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異世界転移は意味不明 ~レベル社会で生活できるようにかんばります~  作者: els


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アリシアとミエスの図書館での話

時系列は「屋敷を修理しよう」と同じになっています


 私、アリシアと遺跡街で合流したミエスさんは現在、街やこの世界の情報を収集するという事でこの街の図書館に来ています。


王都の図書館よりは小さいけれど、物流拠点のこの街ではそれなりの規模の資料館・図書館が充実しているのです。


ミエスさんはこの時代?の情報集め、私は商業や法律に関する事や、事件事故などの時事情報の収集がメインになります。

ミエスさんは図書資料館に入るなり、地理・歴史に関する書籍を両手で抱えて持てる位。30冊位はあるでしょうか?一気に持ってきました。


 リーザさんも居るので、彼女はミエスさんに色々お願いされて、本を集めて回っています。

ミエスさんはそのあと椅子に座り、本をめくります。最初はこの国の共通言語に関する初歩の本だったようです。ゆっくりとページをめくり内容を良く読んでいる感じでした。

 続けて、共通言語の難しい本、外国語関係、古代語関係、魔法言語関係と言語関係の本を続けて1時間ほどかけて見ていたようです。


私自身も商法関係、法律関係の本を読みなおす必要があったので、それほど細かくは見ていませんでしたが。


 その後、彼女は歴史書・地理書・戦記などの本を「読んでいるの?」と言うペースで、ページをめくって見ているだけの感じの作業が続きます。1冊2~300ページある本を5~10分程度で見ている?読んでいる?感じです。


読み終わった本はリーザさんが片付けて、リーザさんが新しい本を持ってくる感じ。

書士さんが凄く嫌な感じで見ていたのが気になります。


「あなた!大事な本で何をやっているの!!」

書士さんがついに怒りました。


ミエスさんはただ、本をめくって見ているだけ。

ここにある本はとても高価な物が多く大切な物なので遊びでページをめくられるだけなら触ってほしくないという気持ちがあるのだと思います。


『申し訳ありません、つい内容に夢中になってしまい、ご迷惑をおかけしています』


「あなた本当に読んでるの?ただ本のページをめくってるだけにしか見えないわ!」

書士さんがお怒りです。

『一部解読が難しい本がありましたが、楽しく読んでいます』

「うそ付かないで下さい、そんなに速く本の内容が理解できるはずがありませんよ!」


ミエスさんが少し困っている感じになっています。


私は丸暗記が難しそうな、共通言語辞典を書士さんに手渡し、ミエスさんが内容を覚えているのか確かめる事にしました。

「私、アリシアと申します。彼女が何かご迷惑をかけたようで、謝罪させて下さい。彼女は本の内容を理解していると思いますので、先ほど読んでいた共通言語辞典の内容で確認してみて下さい」


書士さんはまさか、覚えている訳はないと言った表情だ

「では〇〇■■について説明して見て下さい」

ミエスさんは普通に答える。辞典に書いてある語句、すべてそのままで。

普通答えるときは、それなりのアレンジなりが入ってすべてそのまま答えるという事は難しいのだが、彼女は辞書に書いてある通りの内容で回答する。


「えっ?、でも、これはさっきまで読んだ本ですよね?」


書士さんはさっきまで読んでいた本ならたまたま覚えていたのかもしれないと疑います。

それを見ていたリーザさんがここからここまで読んでいると書士を本棚連れて行き、ランダムで1冊を選ぶ。リーゼント王国の歴史年表みたいな本が選ばれた。

「〇〇年に何が起きた?みたいな事だと勉強していれば簡単にわかりますよね。〇〇ページに何が書かれていたか分かりますか?」

「ちょっと書士さん、それは無理があると思います。普通の人でもそこまでは見ていないと思うので、それは意地悪だと思います」

私は書士さんにそれは酷いと意義、苦情を言いました。

しかしミエスさんは普通に答えたのです。

『リーゼント王国歴史記録年表の〇〇ページですね、××帝国との・・・・・』

ミエスさんは一字一句間違えずに書籍の内容を読み上げていきます。


「もう大丈夫です」


書士さんはその一言を言い残し去って行きました。

リックさんが言うにはミエスさんはロボ?と言っていました。彼女はロボだから本を読んだりするのが速いのでしょうか?

彼女はその後も本を読み続け、帰りの時間の頃には300冊以上の本を読んだみたいです。

その後彼女は、この世界の基礎知識は大体把握したようですが、でもこの世界の他の知識が足りないので、まだ情報収集が必要だとか。

「あとでスタッフ?を派遣します」みたいな事を言っていました。

私も彼女を見ていて商法とか法律関係の知識を高めないと、改めて思いました。


屋敷の帰りにミエスさんがちょっと面白い事は話出しました。

『歴史の本を読んでいたら、1500年位前にミリア・ミラージュという大魔導士が居たそうですよ』

「そういえば一緒に居るミリアさんも魔導士ですよね。彼女も1000年以上前からこの地に居たと話していましたし、もしかしたら同一人物でしょうか?」


「そうだったら面白そうだな」

リーザさんは話を聞いていて、呟きます。

 彼女は英雄物語みたいなのが大好きなので、大昔に実在した勇者・賢者・戦士・魔法使い・神官の旅物語が大好きなのだとか。

その物語の中にはミリアという名前は出てこないらしいですが、物語を描く上で色々名前が変わる事もあるので、もしミリアさんだったら面白いかなと思いました。


 機会があったらその辺の本も読んでみようかなと思います。


ミエス(ロボ達)達はこの世界についての情報が少なすぎるので、それをカバーする為に書いたお話です


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