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5話一宮帝

僕の名前は(かず)(みや)(みかど)

今年16になったばかりのピチピチの女子高校生だよ。


今僕は東京からはるばる静岡に来ているんだ。

理由は勿論この前、パパの仕事場で盗み聞きした例の攻略者さんに会いに行くため。


市場に出回ったレアアイテム達の出品先を辿ってみたらとなんと静岡の鑑定センターで精算された物だって事がわかったんだ。


他に何か有益な情報がないか他の大手ギルドのネットワークをハッキングしてみたけど皆似たり寄ったりな情報しか得られてなかったよ…。


取りあえずパパ含め他の奴らに先を越されないようにハッキングしたネットワークにウイルス撒き散らして、システムをダウンさせておいたから、暫くは出張って来ないと思う。


邪魔者がいない内に例の攻略者さんに会って絶対に手下にしてやる!

そして悔しがるパパの顔を拝みたい!


と言うわけで、例の攻略者さんがアイテムを売った鑑定センターにレッツゴー!

_

__

___

得た情報に従いながら、件の鑑定センターがあると言う住所に無事にたどり着くことが出来た。

駅からまあまあ遠くて、自分の足で来たから少し疲れたよ…。


バスを使う手もあったけど、僕の【高速移動】のスキルを使えばバスよりも早いからね。

でも、この苦労も絶対に報われる!

報わせて見せる!


と言いわけで早速鑑定センターの中に入る。


中には数名の受付とアイテムを売りに来た利用者がかなりの人数いた。


この中から例の攻略者を見付けるのは骨が折れるな~。

何せ見た目の情報とかは一切持ってないしな~。

仕方ない、受付の人に聞いてみよ!


「「すみません。」」


その時僕と見知らぬ女性が同時に受付に来て声が重なった。


「あっすまん。先に良いぞ。」


目の前の女性は笑顔で僕に順番を譲ってくれた。


…凄く綺麗な人だな…。

身長は目測で178cmくらい。

髪型はショートボブで髪色はオレンジ。

瞳は見るものを魅了する魅惑の白銀色。

こんなに綺麗な人は初めて見た。


でも…何でこの人メイド服着てるんだろ?


「あ…。」

「ん?おい、どうした?」


はっ!行けない!見惚れてボーッとしてた。

目の前のお姉さんが凄い怪訝そうな表情を浮かべてる。


「あっいえ、僕のはそんなに急ぎの用事じゃないので、お先にどうぞ!」

「そうか、悪いな。」


目の前の綺麗なお姉さんは男勝りな口調でクールに返事を返して受付に行った。


「昨日のアイテム精算の件で来たんですが。」

「はい、全堂理守様ですね。精算完了しております。内訳はAランクアイテム600個、Sランクアイテム500個…そして、EXランクアイテム300個ですね。」


…え?

今、EXって…。

もしかしてあの綺麗なお姉さんがパパ達が探してる例の攻略者?


「合計で8976億円になります。現金での用意は難しいので、口座に振り込ませていただきますね。」

「はい、お願いします。」


凄い額稼いでる…。

国家予算に届きそうなんだけど…。


…でも、間違いない!

こんな大金を一度に稼げる人なんてそんなに多くないもん。

このお姉さんが例の攻略者…。


「あっあの!」


僕は早速そのお姉さんに近づいて話し掛ける。


「ん?君は確かさっきの…。俺に用か?」

「あっえっと…僕のて…。」

「手?」

「いや!そうじゃなくて僕のて…てー…てーー!」


ヤバい…。

いざ目の前にすると緊張する。


だって物凄い美人なんだもん。

ピチピチの女子高生の僕でもドキドキしちゃうくらいにドチャクソ美人なんだもん!


ええい!ママヨ!行ってやる!腹を括ってやる!


「僕の!手下になって!」


言った…言ってやったぞ!


