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現実(リアル)ルート 都市伝説の通りに
前回「枯野 山吹」を選んだ方は、こちらのお話から。
「……」を選んだ方は、「現実ルート 惨劇の夜」へお進みください。
では、どうぞ。
「枯野 山吹!!」
勝ち誇ったように宣言をした俺の顔をみて、なぜか女はギロリと睨んできた。
「ひぃ!!し、失礼しました!!」
どうにか彼女さんに謝って、一目散に逃げた。
それはもう、全力で。
家に帰ってから、必死で水澄に今日の出来事を説明した。
「ふーん」と一言、気のない返事で話が終了してしまった。
「もっと興味を持ってよ!」
「何に?」
「……」
確かに。
俺にっていうのも変だし、女にっていうのもなんかなぁ……
黙り込んだ俺をみて、水澄が何かを考えている風だった。
ーーー数日後
「ほらっ」
水澄にばさりと何かの紙を渡されて、何かと思いながら、紙に目を通す。
「なにこれ?」
紙には、黄色のコートの女についての調査報告が書かれていた。
そこにはあの女は、枯野 山吹のストーカーであると書かれていた。
「まじもんの人間だったの?」
「みたいだな。しかもご丁寧に都市伝説を調べて、それに成り済ましていたらしいな」
「へー」
人間だったところで、怖いことにはかわりなかった。
NORMAL END 「人間だとしても怖いんですけど」
「現実ルート 惨劇の夜 」を飛ばして、次の話へお進みください。




