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ミックスブラッドオンライン・リメイク  作者: 鳥井雫
始まりの森編

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105/121

7個目の虹色の果実ゲット



 インして2時間が経過、ここに至って嬉しい報告が幾つかある。まずは雑魚戦での戦闘訓練で得た経験値で、呆気なくレベル19へとレベルアップしてしまった。

 それからこの未開の地を歩き回ったおかげで、マップ補完はほぼ完ぺきに。地図埋めのクエも、これで大いに(はかど)ってくれた筈で何より。


 岩場の上の茂みに、ちゃんと虹色の果実の樹木も発見したし、ネムの仕込みも順調だ。ここに来て色々とクリア出来てるのは、一応は追い風として受け止めておこう。

 そして新しい称号の、恩恵が早速発揮された模様。



 名前:ヤスケ   初心者Lv19   種族:ミックスB


筋力 41     体力 45     HP 205(+20)

器用 41(+4) 敏捷 43(+2) MP 150

知力 30     精神 29(+2) SP 131

幸運 20(+12)魅力 6      スタミナ**


職業(2):『新米冒険者』Lv19

武器(6):《ブン回し》《落とし突き》《撃ち上げ花火》《四段突き》

      《Pハンマー》《貫き矢》

補正(4):《投擲威力20%up》《防御力10%up》《集中》《》

冒険(4):『野生』『水中適正』『』『』

武器:弓矢4P《貫き矢》

  :短槍16P《落とし突き》《捻り突き》《二段突き》《四段突き》

  :両手棍13P《ブン回し》《撃ち上げ花火》《Pハンマー》

  :盾5P《防御力10%up》

  :投擲6P《投擲威力20%up》

魔法:『闇』17P《Dタッチ》《バグB》《Bタッチ》《影纏い》

  :『風』13P《風の茨》《風属性付与》《風疾り》

  :『光』5P《フラッシュ》

  :『水』18P《清き水》《水中呼吸》《Pヒール》《マナプール》

  :『炎』4P《キャノンB》

  :『雷』4P《スパーク》

  :『土』5P《ストーンウォール》

合成:『木工』2.8P

種族:『ミックスB+』(職業+1、幸運+4、器用+2、魅力-2、全耐性+20%up)

