現実(リアル)ルート 惨劇の夜
前回、「……」を選んだ方は、こちらのお話から。
「枯野 山吹」を選んだ方は、一話前に戻ってください。
では、どうぞ。
やばい、全然思い出せない。
焦りに焦ってパニックになる俺に、彼女が畳み掛けてきた。
「誰だ?」
「み、水澄~」
どうにかしてほしい一心で水澄に助けを求める。
その言葉に反応した彼女は、「そうか」と一言残して、彼女はどこかへ行ってしまう。
「ふぇ?」
半泣きになりながら彼女が去った方向をしばらく眺めていたが、ふと我に返る。
「え?え?もしかして、犯人の名前を水澄ってとらえた?マジ?やばない?」
水澄なら、なんとかしてくれるのでは?と思いつつも、嫌な予感がして家まで全力疾走する。
「水澄!!」
勢いよく、扉を開けて部屋のなかに飛び込む。
シン、と静まっている部屋。そして鉄の匂いが鼻を突いた。
目の前には血溜まりのなかに倒れている、血まみれの水澄がいた。
「み、すみ?」
名前を呼んでもソレは、ぴくりとも動かない。
ソレに近づこうとして、なんだか右手が重いような気がして、視線をずらす。
なぜか俺は大きくて、血まみれな鉈を持っていた。
服にもおびただしい赤が張り付いていた。
アァ、そうカ
オレガ、ヤったノか
ダって、イクら助けヲもトメテも、助ケてくれナイのなラ、そンなモノはイラナイ……
遠くの方でサイレンが聞こえた気がした……
BAD END 「惨劇の夜」
残念。
一つ前の選択肢に戻ってください。




