第二十一話
私たちがスタジオの中に入り、控室で今日の配信に対しての簡単な説明を聞き、出番が来るまで待っている時である。
突如として、扉がノックされた。
「失礼しま~す。」
聞こえてきた声は、僕たちのバンドのボーカルであるUTAと似たような声であり、石化行もUTAと同じと思うことが出来るほどにかっよっていたのである。
「本日、コラボさせていただく唐暮茜です。今日は、よろしくお願いします。」
これが僕たち、カラーイッシュとVtuber唐暮茜とのファーストコンタクトである。
僕たちが、待つ控室に来たのは今日コラボする相手でもある唐暮茜であった。そかし、僕たちは来たことに驚くことよりも、その容姿と声に対して驚いてしまっていた。
なぜなら、その容姿が僕たちのボーカルでもある詩とさほど変わらない容姿をしているからである。一応、女性のため、髪の長さや胸などの違いがあるがそれでも違う所を見つけるには大変だというほどの状態である。また、声の違いもそれほどないように感じることが出来た。
「えっとー、今ここにいるのは四名しかいないようですが、誰か教えてもらうことは出来ます?」
そうして、僕たちが驚いて固まっていると、あちらの方から話しかけてきた。
驚きで動けなかった中、初めに反応したのは要であった
「・・・あ~、ごめんね。ちょっと君の容姿と声が僕たちの共通の友人に似ていたから、驚いちゃって、固まってしまったんだ。あ、あと挨拶だったね。僕はKANAMEこのバンドでギターと作詞を担当しているよ。よろしくね。」
「そうね。あまりにも似ていたからほんとビックリしたわよ。私はSHIONこのバンドでドラムと3Dモデルを担当してるわ。よろしくね。」
「じゃあ~、次は私~。SANAEだよ~。よろしくね~。このバンドで~。ベースと~。作曲を~。担当してるよ~。よろしくね~。でも~。本当に~。UTAと似てるよね~。」
「私はRIO。このバンドのキーボード。後、イラストも担当してる。よろしく。あと、今いないのはUTA。ちょっと忘れ物して。遅れてくるよ。」
「そうなんですね、UTAさんはまだ来ないんですね。」
そうして私たちの簡単な自己紹介を終わらせて、彼女がなぜここに来たのかを確信した。
「それで。どうしてこの控室に来たの?挨拶だけしに来た感じかな?」
その問いに対して彼女は、
「あ、それもあるんですが、実のところ言うとゲリラ配信をしたいなと考えていました。ですので、しても大丈夫なのかの確認をするために来たというのもあります。」
「ゲリラ配信~?なにを~。やるつもりだったの~。」
「えっと、今回のコラボでは最初に私のオリジナル曲の発表をして。次に、カラーイッシュの演奏で歌ってみたを、生放送することになっているじゃないですか。ですから、このゲリラ配信でカラーイッシュに対してさらに深堀するようなことをしたいなって思っていたんですが、UTAさんがいないという事で、ドッキリしたいなと思っちゃっています。」
そうして、彼女からどのようなドッキリをするのか説明された。
「へー、結構面白そうなこと考えているんだね。僕はやってもいいと思ったけど、どうかな?」
「いいと思う。UTAにはドッキリかけたことない。だからどんな反応するから気になる。」
「私も~。いいと思うよ~。UTAの~。面白い反応が~。見たいから~。OKだよ~。」
「いいねそのドッキリ企画。面白そうじゃん。私も賛成だよ。」
「それじゃは、皆さんでUTAさんにドッキリをかけるというとでいいんですね?」
「「「ええ/はい/いいよ~/大丈夫だよ~」」」」
「それでは、UTAさんに対してドッキリをやっていきましょう。えい、えい、おー!。」
「「「「おー!」」」」
そうして、今回の唐突なドッキリは決定したのである。
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