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異世界転移は意味不明 ~レベル社会で生活できるようにかんばります~  作者: els


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ドラゴン討伐報酬?

帰ってすぐに王都が大騒ぎだったので何事かと思ったら、オーガ軍の人が先にドラゴン討伐の連絡を入れてドラゴン討伐成功で盛り上がっている所だった。


イオスさんにドラゴン討伐の英雄として紹介され、以前プ・リンタの街での凱旋の時よりも歓迎を大歓迎を受けたと言う事だけ報告しておくよ。一応ね。


でも俺の心はハッキリしない。ハッキリしない原因は例の豪邸に戻っていたから。


俺自身がイクシさんに会いたく無い。


なんとなく大変な事になりそうな予感が心配で頭の中がグルグル状態。

ドラゴン討伐という大義は果たしたので、その辺はクリアだと思うけど。


ここに来る前に冒険者宿屋に泊まろうとパーティメンバーに提案したのだが、イオスさんとキャノに全力で説得されズルズルな感じで、結局ここに居る訳だったりする。



「なぁトニー、俺はここに来てしまったが、どうしても何か起こりそうで怖いんだよな」

「あぁ、エリアが変な事言ったからな」


トニーさん案外話がわかるのか?


そんな会話をしていると、ドアがノックされたので入室の許可を出すとドアが開き

イオスさんとイクシさんにキャノが入室してくる。


「待たせたなリック!」

イオスさんが「ニカっ!」という笑顔で話し始めた。


「今回のドラゴン討伐見事であった。改めて礼を言うぞ。ドラゴン討伐に見合う褒賞となると巨額な物になってしまうのだが何か希望があるか?」


「いいえ特に無いです」


俺個人でどうにもならない大変な物を持ち込まれる前に退散したい。

いやこんな屋敷もいらん。


「そうか、ではこちらで勝手に決めさせてもらうぞ。拒否されるとワシは悲しいかもしれんから少しは考慮してくれよ」

イオスさんは俺の肩をバンバン叩きながら笑顔で話しながらイクシさんにアイコンタクトのような物を送って改めてこれから話す内容を確認したようだ。


色んな意味で重圧が・・・


「出来る限り考えますが、無理な物はお断りしますので、無茶な提案は止めて下さい」


最初に話し出したのはイクシさん。

「デンジャーゾーンの皆さんこの度はドラゴン討伐の成功お見事でした」

その後、謝罪の言葉等が続き、俺個人への偏見やリーザさんへの謝罪等が行われ、一応名誉回復と言った感じになる。


続いて、イオスさんが褒美や今後の待遇について説明

「デンジャーゾーンメンバー達はドラゴンスレイヤーの称号を与える そして」


・オーガ国の貴族として迎え、子爵とする

・子爵位にする都合でキャノと一緒になってもらう


二言目は一瞬何を言われたのか記憶が飛んだ。


冷静に考えれば普通ならサクセスストーリだよ。

ちょっと前まで野原に転移させられた一般人が、国のお姫様をお嫁さんにして貴族として第二の人生をスタートできるなんて!なんな事?。


俺も自分で言っている意味がわからない。


しかし、まさかのキャノを俺に嫁に出すという話。

オーガ国の貴族になれと言うのだから、婿かもしれないけど。


俺も下手に断るに断れない状況だ。

キャノの事が嫌いでもないしここで無理やり突っぱねてしまうとオーガ国とのお付き合いの面で色々とマイナスが出てしまいそうなのだが、イオス王に結婚しろと言われても俺自身、結婚する気が無い。

と、言うよりそれほどキャノの事を俺は知らん!


この話は困った。


「婚約と言う事でしょうか?何分若輩者ですので、大変光栄な事ですが、少し考えさせて貰いたいのですが」

「婚姻に付いては今スグ返事をと言う訳ではない。リック君も突然の事で考える事もあるだろう」


イオスさん、俺と肩を組みながらそんな事を言われると、もう半ば強制じゃないの?