「は?」


でも、内心テンションを上げる僕とは対照的に目の前のお姉さんの顔は怪訝に歪む。


「あっいや、えっと…。」

「悪いがそう言うのは守備範囲外なんだ。他を当たってくれ。」


そう言ってお姉さんは僕の前を素通りして鑑定センターを出て行ってしまった。


鑑定センター内の職員やお客さんの視線が痛い…。


…でも、ここで引き下がるわけには行かない!

僕はさっきのお姉さんを追いかけて、鑑定センターを飛び出す。


しかし、予想外にもあのお姉さんの歩く速さが尋常じゃなく、鑑定センターを出た頃には僕とお姉さんの間にはトラック三台分の距離が開いていた。


「速!?」


僕は全力で走って追いかける。

【高速移動】のスキルも使って全力で走って…やっと赤信号でお姉さんが止まった時に追い付くことが出来た。


「はあはあ…待って…そこのお姉さん…。」

「さっきから何だ?君は…。ストーカーか?」


仮にストーカーだとしてもこんなに堂々としてるストーカーなんていないでしょ…。


「お願い…僕の話を聞いて…。」

「嫌だ…。俺は暇じゃないんだ。これからBランク以上の攻略者を探さないと行けないからな。」

「攻略者を…探す?パーティを組むの?」

「お前には関係ない。」


どういうわけか、この人はBランクの冒険者を探しているらしい。

でも、これは幸運だ。

運命としか言いようがない。

神様は僕に味方してくれている!


「僕…Bランク…だよ…。」

「何?」

「僕の話を聞いてくれたら、協力してあげる。」


そういうと目の前の女性は顎に手を当てて少し考える素振りを見せてから口を開いた。


「…お前、名前は?」

「一宮帝。」

「そうか、俺は全堂理守だ。全堂でも理守でも好きに呼べ。早速だが、お前に協力して貰いたいことがある。拒否権はない。」


追い返されなくなっただけマシかもしれないけど、少し横暴すぎないかな?


「あの、僕の話は?」

「後で聞いてやる。それよりも優先すべき事が俺にはある。」

「優先すべきって?」

「これからAランクダンジョンに挑む。それにはBランク攻略者…つまりお前の協力が必要だ。」


…成る程ね、Bランク以上の攻略者を探していたのはそう言う理由があったんだ…。


…でも、この人EXランクのアイテムを鑑定センターに売ってたよね?


だったら既にSランクになっていても不思議じゃない。

Aランクダンジョンくらいなら一人で挑めると思うけど…。


「理守さんならAランクダンジョンくらい一人で挑めるんじゃないの?EXランクのアイテムを売ってたくらいだし…。」

「何でそれを知ってんだ?やっぱりストーカーだったのか。」

「いや、さっき店員さんが言ってたのを聞いただけだから。」


でも、理守さんを嗅ぎ回ってたのは本当だけど…。

これに関しては僕だけじゃなくて、パパも…あと他の大手ギルドも同じだ。


「俺はつい最近攻略者登録を済ませたばかりでまだDランクだよ。」

「え?じゃあEXランクの素材はどうやって手に入れたの?」

「まあ、色々あったんだよ…。」


何か雑にはぐらかされた…。

これは何か大きな秘密を抱えてる予感!

理守さんの秘密を…弱みを握って手下にするチャンスかも!


「取りあえず()()詮索しないで上げるよ!それよりもほら、ライセンス出して!」

「ん?あ、ああ…。」


理守さんは困惑した表情を浮かべて懐からライセンスを取り出す。


この反応…本当に最近攻略者になったばかりなんだ…。

パーティ登録は攻略者の常識なのに…。


「言われた通り出したが、何するつもりだ?」

「こうするの。」


僕は理守さんのライセンスに自分のライセンスを近づける。

すると突然ライセンスが光りだし、僕のライセンスにDの文字が…理守さんのライセンスにBの文字が浮かび上がった。


「おわ!」

「これでパーティ登録完了だよ。今日一日だけ理守さんもランクAのダンジョンに挑めるようになった。一日経てば効果が消えるけど、その時はまたパーティ登録すればもう一度同じ効果を得られる。」

