表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移は意味不明 ~レベル社会で生活できるようにかんばります~  作者: els


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/294

初の討伐クエスト

 初心者講習開始から1か月ほど経過した


一応初心者講習も終え、俺も今日から新米冒険者の仲間入りになった訳なのだが

んーーん?なぜかリーザさんが一緒にいる?。トニーとマイが一緒に居るのなら分るよ。初心者同士だからな。


パーティ編成も行っているが、リーザさんはAランク冒険者で俺達はEランク冒険者だ。ランクが2ランク以上離れると通常はパーティ編成ができない事になっている。


 というよりAランククエストはEランク冒険者は受けられない仕組みなので、通常は一緒に仕事をすることができない。野良狩りと呼ばれる討伐もAランカーが攻撃してとEランカーにとどめを刺させると言った経験値稼ぎみたいな事をしてもダメージ比率で経験値が入る仕組みらしいし、そもそも討伐対象とレベル差が離れすぎているモンスターと対戦しても、ダメージが全く通らないとか倒した死骸の状態で解体しようとしても全くナイフが刺さらないとかあるらしい。

自分のレベルに応じてモンスターや魔獣を選ばないとダメっぽい


「リーザさんはなんで一緒なのですか?確かに上位者と一緒だと心強いですが、儲かりませんし報酬も出せないですよ」

「リックお前に興味がある、あのスバ抜けた身体能力をぜひ実践で見てみたいのだよ!」


今回の討伐依頼は農業生産地域に出没する”ダークワイルドウルフ”の駆除 LV11の初心者冒険者向けのクエストだ。

単体ではそれほど強く無いのでLV11となっているが、10体以上の群れになると討伐レベルが一気に上がる案外厄介な魔獣だ。

今回は数体の規模の魔獣が数か所で目撃されているレベルなので危険度は低い。

村人からすれば脅威なので、討伐依頼となったわけだ。


「トニー、マイ初めての討伐なので気を引き締めていこう!」

「「「おおっー!!」」」


豊かな農産地帯に入り、目撃情報のあったポイントへと移動する

俺の気配探知?なんか嫌な感じがする例のやつは反応していない

農産地帯から少し離れ森の近くまで来た。森の中の方からなんか嫌な感じが2~3体位が5グループ位あるのを感じる

リーザさんも何かを感じているようだが、戦いには参加しないそうだ。

森から少し距離を取り様子を確認しているとリーザさんの気配がスッと消える。

そこに人物は居るはずなのに、気配が全く感じられなくなった


 これがAランク冒険者なのかと感心していると、突然森の中から3体のダークワイルドウルフが飛び出してきた。

これはトニーが切り込んで、マイが遠距離魔法で攻撃する

トニーとマイは1体を無事に倒すと同じように2体目を攻撃、3体目は一瞬リーザさんを見るが何も無かったかのように俺を睨む。

ダークワイルドウルフはゆるキャラ化しているので、俺をターゲットとしたようだ。俺はマッドブラッドの剣士から奪った剣を装備しているので、それを構える。事実上初めての実践で緊張する

 今まではただ剣を振っていただけだが、リーザさんのおかげで舞台型ナンチャッテ剣士から、まぁ何とか剣士に見えるんじゃないレベルまで剣術レベルは上がっていた。

相変わらず魔獣の動きはスペシャルスローに見えているので俺はリーザさんに習った通りに剣を振るう。

今までは剣が折れるのじゃないかと思うくらいの反動があったのだが、剣はダークワイルドウルフの胴体をスッと切り裂く

そしてダークワイルドウルフたち3体は絶命した。


「やったな!トニー!マイ!」

トニーとマイはかなり疲れた様子だ。俺は剣の切れ味なのか俺の剣の技術が上がったのか、スパッと切れてすごく嬉しかった。

リーザさんも笑顔で答えてくれる。

討伐証明部位を切り取り、トニーとマイが初戦で疲れているので一度森から離れて様子を見る事にする。

俺のなんとなく気配探知では曖昧あいまいだけど、あと4グループ確認している。最大あと12匹と言った所か?