称号:『蝶舞』『猪突』『竜宮の遣い』

モネー:317、700

スキルP:17



 ***『新米冒険者』ヤスケ 装備一覧***


武器 :竜宮の短槍(12)  攻+15、精神+3

武器2:蛙のハンマー(10)  攻+12、水耐性+20%up

予備 :狩人の弓(10)  攻+12、命中率+35%up

盾  :甲殻の手甲(4)  防+4

頭  :竜宮の兜(10)  防+10、精神+3

上着 :丈夫なベスト(8)  防+7

鎧  :護衛の胸当て(6)  防+6、器用+2

下着 :クールな下着(5)  防+1、耐寒+20%up

アクセ:幸運の御守り(2)  防+1、幸運+2

指輪1:清水の指輪(4)  耐毒30%up、ヒール効果20%up

指輪2:契約の指輪(-)  従者+3

腕  :霊亀の腕輪《硬化》(10)  防+10、時々攻撃反射

ベルト:狩人のベルト(8)  防+6、ポーチ×5

下肢 :疾風のズボン(8)  防+7、敏捷+2

靴  :蛙のブーツ(8)  防+6、水耐性+30%up

背中 :海賊のマント(8)  防+7、敵対+2、魅力-2

従者:妖精Lv1  幸運+6、魅力+4、精神-4

  :仔竜Lv10《飛行》《尻尾撃》《ブレス》

鞄:魔法の鞄(初心者用)+商人の鞄

アイテム:ポーション(大)×2、ポーション(中)×4、ポーション(小)×11

    :マナポ(中)×7、マナポ×12、毒消し×7、マナP×7、Sポ×6

    :ポーションP×6、万能薬×3、炎の神酒、豹柄のマスク、調味料

    :氷の術書、闇の秘酒×2、聖水×4、目薬×3、薬品箱、鯨の骨

    :虹色の果実×6、魔石(小)×9、魔石(中)×2、経験の飴玉、玉手箱

    :料理キット、冒険者セット『遠見透声』《魔女の略奪》投擲セット

    :闇の眼帯、魔除けの香炉、憩いの香木×2、時の狭間の香木×5

    :金のメダル×10、松脂1瓶、蛙の王笏、大猪の毛皮、海賊の短槍

    :幽霊の呼び水、水妖の呼び水、南瓜の呼び鈴、骨工ギルドの推薦状

    :闇の契約書、飛竜の血、闇蝙蝠の牙、闇蝙蝠の皮膜、探索のコンパス

    :旅人のマント《秋波斬り》魔法の腐葉土、銀葉樹の苗木、白い甲羅

    :『隠密』『交友』『地図形成』霧の呼び笛、硬質な木板、頑丈な木の蔦

    :壊れやすい鉢、魔水連の球根×8、淡い水瓶、野蛮な大腿骨

    :森狼の毛皮、風の牙、奇妙な頭蓋骨、転換の札×2、鯨の髭×2

    :『妖精使い』星の涙、月の滴×2、逆巻きの風呂敷(10)、闇の羽根飾り

    :海豹の呼び水、水と氷の香木×2、水中珊瑚、質素な帽子、三色珊瑚

    :ヒドラの鱗、ヒドラの牙、宝飾の片手剣、複合技《白垂飛泉槍》

    :死肉喰らいの生肉、ヒドラの生肉、冒険者の心得:初級×3

    :護衛の弓、革の幅広ベルト




 称号『竜宮の遣い』の効果で、自然と水スキルが+1されていたのは嬉しい誤算。竜宮城で買った術書も使って、スキル20まであと一歩だ。

 つまり複合技の書の使用条件まで、もう少しの所まで来ている感じ。ただし自分的には、次は両手棍スキルを伸ばしたい気もするかな。


 ちなみに弓矢も、1つだけ武器スロットにスキル技をセットしてみた。《貫き矢》もお試しに使いたいし、師匠に貰った弓の性能も凄いからね。

 その弓矢だが、命中率に補正がついてるので戦闘では大いに助かっている。攻撃力も高いので、下手すると初弾で雑魚のHPの半分以上を削ってしまう。


 それは別にいいのだが、ネムとのコンビネーションを探っている最中なので、仔竜の活躍の場を無くすのは不味い。嬉しい悲鳴を胸中にしまいつつ、さっきまで訓練していた訳だ。

 新しい武器って、常にテンション上がるよなぁ♪


 それからベルトも、師匠に貰ったやつに交換してみた。その結果、ポーチが1つ増えたので薬品や小物の整理が更に楽になってくれた。

 ついでに兜と腕輪も、防御力の高いのと交換出来たのは大きいかも。特に腕輪は、土魔法の《硬化》も付加された優れモノである。


 魔法も武器スキルも、何気なく増えていて覚えておくのが大変だ。嬉しい大技の部類に関しては、やはり短槍の《四段突き》だろうか。

 小技と言うか絡め技に関しては、《マナプール》と《影纏い》のコンボ技が将来楽しみの優良物件かも。それで生み出す『闇水』に、スピードとパワーが付けばの話だけど。

 闇と水魔法スキルを上げて行けば、それも可能なのかなぁ?


 他の小技に関しては、飛び道具の弓矢にある程度の目処(めど)が付いたのが大きい。それから土魔法の《ストーンウォール》は、足止めと言うか障害物の作成魔法である。

 使い勝手は、圧倒的にもう1つの《硬化》の方が良いので、あまり日の目を見ない気もする。ってか、当初の予定では土魔法自体覚える気が無かったんだけどね。


 世の中って(まま)ならないな、自分の予定通りには全く進まないよ。後は竜宮城で、いらないモノを売って鞄がスッキリしたのが大きい。

 それから新しい家族、俺の従者の仔竜のネムは、言うに及ばずな近況だったり。


 解説は省かせて貰うとして、後触れてないのは補正スキルで得た《集中》だろうか。こちらは、実は意外と親切だった老亀仙に特別に貰ったスキルだ。

 こちらはどうも、『闇水』の作成にも大いに手助けして貰えている模様。そう言う事なのだろうか、全てはあの老亀仙の用意したレールの上?


