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異世界転移は意味不明 ~レベル社会で生活できるようにかんばります~  作者: els


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魔法を阻止せよ!

俺はフライちゃんの伝言により後方の魔法士を無効化せよとの事なので、敵で埋め尽くされている街道を爆走中。


正規兵と思われる兵士は敵意を向けているようでゆるキャラ化しているのだが、時々混ざっている貧素な装備の兵士はノーマル状態のままの怯えているような感じだった。


事前に調査した、強制的に連れて来られた村人かもしれないな・・


俺は大声で叫ぶ

「死にたい奴は前に出ろ!!、戦う意思の無い者は去れ!!」


ほとんどの村人兵士は攻撃する事なく後方に退避する。

正規兵に脅されて前に出ている者も居るが腰が引けていて戦えるような状況ではない。


正規兵が槍や剣を構えて、俺の行く道を塞ぐが、おれには縫いぐるみな槍や剣にしか感じていない。ちょっと前なら縫いぐるみの剣でも若干の抵抗は有ったが、オーガ国周辺での戦闘や修業の結果で縫いぐるみよりも柔らかそうな素材に感じてしまうのだ。


「とまれぇ!そこの冒険者!!!」


敵正規兵に大声で停止を求められるが、そのまま速度を落とさずに突っ込んで行く、槍を突き出して移動を妨害しようとするが、敵の槍は麩菓子以下の強度だ。


自分の手持ちの武器で、雑草やクモの巣を薙ぎ払うように突き出される槍を全て破壊し突き進む。


「化け物め!!!」

等と酷い事を言われるが、俺も停止するつもりは全くないのでそのまま正規兵たちを跳ね飛ばし街道を走り抜け、跳ね飛ばされた兵士はビリヤードのように他の兵士たちにダメージを与えながらすっ飛んで行くような状態だ!


◆◆◆


「リーザ!、リックはいつもこんな感じなのか?」

キャノとリーザは一緒にリックを追いかけている。

リックの加勢をするために全力で疾走中だ。


「今日は人間相手だから手加減しているが、いつもはもっと凄いぞ!」

戦いの最中だと言うのにリーザはとても楽しそうに語る。


「しかし何て速さなんだ!」

二人共、LV40オーバーの身体能力があるのにも関わらず、全くリックに追いつく事が出来ない


「これでも遅い方だぞ!ドラゴン戦の時はもっと凄かったからな!」

街道を全力疾走するがリックとの距離はどんどん離れている。


リックは戦っているというよりも兵士を跳ね飛ばしてると言った方が良い。

私達にも襲い掛かって来る残党を薙ぎ払っているので時間的ロスもあるが、リックはほとんどノータイムで邪魔する兵士たちを跳ね飛ばしている感じだ。


「化け物!死ねや!!!」

リーザとキャノに対して時々こんな事言って来る敵兵が襲って来るが


「こんな化け物が居るか!!!」

「化け物なんて失礼な!!!」


という感じで向かって来る敵兵を薙ぎ払いながら私達はリックの後を追いかけている


「魔法士達の無力化が目的だ!出来る限り殺さないように対処するぞ!」

「リーザ!お前も殺すなよ!」


お互いアイコンタクトを取りながら敵魔法士団体の中に突っ込んで行く二人。


リーザとキャノの性格が似ているのかわからないが、ここまで息が合うパートナーに会えたのは初めてかもしれないとお互いが認識しあう。


キャノのやりたい事を的確にサポート、そしてフォローもしてくれるリーザ。

恋敵でなければ良い仲間になれそうだ。


◆◆◆


「ミリア!やっぱり、あっちの魔素が変だよ!!!空の方にも大きな塊があるよ!」

「あのバカ共、あの魔素変化は・・メテオフォールを使う気か?」

「ミリアさん、狙撃による魔法士の無効化はもう無理です。魔法防御壁が厳重に展開されていますので、徹甲弾を使えば抜けると思いますが、それでは死者だらけになってしまい、リックさんの意思と異なってしまいます!」


「あんなもの落とされたら、遺跡街が消滅してしまうぞ!」


「ミリア!空の塊が変だよ!!何か変わったよ!」


肉眼では確認する事が出来ないが、エリアは魔素として認識、アリシアは鑑定によって高質量の物体が変化している事を確認した。


「相手の司令官はバカじゃ!メテオフォールの術式は短縮できん!未完成の状態で落としたら何処に落ちるかわからんぞ!」


「もう止める事はできん!アリシア!鑑定で上空の塊の落下場所がわかるか」


「まだ移動始めたばかりで正確な位置を割り出すまではもう少し時間をください!」


「アリシア頼んだのじゃ!」


ミリアの衣装がいつもの黒から白へと変化していき、黒髪・黒衣装のミリアは白金色の髪と白い衣装へと変化を終える。


「ミリアさん!場所出ました!遺跡街とリックさんの居る地点の中間です!、直撃だと両方に被害が出ます!」


「任せるのじゃ」


「ミリアさん!落下まであと300秒です!」


ミリアは空中に浮かびあがり、こちらに大丈夫任せろと言う感じのポーズをとると、大気がバンと鳴るような音と共に遺跡街を飛び出し、塊の落下予定ポイント近くまで一気に高速飛行。


そして落下予定ポイント上空で巨大な魔法陣の展開を始める


この世界の魔法では空中に魔法陣等が展開される事はほとんどない。

古代魔法と呼ばれる頃の魔法では魔法陣を展開する技術があったのだが、強力な分、難しい技術となり、今ではすっかり廃れ、一部の上級魔法士等が知識的に利用する法詠唱の方法になっている。


ミリアが使用しているのは純粋な古代魔法のようだ



フライは遺跡街の中を飛び回り住人達に警告のメッセージを伝える。

「お前ら!良く聞け!!ミリア様より伝言だよ。「全員!対衝撃、対閃光防御」だってよ!」


空中の異常を察知した軌道エレベータ警備部はエネルギーシールドと各種キャンセラーを街全体に展開稼働させる。


「全員衝撃と目を瞑って光に備えて下さい!!!!」

 



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