表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移は意味不明 ~レベル社会で生活できるようにかんばります~  作者: els


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/294

遺跡街連合VSオルワール領軍

オルワール司令部付近で花火のような物が発射され爆発音と共に戦闘開始の合図が上がる。


 ついにオルワール兵隊から遺跡街を防衛する戦闘が始まった


オルワール兵5000vs遺跡街連合450人+オーガ軍2000人での戦闘だが、基本的にはオーガ軍はオーガ領側での待機の名目で参戦しない方向で話が付いている。


オーガ軍が参戦してしまうと、人間族VSオーガ族の戦争に発展する恐れがあるので

遺跡連合が敗戦濃厚な戦況になったらオーガ領側で理由付けて参戦してくださいとお願いしている


ミリアのスケルトン、通称シロスケは戦闘特化型ではない為 すべてがLV20、これが100体。

区別の為にフルプレート装備のブラックスケルトンがLV30 通称ブラスケが50体いるので良い戦いをしてくれるのではと期待してみたのだが、ミリアの話では数の暴力には勝てないと説明される。


シロスケでLV15~20未満の相手を同時に3~4人相手にするのは難しく、ブラスケでも10人位に同時に襲われたらかなわないとの事。



開戦と同時にユニット分けされた偽装スケルトン部隊が投入されていく。


単体性能では人間側を上回るスケルトンなので、初期段階ではオルワール兵(盗賊傭兵)を次々と蹴散らしていたのだが、徐々に数の暴力で押し返され始める。


最初は攻撃しても死なない人間に敵兵も混乱していたが、誰かが倒し方を見つけたのだろう

時間と共にスケルトン軍団が倒されているのが確認できる。


「リックよ、上位種が使えればこんな奴ら何とも無いのじゃがの」

「生体ボディの製造が間に合わなかったから仕方ないよ」


ミリアが倒されているスケルトンたちを見ていて、少しだけ難しい顔をしている。


過去にミリアがエルダーリッチとして戦った頃はもっと高レベルのアンデットを投入していたので、戦況を確認する必要も無かったのだとか。


出来る限り人間としての戦いを追及してしまった結果、生体ボディ付きのスケルトンのみの投入となってしまっている。



ある程度相手の動き方のパターンに一定のリズムや法則がある事を認識すると、デンジャーゾーンパーティも動き始める。


相手が野盗の集まりだと聞いて元気よく飛び出したのはトニーとマイ。

基本犯罪者には容赦がないのがこの二人。

先行しているブラスケ達に合流するとブラスケ達がサポートに回りトニーとマイが介入した周辺の状況が変化し始める。快進撃中だ。


トニーとマイだけを戦線に出す訳には行かないので、俺も参戦開始。

高さ20メートルの防御壁から飛び降り敵の真っただ中に着地すると、最初は敵兵に驚かれるが戦時中なのだろうか、そんなことは特に気にするような事でも無いのだろう。


「空からバカが降って来たぜ!」

「遺跡街の冒険者か!ぶち殺してやる」

「バラバラにしてやるぜ!」


物騒な言葉が飛び交い、俺に殺意が浴びせられる。


目視可能な全員が汚いゆるキャラ化しぬいぐるみのような剣や斧の武器類で攻撃してくるが、俺には全く通用しない。


こっちが剣で攻撃すると確実にスプラッターな情景が目に浮かぶのでなるべく殺さないように攻撃していく。

中にはプレートアーマーを殴ったら殴った形にアーマーが変形してしまった兵士も居たので、そんな奴は殺してしまったかもしれないが、俺の攻撃を受けて動けなくなった奴らはとりあえず捕虜として同行している生体ボディ付き偽装スケルトンが縛り上げて檻の中に投げ込んでいる。


少し離れた所では人間がポップコーンのようにはじけ飛んでいる光景が見える。

あっちの方向では、俺と同時に飛び出して行ったリーザさんとキャノが合同で暴れているようだ。


野盗で編成されたオルワール部隊など彼女らからすればザコ扱い。


 リーザさんとキャノは二人でLV80オーバー 強者のオーラが全開の状態なので敵も委縮してしまいまともに動く事は出来ない。


LV20前後の野盗では20~30人位で一気に攻められない限り負ける要素が全く見当たらない。


そもそも一人に対して30人で一斉攻撃なんて無理な話で、対決できても5対1位に限られる。しかも彼女たちは疲れたらマッソWドリンクで回復ししているので、まず疲れを知らない状態で戦い続けているのである。