 それでもまぁ、別にいいとも思う……自己流を気取って、イキるつもりも最初から無いし。ベテランからの、戦術のアドバイスは常に大歓迎だ。

 そして、彼のくれた腕輪の“時々ダメージ反射”の特殊効果だけど。まだその恩恵は受けてないが、強敵相手には凄い隠し効果になりそう。





 さて、そんな感じでの成長報告は終了でいいかな? 今は海岸にびっしりと(たむろ)っている、軍艦鳥の群れを従者たちと眺めている所。

 多いな、だけどこれを無視して果実取りも出来ないと来ている。ファーに取って来て貰うのは論外、あの大量な敵が一度に反応したら目も当てられない。


 空中戦は向こうの土俵なので、当然だかファーやネムに無理はさせられない。果実の収集には、だからこの群れを駆逐するしかない。

 大蛾以来の殲滅(せんめつ)パターンだな、それでは準備を始めようか。まずは《マナプール》と《影纏い》で『闇水』の作成、しっかりと海月モドキの形に作り上げる。


 MP回復時間が勿体(もったい)ないので、マナポ(びん)を飲んで魔力を補充する。今回は範囲攻撃アリの戦闘だから、主要武器には両手棍を選択。

 それを、《ストーン(ウォール)》の呪文で出来た壁に立て掛ける。


 それから小さな相方たちに、作戦の説明を簡単に行なう。まずは弓矢での攻撃だ……それで反応して来た敵のみを、この場で殲滅して行く感じを考えている。

 一気に全部が反応したら、それはもう仕方が無い。相手がどの程度強いか定かではないが、範囲攻撃はこちらも豊富に揃えているのだ。


 水晶玉もしっかりファーに渡して、欠片系もネムに食べさせて準備はバッチリ。それでもかなりドキドキしながら、戦闘開始の合図を小さな仲間に告げる。

 明らかに張り切っている感じの、ファーママとネムのコンビはちょっと心配かも。それに後押しされるように、俺は初弾の矢を放つ。

 見事命中した先制の一撃、そして反応する敵の群れ全部!


「うわっ、予想に反して全部来た……っ! ファーにネム、作戦通りに数減らし……なるべくタゲは取らないようにな。

 それから、水晶玉で弱った敵から倒して行くんだぞ!」


 チリンと威勢の良い返事、その間に俺は連射で敵の数減らしに余念がない。反応した群れは、全部で40匹近く……多いけど、やれる手応えは結構ある。

 個体の強さに関しては、ゴブリンよりやや下な感じかな? 南の海岸通りにいた、ハーピーの群れには強さは及ばない感触だと思われる。


 もっとも、ハーピーたちのような高度な連携は無さそうだけど。それでもこの数は相当不味いな、まぁ弱音は吐いていられないので頑張るしかない。

 とにかく、接近戦の距離までは鳥の群れに連射を行なって数を減らすのみ。師匠の教え通り、正確な狙いなどは2の次である。


 ってか、こんだけ敵が壁になっていると、どこに射っても当たるんだけどね。この数の群れに襲われるのは、実に大蛾との戦い以来な気がする。

 肝が縮みそうになりながらも、敵の接近と共にスムーズに次の手に繋げて行く。これだけ隙間無く群れているのだ、水晶玉の効果は抜群と言うほか無く。

 ファーもそれに便乗、派手な炸裂音が戦場に響き渡る。


「ファー、弱った敵にブレス!」


 先ほどの訓練で教え込んだ、3つの合図の内の1つ……もっとも、ブレスを吐くのはネムだけど。そんな派手なブレス技を、敵が固まっている間にネムが撃ち込む。

 俺はその反対側の群れに、《風の茨》を撃ち込んでの時間稼ぎ中。その間に、俺の右側で派手な炎の乱舞が立ち上がった。


 最大パワーの3つの欠片の使用だ、この位の威力は当然だがある。タゲを取ったネムのカバーにと、俺はブレスの終焉と同時に仔竜の前に躍り出る。

 弓は既に仕舞ってある、そして手にしているのは両手持ちのカエルのハンマー。近付いた敵の群れに、俺はすかさず両手棍の《ブン回し》をお見舞い!


 SP貯めはどうしても必要だったので、あらかじめ闇の秘酒は飲んである。いざとなったら、奥の手アイテムの呼び鈴も使用するつもり。

 命より大事なものはないので、その辺の投資は当然ではある。そして短期決戦も当然の作戦、ネムに2つ目の合図“一緒に戦え”を送ってやる。


 その指示に従って、勢い良く俺の隣に飛び出してくる相棒。ファーも元気に、仔竜の手綱を取っている……どうでも良いけど、そこは危なくないか、ファーさん?