「へえ…。」


驚いた表情のままライセンスを見つめる理守さん。

何かジェネレーションギャップを受けたおっさんみたいな反応だなあ…。


「ほら、Aランクダンジョン挑めるようになったんだから、早くダンジョンまで連れてって。」

「おっおう。すまない。あまりの新鮮さについ呆けていた。早速ダンジョンに向かう。俺に捕まってくれ。」

「え?捕まる?」


何を言ってるんだろう?この人…。


「ほら、さっさとしろ!」

「うわっ!」


理守さんに言われた事の意味が分からず疑問符を浮かべて固まっていると突然体を強引に抱き寄せられた。


「なっ何するn「着いたぞ。」え?」


一言だけでも文句を言ってやろうと口を開いた頃には既に周辺の景色が変わっており、気付けば誰かの家の庭の中にいた。

その庭の中にはポツンと一つのダンジョンが立っている。


「え?いつの間にどうやって?」

「瞬間移動だよ。ほらさっさっと中に入るぞ。今日中にはクリアしたい。」


そう言って理守さんは僕を置いてダンジョンの入り口へと進む。


「クリアって…Aランクダンジョンを?かなりの高ランクダンジョンだよ!階層数も最低でも100階以上はあるよ!一日じゃ終わらないし、ランクDとBの攻略者だけじゃクリアは無理だよ…。」

「別に余裕だろ。裏技使うし。」

「裏技?」


やっぱり何か秘密を隠し持ってると思ったら、何か裏があるみたい…。


正直、Aランクのダンジョンボスと戦うのは怖いけど、まだ攻略者に成り立ての理守さんがどうやってEXランクのアイテムを手に入れたのか、その秘密がこれで分かるかもしれない。


「…本当に上手く行くんだよね?」

「ああ、問題ない。」


僕は謎の自信を持つ理守さんに着いていってダンジョンに入る。


中は薄暗く、息苦しい…。

その上、体が重い…。


うちのギルドのAランク攻略者達から聞いたことがある。

Aランク以上のダンジョンは酸素が薄い上光源が少なくて弱い。

そして、地上の1.5倍の重力があるらしい…。

こんな空間を100階層も進まないといけないなんて無茶だ…。


「ね、ねえやっぱり引き返そう…。」

「よし!この辺で良いだろう。」

「理守さん?」

「光柱。」


理守さんが突然地面に掌を翳した瞬間、光の柱が現れてダンジョンの床に穴が空いた。


「え?え?ダンジョンに穴が…。」

「これが裏技だ。それ即ち近道。これで一気に最下層に進めるな。」


裏技ってそう言うこと…。

ただの力押しじゃん…。

それにダンジョンの床に穴をあける威力のスキルなんて初めて見た。


「ほら、さっさと行くぞ。」

「うわあああ!」


空いた穴を眺めて呆けていると突然後ろから背中を押されて穴に落ちてしまった。


ヤバいヤバい!

死ぬ!

このままだと最下層の地面に落ちて死ぬ!


地上よりも強い重力で僕の体はどんどん加速していく。

そんな僕とは対照的に理守さんは何かしらのスキルで落下を緩やかにしてゆっくり降りて来ている。


…自分だけ安全に降りるなんてずるい!