「こんな化け物が居るなんて聞いてないぞ!」(リーザさんの事)

「ふざけんな!オーガまでいるじゃねぇか!!!!」(キャノの事だな)


戦闘前になるべく殺さないで捕虜として後日、身代金請求するからと話をしたけど、相手が犯罪者の集まりなら容赦なく叩きのめしているようだ。ほとんど出会いがしらに瞬殺?状態が続く。


「超配管工兄弟」というゲームがあったが、亀を使って一気に敵を倒すワザが有ったが、見た感じそのまんま。

戦闘開始から1時間もしないうちに戦闘不能の兵士の複数の山が築かれていく。



エリアが城壁上から範囲魔法をブチかましているのは雷撃系の広範囲魔法だ。


殺傷力を絞って広域展開させる都合上、雷撃の魔法を選び当たった奴らは痺れてしばらく行動不能にさせて、動けない敵を偽装シロスケ達が御縄にする仕組み。


多分敵が一番死んでいないと思われるがかなり強烈な電撃で痺れているので障害は残るだろうな。


敵が固まってる場所を重点的に攻撃しているので敵もまとまって攻撃を受けないようにするため分散を始めると、街を守る会のメンバー達もトニーとマイと合同で突っ込んで行って蹴散らしている


アリシアさんとミリアの情報によると、この犯罪者の集まりのオルワール兵隊は全体の30%ほど概算で1500人程いるハズなのだが、既に50%ほどまで消耗させ、あまりの力の違いで逃げ出す奴らまで出始めている。


もともと雇われ兵だった為、それほど士気の高い奴らでも無いので当然と言えば当然なのかもしれない。


「ミリア!あっち見てよ!魔素が異常だよ!」

「ちっ、やっぱりそのための村人だったようじゃな」

「何をしているのでしょう?」

「あいつら村人を魔素タンク代わりにして魔法を行使するようじゃ!」


犯罪者達の兵士グループが総崩れを始めると、オルワール正規兵たちが出始める。


仲間の魔法士を守るような陣形を取りはじめ、「街を守る会」メンバー達の攻撃を通さないように戦闘を開始する。


「こいつらは正規兵だからさっきの奴らよりも手ごわいぞ!」


街を守る会の人達から見ると、先ほどの犯罪者の雇われ兵集団はレベルが格下の者も多かったし、統制もそれほど取れていない連中だったが、オルワール正規兵はしっかり訓練されているのでかなり手ごわい相手となる。


フライちゃんが伝令役で俺の元に飛んでくる

「ミリア様より伝言。「正規兵の後ろにいる魔法士達を無効化するのじゃ」だぞ!!」


それだけ言うとフライちゃんはリーザさんとキャノ、トニー・マイの方にも同様なメッセージを残して、遺跡街の方に戻っていく。



 アリシアさんは対物ライフルの弾頭を柔らかい物に変更して数キロ先の魔法士を狙撃中だ。

エリアに魔素濃度の高い場所を選定してもらい、大体の当たりを付けてグループリーダ的な魔法士をアリシアさんがスコープ越しに鑑定して見つけて狙撃している。


いくら柔らかい弾頭だからと言っても直撃すれば骨が折れたり内臓が破壊される位の重症は負うので確実に戦線離脱させている状況だ。

魔法防御壁を展開している魔法士も居るようだが、その辺に関してはエリアが魔法壁の有無を的確に見分けている。エリアは広域魔法も同時に行使しているので忙しい。


オルワール軍の先行している魔法士グループがこちらに向かって魔法攻撃を仕掛けてくる事もあった。


防御面に関しては遺跡街外壁に設置されているエネルギーシールドにて無効化、この程度の攻撃ではビクともしない。


さすが起動エレベータテクノロジー投入の外壁である。


この辺は本来ミリアが広域防御壁を展開する予定だったのだが、ミリアは現在全体の指揮とシロスケ達を使ってケガ人の回収、回復、捕虜の捕縛が行われている。


戦闘開始数時間で遺跡街連合軍の快進撃が進んでいる。

これは遺跡街側が地形的に有利だった要因が多い。

森の中に敗走する兵士は偽装スケルトンが気配も無く近づき捕縛し、遺跡街への道はほ一本道だったことにも原因がありオルワール領軍は兵を効率的に配置、利用できなかった。



そして、遺跡街連合軍有利の状態で戦況は進んで行く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