第二十四話
カラーイッシュは今回のコラボで使うスタジオに来ていた。リハーサルをするために来ていたが、これまで使ったことのないスタジオに圧倒されている状態であった。
「このスタジオ凄いね。」
「確かに~。いつも~。使ってる~。所よりも~。広いし~。天井も~。高いね~。」
「ねえ!ねえ!あれ見て!スピーカがあっちにもこっちにもあるよ!すっごいよ!」
「落ち着いてSHION。確かにすごいけど。ほら、音がちゃんと出るのか確認しよう。」
「UTAの言う通り。楽器のチューニングがおかしくないか。しっかり確認。」
そうして、みんなは楽器のチューニングをし始めた。でも、私はボーカルのためする楽器がないので、声を出せるように準備をすることぐらいしかなかったので、それをやった。
そうして、しばらくの間スタジオでチューニングなどの準備をして完了するまでやり続けた。
「ふう~、確認した感じ、楽器に異常はないみたいだね。」
「スタジオがいつもより広いから反響もすごいことが確認できたし、これでたぶん大丈夫だとは思うけどね。」
「もういいじゃんか~、つかれたよ~。いい加減控室に戻って休憩しよ~よ。」
「SHIONいい加減にしなよ、疲れたのは分かったから。さあ早く立って。控室行くよ。」
そうして、カラーイッシュは控室へと戻っていったのだ。
カラーイッシュがスタジオでリハーサルをしている間、唐暮茜はこの後の事を考えながら、先ほどまでに送られていたメッセージに目を通していた。
「いやー、さっきまでロッカーの中に隠れていたのはやっぱり大変でしたよー。」
『ロッカーって意外と狭いからね』
『隠れたやついんのかよ。』
『小学校の時に隠れるならすぐ思いつくとこだよね。』
『掃除用具とかあるからなかなか入れないよね。』
「そうなんですよ、入っていた時は小学生の時とか思い出していましたね。まあ、この話は一度置いといて、さっきまでの配信の事を一度まとめていこうと思いますね。」
「まず、私の事をいつ知ったのかという事ですが。まさかの、ここ最近ことだという事でしたね。まあ、これは私のデビューからそこまでたっていないこともあるとわ言えますが。でも、推しに知ってもらえているのはやっぱりいいなと思いますよね。」
『うわー、早口でなんか言っている。』
『オタク特有のやつですね。』
『改めて、共感してると』
「で、話に出ていた、私とUTAさんの声が似ているという事ですが、これは私も思ってはいたんですよね。」
『この間有志の聞き比べ切り抜き見たけど違いほとんどなかったよ』
『あーあれね。あの動画凄かったね。』
『特に、挨拶の時に出す、声は似てると思った。』
「ですよね。あそこまで似ている事なんて本当にあるんですね。ある意味人体の神秘みたいなものですね。」
そうして、しばらくの間話していると、カラーイッシュのリハーサルが終わったようであった。
「おっ、どうやらリハーサルの方が終了したみたいですね。では、これからUTAさんに突撃をしようと思いまーす。」
『いよいよ最後のドッキリ。』
『いきなり今回のコラボ相手と遭遇どんな反応になるか。』
『てか、顔知らないはずだから、誰?てなるよ』
『それはそれで面白そうだけどね』
「確かに、顔は知らないはずなので誰?ってなるかもしれないけど。相手は私の事を推しているので気づいては欲しいですね。では、控室の方へと向かっていきましょうか。配信はこのままなので、お待ちくださいね。」
『は~い』
『分かりましたー。』
『どうなるかな。』
『楽しみだな。』
『事故きたしています。』
カラーイッシュは控室へと戻って来た。
「ふう~、リハーサルはこれで終了。後はあちらの方の準備を待つだけだね。」
「そうだね。まあ、僕たちはここで休憩していればいいから。後は呼ばれるまで待ってよっか。」
そうして僕たちは各々の方法で時間が来るまでを過ごした。
そうして、時間が来るまで待っていたが、ここまで来る際に、トイレに行くことが出来なかったので、催してきてしまった。
「あのさ~、RIO。どこにトイレがあるか教えてくれない?」
「どうかした。UTA。もしかして。トイレ。行きたいの?」
「そうなんだよね、ここ初めてだしどこにあるかよくわかんないから、教えてくれないかな?」
「それなら私知ってるわよ。この部屋から出て右の方に行けば見えてくるわよ。」
「あっ、そうだったんだ。ありがとねSHION。」
そうして、UTAはトイレへと向かうため席を立ち扉へと向かった。
ちょうどそのタイミングで、唐暮茜はカラーイッシュの控室前に着いた。
唐暮茜はいお決して扉を開いた。そのタイミングで出ようとしていたUTAは急に開いた扉に驚き、一瞬体が止まってしまった。
また、唐暮茜は開いた先に人が事に驚き「うわあ」と声が出てしまった。
UTAは開いた扉の先にいる人物の顔を見た。
唐暮茜は空けた扉の先にいる人物の顔を見た。
そうして二人は同時に驚いたのだ。
「「えっえええええ!なんで、お姉ちゃん/詩がここにいるの!」」
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