスさんと話す方が楽しいですけども。
「まあまあ、ルイ君。この年頃の女の子はね、難しいものなのよ」
「そういうもの、なのですか」
「そうよ。ふふふ、たとえば…まあこれは男女両方に通じることだけど、本当は好きなのに照れ隠しで意地を張っちゃったり、好きな人ほど上手く話せなかったりね」
いえ、私の場合好きだからとかじゃないんですけどね!
なんて私の心が届くはずもなく、ルティウスさんの恋愛講座?は続く。
「だからこそ、そこで相手の度量が試されちゃう訳よ!戸惑う相手を優しく包んであげるの」
「なるほど…わかりました。リア、僕は焦りすぎていたのかもしれない。君が遠くに行ってしまうことが怖くて」
「え、ちょ、ちょっと!」
私の手をそっと握りつつ、頬にかかった髪をルイが撫で上げる。
あ、やばい。なんか、胸が。変な風に激しく高鳴る。
現金な自分に呆れてしまうけれど、いつもと違い、こうして真摯にまっすぐ見つめられれば…それも相手は超一級のキラキラ族、不覚にもときめいてしまうのは致し方無い事だと思う。
だいたい、こういう恋愛経験値は0ですからね、耐性がないんですよ。
うう、負けるな私、と必死の思いで目を逸らし、大きく息を吸い込む。
「無駄ですよ。私はなんとしても勇者になってみせますから」
うう、勝った!私は勝った!
超絶美男子の誘惑に打ち勝ったんです。
勝因?日頃から美形を見慣れておくことでしょうか?家族に感謝って奴ですね。
「それなら…リア、ついていく…のは諦める。でも、それで君と離れ離れになったままなのには耐えられそうにない。だから、せめて文通をして欲しいんだ」
「え?」
後ろでキャー!文通なんて素敵!とか叫ぶルティウスさんの声が聞こえるが、そんなことよりも文通…だと!?
私は自分で言うのもなんだが、筆不精という奴だ。
はっきりいってめんどうくさい。
だが、渋る私にルイは更に押してくる。うう、今日は妙に強気ですねルイさん。
「嫌ならいいんだ。僕を倒していくといい。リアには悪いけど、僕も本気を出させて貰うから」
「ちょ、ちょっと待ってください!私は今素手ですよ、武器とかないんですが」
「ふふふ、勇者ともなればそんなこと言ってられないよね?あ、大丈夫。防護結界を張ったから、周りの事は気にしないでいいよ」
そう言うルイの周囲がほのかに発光しはじめる。
まずい、ルイは確か詠唱呪文破棄で上位魔法をバンバン使える。
そもそも、今まで私は直接強力な攻撃魔法というものをくらったことがない。
魔剣士科で剣の修業をしていた時には、対魔法使い・魔女戦においても殆ど魔法を避けていたし、避けられない魔法でも、元々が効果の余り強くないものだった。
一応、私に触れた途端魔法は掻き消えるが、相手は世界一と称される魔法使い。
一体どうなるかわからない。
いつか、戦うその時が来たとしても、今は絶対に避けておいた方がいい相手だ。
となれば、取る手段は一つ。
「わかりました!わかりましたよ!文通しましょう」
「リア、わかってくれたんだね。ほら、僕たちは互いにもっと良く知るべきだと思うんだ。少しの間だとしても、離れるのならなおさら」
「そうですね、はい、それがいいと思います。ですから、その良くわからない魔法を止めてください!!!」
魔力酔いをしたのか、システィシャさんとルティウスさんがぐったりとしている。
部屋の床と壁、ありとあらゆる場所に、意味不明な紋様が描き出され、ルイの身体同様淡く輝いていた。
「まあ、リアが勇者登録に失敗してくれれば問題はないんだけれどね。そうしたら、即結婚できるし」
そう言って、ようやくルイの光が消え去り、元の部屋になった。
確かに、今の私は不安定な勇者仮登録の身分。失敗したら即国へ帰らなければならない。
文通を拒否するということは、つまりは勇者になれる自信がないと言っているようなもので。
仕方ない、私は勇者になる自信があるから、ルイと文通してあげるんです。
そう思わなきゃやってられませんね。
まあ、今を乗り切りさえすれば、このまま雲隠れして、今度こそ私は自由の身に!
「残念ですが、私は立派な勇者になるので、暫くずーっと文通ですね」
悔しさを隠しつつ、そう言えば、ルイが「そうだね」と笑う。
やはり、ああ見えて奴は一国の王太子。私よりも一枚も二枚も上手のようだ。
「じゃあ、リアの元に文通するための魔女を派遣するから。何も心配しなくていいよ」
そうだ。文通をするとなると、手紙を送るための転移魔法を使う魔女か魔法使いが必要となる訳で。まあ、あのルイが魔法使いを寄越すわけなんかないんですがね。
「…変な人はよこさないでくださいね」
「僕がリアのためにならないことをするはずないじゃないか」
そうして、にっこりとルイが天使のような微笑みを浮かべる。
何だか頭の中で激しく警報がなってます。
思わず反射的に後ずさろうとして、がっしりと腰を掴まれた。
「…ねぇ、ここからもう一度始めよう。もう一度、君に恋してもらえるように頑張るよ。愛してる、リア」
ぶわっ、と全身に鳥肌が立つ。なんかやばい。これ本気でやばい目だ。
肉食獣に狙われた草食動物ってこんな気持ちなんだろうか。
もはやイケメンとかそんな次元超えた。キラキラしすぎて目が痛い。
「うふふ、ロマンチックねー、素敵!私もこんな恋人が欲しいわ」
うっとりとした様子のルティウスさんに、あははと全力苦笑いをした後、システィシャさんに向き直る。
うう、本当システィシャさんには迷惑をかけっぱなしで。
「あの…」
「何もおっしゃらなくて結構です。フェルトリーリエの魔女なら優秀でしょうし、却って助かります」
「あら、それじゃあ助かるついでに、私もついて行ってもいいかしら?なんだか面白そうなんだもの」
さらり、と告げられたルティウスさんの言葉に部屋が凍りついたのは…気のせいじゃないのかもしれない。
主にシスティシャさん、ですが!
また…予定まで書き切りません…でした。
次回はやっと初ダンジョンの予定です。
予定ですが、あの方の妨害が…。
それにしてもルイのうざったさが酷いですね。