などと心の中で叫んでいると遂に最下層にまでたどり着く。


このまま地面に激突して死ぬかと思いきや。

運良く柔らかい何かが下敷きになって落下の衝撃を吸収してくれた。


「たっ助かった…。」


僕を受け止めてくれた謎の巨大な柔らかい物の上で僕は助かった事への安堵でへたり込む。


しかし、次の瞬間僕が乗っている柔らかいものが動きだし、僕の体をはね除けた。


「うわ!今度はなに!」


状況確認のために僕をはね除けた謎の柔らかい物体に視線を飛ばすと、そこには豊満な脂肪を蓄えた大きなお腹を持つトロールがいた。


「ジャイアントトロール…。そうか、ここは最下層…と言うことはダンジョンボスか!」


落下した僕を受け止めたのはこのダンジョンのボスだった。


「グウァアアア!」


ジャイアントトロールは僕が思い切りお腹に激突した事に対して激昂しているようだ。


耳をつんざくような咆哮を放った後、その巨体に見合わない速度で突進してくる。


「不味い…。【ファイアボール】」


僕は初級魔法の【ファイアボール】をジャイアントトロールに向かって放つ。


初級魔法と言えど僕の【ファイアボール】のスキルレベルは最大の10だ。


ランクB のダンジョンボスにも通用する程の威力を持っている。


しかし…。


「グウァアアア!!!」


全くダメージが入っておらず、むしろ余計に刺激してしまったせいで、興奮して突進の勢いが強まってしまった。


「グウァアアア!」

「【バリア】」


咄嗟に【バリア】のスキルを展開して防御するが、簡単に破られてしまい、僕の体はジャイアントトロールの巨体によって壁に思い切り叩きつけられてしまう。


…このままだと不味い…。

死んじゃう…。

こんなの勝てっこない…。


僕はジャイアントトロールの強さを前に絶望する。


そんな時、さっき僕を突き落とした理守さんがやっと最下層の地面にゆっくりと降り立った。


「うわ…。結構こっぴどくやられたな…。大丈夫か?」

「…大丈夫に見える?」

「見えないな…。まあ、でもお前に申し訳ないと言う気持ちはこれっぽっちも湧かないな。お前今までずっとなんか企んでただろ?俺を手下にするとも言ってたよな?そのバチが当たったんだよ。まあ、バチを当てたのは俺だけど。」


うっ…確かに僕がしたことは誉められた事じゃないね…。

完全に調子に乗っていたよ…。

死ぬ直前で自分の傲慢さと愚かさに気付くなんて…馬鹿みたい…!


「グウァアアア!」

「うるせえな…。今話してんだよ!」


僕達に襲い掛かるジャイアントトロールに対して理守さんは鋭い眼光で睨み付ける。

それだけでジャイアントトロールの動きはピタリ止まった。


「え?何をしたの?」

「秘密。それよりもさっさとこいつを倒そう…ファイアボール。」


理守さんは掌から炎の球を射出して一撃でジャイアントトロールを木っ端微塵に吹き飛ばした。


《経験値が入りました。》


《レベルアップしました。》

-----------------------------------------------------------------

Lv49/99→Lv52/99

-----------------------------------------------------------------

《ダンジョンボスの消滅を確認しました。これにより、ダンジョンクリア者にギフトが与えられます。》

-----------------------------------------------------------------

Lv52/99→Lv52/100

-----------------------------------------------------------------

《レベルの最大値が99から100に上がりました。》


「これは…。」


聞いたことがある。

ランクA以上の高ランクダンジョンではダンジョンボスを倒すとクリア報酬としてレベルの上限を突破させることが出来るのだと。


本当に出来るなんて驚きだ。

でも、そんなことよりも今はもっと驚きな光景を見てしまった。


それはズバリ、理守さんが【ファイアボール】を使って一撃でジャイアントトロールを倒してしまった事だ。


おかしい…ジャイアントトロールに【ファイアボール】が効かないのは僕のスキルレベル10の【ファイアボール】で既に確認済みだ。


「ねえ、さっき理守さんが放った【ファイアボール】の威力…異様に高くなかった?僕の【ファイアボール】はスキルレベル10に達してたのに、それでもあのモンスターには全くダメージが入らなかった。でも理守さんの【ファイアボール】は違った…。ねえ理守さんってレベルいくつなの?」


あの威力の【ファイアボール】…恐らくスキルレベルが10であることは確定。

でも、それだと僕の【ファイアボール】よりも威力が高い説明がつかない。

となると、僕の予想ではこの人は既に最大のレベル99に達してる可能がある。


「レベル?俺にはそもそもステータスなんてもの無いぞ。」

「え?」


今なんて言った?

