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異世界転移は意味不明 ~レベル社会で生活できるようにかんばります~  作者: els


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光と闇の塔 その1

 この階層に来てからの疑問。ダンジョン内なのに昼夜がある事。


この階層はとにかく広い。レベル上げ中にリーザさんに聞いた事があるが、端から端まで普通に歩いていくと20日ほどかかる広さのようだ。

 端の方は山脈のような感じになっていて山裾が広がっているとの事。本当にダンジョンの中なのか疑いたくなる。街自体は城門から40~50キロ離れた場所にあり、ダンジョン階層の端っこの方に位置している。街の周辺は農産地として開拓されており、ほとんど魔獣等は出現しない。時々下位の魔獣が出るのでそれらを冒険者組合が討伐依頼のような感じでクエストを発行している感じである。


 あとは巨大な湖も存在するが、ほとんどが森で当然の事ながら未調査の地域も存在している。

森の中には誰が築いたのか不明だが、壁がありそれが、上位魔獣の侵入を防いでいるような感じになる。壁の外はLV40以上の魔獣ばかりという事だ。壁の中と言っても半径300キロ以上あるらしいので、街自体は本当に壁の端っこに位置している。


 昼間は明るくて塔として認識できないのだが、夕暮れになると「太陽もどき」の下に線上の塔のような物が見える。夜になると「太陽もどき」が「月もどき」のような明るさになり、昼夜を再現している?という事なのだろう。


「リーザさん、あの太陽のふもとにある塔のような物はなんなのでしょう?」

俺は前々から思っていた疑問を聞いてみる事にした。

「あれは、光と闇の塔だな、ここでの生活に慣れて来たと思うが、あれが昼夜を再現している」

「行った事はあるのですか?」

「一応あるが、塔自体には行ってもなにも無いぞ?というか塔?の中には入れないし、調査で外壁を上った事もあるが窓のような物も何もない建築物?だったな。太陽のような物の傍には近づけないので、夜登った事もあるが、透明な壁のような物があり、ある一定の高さまでしか登れないようになっていた」


俺は建造物という言葉に引っ掛かった。


「行ってみても大丈夫ですかね?見てみたいです。」

「あー構わんよ。別に立ち入り禁止地域でもないし、塔の周りには一応小さな町もある」

へぇ、町もあるのか。


デンジャーゾーン達は光と闇の塔に向かう事になった。

一応観光地らしいので、定期馬車等も運行されている為、俺たちは旅行をかねて塔観光である。

「いらっしゃい!光と闇の塔の置物模型はいかが!?魔力で光るよ!!」

「光と闇の塔饅頭はいかがですか!出来立てでおいしいよ!」

「光と闇の塔の串刺し肉はどうだい!」


街では見られなかった種族も見かけ、観光地らしい賑わいが見られる。


「リック!あれ食べたいよ!」

エリアが何か食べたそうだ。最後の肉に関してはただの串焼きだろう?

「肉か?」

「肉じゃないよ!あれあれ」

光と闇の塔パフェ

「あーパフェか、いいよ」

カフェ光と闇の塔という店に入る事にする。何でも光と闇の塔なんだな。

「光と闇の塔パフェ4つとお茶6つお願います」

女性陣はパフェらしい。

「えっとパフェ4つでよろしいですか?けっこう大きいのでシェアされるお客様も多いのですが、どうしますか?


「「「「大丈夫です」」」」


しばらくすると塔パフェが到着する。

ん、まさに塔サイズだ。大ビールジョッキのデカイ容器みたいな物が50cm位の高さあり、そこから更に50cmほどの塔をイメージした焼き菓子にクリームや果物でトッピングされている。

悪く言えばバケツサイズだ


「お前らそんなに食えるのか?」

トニーの表情が引きつっているのが笑える。俺も同感だけどな。


「「「「いただきます!」」」」


 リーザさんは余裕だろう。元々結構食べる人だし。食うのが早いだろう!もうちょっと味わって食えよ!というレベルだ。パクパウムシャムシャとあんた何喰ってるの、スイーツ系の食い方じゃないよ。本当にワイルドだ。

 マイは美味しそうに食べている。なんかもったいない感じに丁寧に食べるのだ。元々ドワーフ族は甘いものをあまり食べないので家の食卓にもあまり出てこない。ハーフ系のマイからすると甘いものはとても貴重らしい。そんなにゆっくり食べるとクリームがとけちゃうぞ!。

 エリアは本当に子供のように食べる。あなた16歳でしょ来年成人だよ。まぁ食べている所がとても可愛くて、見ていて飽きない。ハムスターのように口の中に一気に入れてモシャモシャ食べている。余計にかわいい。

 アリシアさんは、普通なのだけど、食べている所を見ていても美女なのだ。絵になっているというか、食べている物がバケツサイズのパフェでもあなたの美しさの前だと普通に見えてしまうという。こっちはこっちで見とれてしまう美しさ。

 食事中、バケツパフェの影響で他のお客さんから奇特な目で見られていたが、うちのパーティメンバーが美女ぞろいなので、それに気が付くと余計に驚いていた感じだった。


トニーと俺は遠い目で見ていたけどな。


リーザさんがお代わりを要求してきたが、それは却下する。大食い大会じゃ無いんだからやめてくれ。

みんなが食べ終わったので、俺達は店を出る事にする。

リーザさんだけが心残りがあるようだったけど、まぁ他の物も食うので諦めてもらった。

それにしても彼女たちは全く体形が変わっていない、あのパフェは何処に行ったのやら、謎である。


そんな感じで腹ごなしをかねて、光と闇の塔本体部分を目指す事にした。


いよいよ地下街編の終盤です。

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