第三十二話
詩たちはバイキングでの朝食を食べ終わっっており、デザートをのんびりとしながら食べているところである。
「うーん。このパンケーキしっとりとしていて、ちょうどいい甘さで最高~!」
「確かにそうだね。僕はもう少しフルーツが欲しいとは思うけど。」
そんな感じで各々がデザートに対して感想を言っていると、一足先に食べ終わっていた、朝日が思っていることを口に出した。
「それにしても、詩以外にここまで容姿が女の子みたいな男性がいるなんて思わなかったわ。」
「お姉さんでも~。そう思って~。しまうんですね~。」
「そりょそう思うわよ、特に詩恩さんはすごいと思っているは。」
「本当ですか!どのへんがいいとか教えてくれますか!」
「おっと、そこまで聞きたい事なんだね。ちょっと落ち着いて?」
「あっ、すみません。でも、私かわいいを探求してるんで、どの辺の事か教えてもらえますか?」
「そうだね、言うならやっぱりその髪は凄いと思うは。髪の艶、質感、見ているだけでもわかるほどのサラサラ感。私でも、毎日ちゃんと手入れをしないとここまでの質を出すことは出来ないわよ。」
「ありがとうございます!自信がもっとついた気がするのがとてもうれしいです!」
そんな感じで、朝日が思っていたことが終わると、それを待っていたかのように詩が判じ始めた。
「そうだ、みんなに聞きたいと思っていたんだけど、スカウトどうしようか教えてくれない?」
今カラーイッシュの中で大きなこといえばスカウトである。そのことに対してみんながどう思っているのかすぐに聞きたいと思ったのだろう。
「その事なんだけど、僕と早苗と理央はあの誘い乗ってもいいと思っているから大丈夫だよ。」
「いつの間にそんな話したのよ。もしかして、私が寝た後にしたの?」
「そうだよ~。詩恩はが~。寝落ちした~。後に~。話し合ったの~。」
「そうなのね。・・・まあ、私もこの話はいいと思っているは。」
「やっぱり。金勘定している。詩恩には魅力的だよね。」
「そうなのよね、税金とかの計算をしてくれるソフトは入れてはいるんだけど、やるとなると大変なのよ。」
「そんな大変なことから解放されるスカウトはやっぱり魅力的か」
どうやら、自分以外のメンバーは今回のスカウトに対して受けてもいいと思っているようだ。
「それで、詩。あんたは今回のスカウトどうしようと思っているの。断るの?受け入れるの?」
同じ席にいた姉にはどうするか聞かれはしたが、まあ自分の中でもこの話自体は
いいと思っているし。裏も少ないと思っている。だからこの話は受けようと思っていた。
「その事なんだけど、実は僕も受けようと思っているんだ。だから、明日にはスカウトの事に対して連絡しようと持っているんだ。」
「じゃあ、みなさんは私の後輩という事ですね。まあ、よろしくお願いしますね。」
そんな感じで僕たちのG・L・Vに所属することは決まったのである。
あの後、デーザトを食べ終わりだらだらとしていると時間も迫っていることに気づき。各々の部屋に戻りチェックアウトの準備をして、フロントのある階層下りていった。
「それにしても、こんなホテルに泊まれるなんて、本当にすごかったよね。」
「昨日もその話したけど、本当にそうだね。でも、スカウトを受けたらこの待遇ってことだよね。地方じゃない限り。」
「たぶんそう。その所、お姉さん。知ってる?」
「そうね、私もまだ外ロケとかはしたことないけど、先輩たちの話を聞いた限りだと地方でもそれなりの所に泊れるみたいだから、いいとは思うは。」
どうやらG・L・Vの福利厚生は思っていたよりもすごいみたいだ。
「じゃあ、私は本社の方に行かないといけないから、ここで分かれるわね。もしかしたら次に会うときは、入ることが確定したとかもね。」
そう言って、姉はホテルを出ていったのであった。
「じゃあ、僕たちも家に帰えろうか。」
「そうだね~、機材が~来るのは~。午後からだよね~。」
「そうよ、正確に言うなら13時以降には来るみたいだから。それまでに帰らないといけないわね。」
「やることはもうないし今日はもう帰ろうか。」
「そうだね。でも、少し遅くした方がいい。今からだと、満員電車に巻き込まれる。」
そんな感じで、少し時間を遅らせて。カラーイッシュは家への帰路へとつくのであった。
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