「キャノはどうなんだ?」

キャノ自身がイオスさんに言われて、付き合っているだけかもしれないので一応確認を取る。


「私はリックと一緒に居られるなら、どこへでもついて行きます」

「キャノーラもこのように言っている。本人の意思も堅い、リック君キャノーラを頼むぞ!」


イオスさん話が早すぎるよ、俺は受けるとも何も言って無いよ


アリシアさんとリーザさんが凄く機嫌が悪そうだ


「キャノもパーティメンバーになるの!楽しそうだね!!」

エリアは同じパーティメンバーになる位にしか思ってないの?。


「イオスさん、キャノとしばらく一緒に旅をさせて貰って、キャノとお互いの事を良く知ってから、改めてでも良いでしょうか?」


俺自身キャノの事はあまり知らないし、キャノに好意を持たれるような事をした事も・・・多分無いよな。

目立つのはプ・リンタの街でワイバーン倒した位。でも討伐の仕事上だよね・・・・?

ビジェイの件は違うし。


「ああ、かまわんぞ。すぐにとは言わんが良い返事を待っているぞ!」


あれだけ怖い顔をしていたイクシさんも今は穏やかな顔をしている。

良く見ると凄い美人なので、キャノの美しさはイクシさん似なのだろう。

即座に結婚という事は回避できたが、ほぼ婚約関係になってしまった俺とキャノ。


同時にオーガ国の子爵という貴族にされてしまった。



子爵なんて知らんわ・・ではマズいので一応キャノに説明してもらう


大公・公爵・伯爵・子爵・男爵・騎士・平民貴族という位があるらしく、上から4番目の位。

現在キャノが居るけど、この辺は子爵辺りにしておいて様子を見るという配慮らしい。


領地経営と言っても俺が出来る訳が無いので、キャノやキャノの側近に丸投げだろうな。


イオスさんの話では領地関係は現在キャノが管理している場所を中心に検討されるが、この件に関してはしばらく先になるようなので、その辺の件に関しては後日改めてという事になる。


その間はキャノの側近が代行して手続きをしてくれるみたいだ。


でも、仮にキャノが居なくなるとこの国の跡取りとかどうすんの?という疑問が生まれる。

ビジェイを見る限り俺もダメな人だと思うのだけ、もう一人のお兄さんはマトモなのかな?


イオスさんとイクシさんが心配無用と言っているので何か策があるのだろう。


いつも通り、気にしない事にする。



さて、討伐したドラゴンの素材は3分の1がオーガ国へ残りが俺達の取り分となるが、この辺も後日遺跡街の方に送ってもらう事になった。アリシアさんが上手に鑑定してくれたので重要な部材を優先的に送ってもらう予定だ。


内臓なんかは魔素割合が凄く高くて、薬とか魔法の素材等に使えたり

骨や皮は強力な武器・防具の素材になるんだとかで凄く高額になるようだ。



話会いが終わりイオスさん達が退室していくのを確認すると、俺はソファーにグタッと沈み込む。


ミリアが俺の後ろから囁くように話をしてきた

「リックよ、あの時変に断ると話がこじれたかもしれんの。アリシアやリーザも国王には逆らえんから我慢しておるようじゃが、その辺は上手くフォローするのじゃぞ」


もう、難しい事を言わないでくれよ



こんな感じでキャノが新しいパーティメンバーとして加入してきた。



キャノの情報

キャノーラ・カノン 【種族】ハイオーガ【年齢】19歳【身長】178cm【職業】戦士

【LV】41

オーガ国のお姫様、アスリート系体形だが母方似の美人である。リーザよりも3サイズに自信が無いので本人は気にしているようだが、リーザが異常なだけだ。性格はリーザとアリシアを足して2で割ったような性格で正装してしまうと戦士には全く見えない。

なお、最初に出会った時は体中に武者修行の跡が残っていたようだが、マッソドリンクの影響で全て古傷が完治している。戦闘中の性格は極めて好戦的。一人称は「オレ」や「私」だったが、リックと会ってからは「私」に切り替えている。


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