一気に来られると非常にまずいのでできれば分散討伐を願いたいというか、まとまってきたら逃げるしかない。


リーザさんが何かに気が付く

「まずい!」

200メートルほど先で村人が森の中に入っていくのが見えた。

俺のなんとなく気配探知がのうち端のグループに急速な動きを確認する

「リーザさんヤバイです魔獣の何匹かがあっちに向かっています」

「トニーとマイを任せても大丈夫か?」

俺は問題ないと告げる。でも少し心配だ。いくらスローに見えても同時の10匹以上の魔獣が来たら、どうに対応すれば良いかわからない。そんなことを考えているうちに、リーザさんは村人の方へ走って行ってしまった。

「トニー、マイ、本来は3人でやる仕事だったからやるぞ!」

「がんばるよ!」

魔獣の状態に変化が起こる。4グループ中1グループが村人の方へ向かい、最悪な事に残り3グループが合流してしまう。

と説明すると正確だが、実際はバラバラの嫌な気配が凄く大きくなったという認識レベル。魔獣の正確な数までは把握できない。

リーザさんは平地でもない森の中をすごい速度で駆け抜けているようで、村人の所まであとわずかと言った感じ。

グループが大きくなって警戒性が低くなったダークワイルドウルフは数の暴力で俺たちに襲い掛かってくる

「トニー!まずいよ!見えるだけで12匹いる!!!」

「マイ!お前だけも逃げてリーザさんに助けを求めろ!、ここはリックと時間を稼ぐ」


ダークワイルドウルフ、10体以上だと討伐レベル20ランクC推奨


 俺もマイには逃げてもらった方が良いと思った。分散で攻撃を仕掛けられた場合とても守り切れる自信が無い

トニーに2体の魔獣が遅いかかり、攻撃と防御を行っているが、3体目が後ろから襲いかかる!

マイは3体目に対して魔法を放ち3体目の攻撃からトニーを守る事に成功するが、マイの両サイドに魔獣が襲いかかる!


マイは1体を剣で攻撃するが、2体同時は厳しそうだ。

トニーは3体同時に相手をしているが、押され気味で危ない。

マイは得意の魔法攻撃が出来ず、剣による防戦になっている

俺の方には残り5体の魔獣が取り囲むように距離を取っている

残り2体は森の中で様子を見ているようだ。

マイが劣勢になった頃、俺の方の3体が同時に襲いかかり、劣勢のマイに2体が向かう。

俺は魔獣を無視してマイの方へジャンプ、マイを抱えてその場から一気に移動

マイは煙玉を使い魔獣を混乱さた後に俺達は魔獣との距離を取る

トニーはさっきの2体の魔獣を倒していたが、攻防が間に合わず攻撃を受けてダメージを受けている感じだ

俺はマイに背中でしがみ付いていろ!と命令。ジャンプ一発で数十メートル先のトニーの後ろまで移動

背中のマイはあまりの速さに悲鳴を上げる

俺はトニーの後ろの魔獣を切り裂き、トニーと無事に合流。トニーの討伐数は3体だ。

しかしかなりの深手を負ったようで顔色がすごく悪い。長期戦は無理な感じに見える。

何とか第二波を乗り切り、体制を立て直す



マイは遠距離魔法で1体を攻撃し、命中。魔獣は燃え上がり絶命する

俺がこちらか仕掛けるか受けるか判断に迷っていると

トニーが1体の魔獣へと切りかかり、おれはトニーに続く形になる。

マイは魔法攻撃。

魔獣は誰が一番ダメージを負っているのか分かっているかのようにトニーを集中的に狙うためダメージの多いトニーは魔獣の攻撃を受けてしまう。

マイがトニーと交戦中の魔獣に対し魔法を放ち命中し魔獣は燃え上がり絶命 


俺はトニーに纏わり付いている魔獣を素手で引っぺがし森の中の魔獣に投げつけた。

森の中の魔獣1体に命中し、2体絶命


マイとトニーは限界に近い、俺は目の前の魔獣に対しジャンプして距離を詰め、1!2!と一気にきりかか絶命させる事に成功。

マイは森の中の魔獣に魔法で攻撃するが当たらない。

マイは既に疲れて動けない。トニーは傷だらけで重症だ。魔獣も森の中で隠れてしまい、俺はこの2人をおいて攻撃に出る事もできない

そのうちに嫌な気配は消える。

初戦はこんな感じで終了したのだった。何事も上手くいくとは限らない。


俺は救済組合から貰っていたポーションをトニーに与える。

こっちに住むことになった時にもらったポーションだ。

「悪いなリック、こんな高価な物をもらっちまって」

「仲間だろ!気にするな」

「あぁ、ありがとうリック」

リーザさんが走ってきた。時間にすると数分の戦いだったが異常に長く感じた。

いくら俺が異常に強くても数の暴力にはかなわないことを実感した戦いだ。


討伐数 トニー3体・マイ3体 俺5体 合計11体 残りは逃げられた


現代人の俺は殺し合いの戦闘は精神的に疲れるようだ。もっと鍛えなければならない。



戦闘シーンを書いてみました。

キャラ達も上手く立ち回れなかったようで、筆者の表現力不足もあります。

リック本人も疲れてしまうお話になりました。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