ステータスが無い?

そんなことあり得るの?

ステータスなしで魔法を使う事なんて出来るの?


「嘘だ…。」

「嘘じゃねえよ。試しに俺を鑑定してみろ。確か鑑定で他人のステータスを見れるんだよな?」

「う、うん。」


僕は言われた通りに【鑑定】を使う。


《鑑定結果無し。》


「え?」


驚いた事に僕の目の前に現れたシステムウィンドウには"鑑定結果無し"と表示された。


【鑑定】のスキルレベルが足りない時、格上の相手のステータスが見れない事はよくある。

その場合は"鑑定不能"と出るんだ。

つまり、鑑定は出来るけど詳細を知るためのレベルに達してない言うこと。


でも、理守さんのステータスの場合はそもそも鑑定出来る物自体が無い。

つまり…本当にステータスが無いと言うことになる。


「ほっ本当に…ステータスが無い…。」

「だから言ったろ。無いって。」

「でも、ステータスが無いのにどうやって魔法を?」

「ステータスと言うのは言うなれば補助輪みたいな物だ。補助輪が無くても自転車はこげる。ステータスが無くても体に魔力があれば魔法を使うことが出来る。スキルと言う物は魔力を運用して魔法を発動するためのプロセス…魔力を練る、使う魔法の術式構築、威力調整、照準調整、射出速度調整、そして発動。この流れをシステムが肩代わりして簡略化したものだ。つまりステータスが無くても魔力を手動で運用すれば魔法を使える」


成る程…。

理屈はわかった。

でも、それでも僕の【ファイアボール】よりも理守さんの【ファイアボール】の方が威力が高い理由にはならない気がする。


「なら、なんで理守さんの【ファイアボール】はそんなに威力が高いの?」

「それはだな…確かスキルにはレベルがあるんだよな?」

「うんスキルにも人自身にもレベルがあって上限があるよ。」

「そう、その上限。お前達ステータス持ちにはスキルと自分自身のレベル、それからステータス全体のカンスト値に限界がある。つまり魔法の威力にも限界がある。だが、俺にはそれがない。ステータスと言う殻から飛び出た俺はステータスによって定められたカンストと言う概念がない。だから、俺の調整次第で俺の努力次第でレベル99のスキルレベル10の魔法を超える威力を引き出す事が出来る。もっと言うなら例え全ステータス9999の奴にだって俺は負ける気はしない。」


…確かに、僕達とは違ってこの人にはレベルの概念が無い。

理論上はレベルの限界を超えた魔法を撃つことが出来るかもしれない。

理屈は理解出来る。


でも、だとしても本当にその域に達せる人間がどれ程いるんだろう…。


仮にステータスが発現しなかったとなったら、魔力があったとしてもステータス無しで魔法を極めようなんて考えもしないと思う。

仮に極める道を選んだとしてもレベルアップで手軽に強くなれる僕達と違って、成長曲線はかなり緩やかなものになる筈。


ステータスがある周りとステータスが無い自分の成長速度のギャップにショックを受けて挫折する可能性の方が高い。

でも、この人は挫折することなく、ステータス無しで至高の領域に達してしまった。


「…凄い。」


ただそう口にする事しか出来なかった

そして思い知った。

僕じゃ、この人を手下に出来ない。


なら、弟子になろうと。


「あの!理守さん!僕を弟子にしてください!」


言った…。

言ってやった!

僕の思い…。

僕はどうしてもこの人の弟子になりたい!


「いや、絶対に嫌だけど。」

「え?」


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