 闇の秘酒のお蔭で、あっという間にSPが貯まって行く。そこで再度の範囲攻撃、ネムたちを巻き込まないように3つ目の合図“離脱しろ”の号令を掛ける。


 それを受けて頭上に舞い上がる仔竜、追随しようと軍艦鳥が数匹追い掛ける素振り。それを許さず、再びスキル技の《ブン回し》を敢行する。

 それを受けて、バタバタと倒れて行く哀れな鳥の群れ。



 ここまでの戦闘で、右翼の10匹程度を既に血祭りにあげてやった。左翼と中央は足止め魔法2種が効いていて、足並みが思いきり乱れている。

 そして何より、海月モドキが無駄に存在を主張している。あんな意志を持たない浮遊物でも、(おとり)くらいにはなっていて大いに助かっている次第。


 実はアレはHPを持たないので、相手にとっては殴り損なんだけどね。意外と役に立っている事実に驚き、ただの壁役のつもりだったのに。

 そんな訳で、左翼と中央の群れは幸いにも分断出来ている。しかも右翼と中央の残りは、水晶玉のダメージで体力が半減している有り様。


 ここは《キャノン(ボール)》とか、魔法の大技を撃ち込みたいのをぐっと我慢しつつ。何しろたったスキル4Pの魔法だ、過信し過ぎるのは(よろ)しくない。

 それよりも両手棍の《撃ち上げ花火》や《Pハンマー》で、確実に弱ってる敵にとどめを刺して行く。更にネム&ファーの再参戦で、右翼の群れはほぼ壊滅させる事に成功。


 こちらも被害が全く無い訳ではないが、時間的猶予(ゆうよ)もほとんどない。何しろ残りの敵の群れは、もうすぐそこまで迫っているのだ。

 何故か狙われている海月モドキと土壁、土の壁はあっという間に崩されて元の土塊に。その隙に、ファーによるネムの欠片補充は成功した模様。


 騎乗しているファーが、新たな水晶玉を掲げて俺の合図を待っている。こちらもすかさずポーチから用意、つまりさっきと同じ手順だ。

 水晶玉のW投下⇒ネムのブレスで、鳥の群れは大打撃を(こうむ)って行った。


 軍艦鳥と言っても、実際はネムより大きなモンスターサイズである。(くちばし)も凶悪に尖っているし、宙から襲い掛かる迫力は猛禽類に勝る勢い。

 ただしハーピーみたいな特殊能力は無いので、戦い易くはあるかな? 怖いのは直接攻撃のみで、風魔法や羽根飛ばしをして来る個体もいない。


 それでもなるべく集団に襲われたく無いし、従者を不必要に危険に(さら)したくなど無い。そんな訳でさっきと同じく、ブレスでタゲを取ったネムの前に躍り出る。

 そして貯まったSPで《ブン回し》のスキル技、まとめて倒れて行く敵の群れ。この辺りで趨勢(すうせい)は完全に決していた、後は流れでの数減らしである。


 いやいや、それにしても新たな相棒の実力は予想以上だったな。戦闘合図に関しては、今後はもう少し増やしても良い気もするけど。

 今の所は満足の行く結果とコンビ振りである、ファーまで前線に出張って来るのはちょっと怖いけど。今後はネムのみの意志で、合図を聞き分けてくれれば尚良い感じ。

 そしてファーは、いつものアシストに回ってくれれば完ぺきかも。




 そんな感じで数分後、周囲の敵は完全に駆逐済みとなった。いつもの様に、ファーが近くに散らばる鳥の巣から、卵や巣の素材的な収集物を拾って来てくれる。

 もちろん虹色の果実の収集も忘れない、これで何と7個目である。随分集まってくれたな、これでこの場所に用は無くなってしまった。


 ちなみに軍艦鳥のドロップは、平凡な鳥の羽や肉、それから鋭い嘴と言う恐らくは骨系の素材。たっぷり集まったけど、これらを何に使おうか?

 それよりスタミナも減ってしまったし、相棒たちにご褒美もあげなくちゃ。取り敢えずは移動だな、当初の予定通りに安全地帯に寄って休憩しようかな。


 ネムはあそこに行くのは初だよね、着ぐるみNPC達がどんな反応を示すか少し楽しみだ。それよりネムのステータス、もう少し(いじ)った方が良いのかな?

 今回は傷付かなかったけど、レア種と戦う場合は少し怖いかも。





 ――考える事は多いよな、取り敢えず安全地帯で息抜きだ。








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