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異世界転移は意味不明 ~レベル社会で生活できるようにかんばります~  作者: els


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嫁取合戦開始

いよいよ嫁取合戦の開始、合戦だけど3対3だ、猿蟹合戦だって サルVSカニだ気にしない。

合戦と聞くと大人数な感じもするが、戦いなら合戦なんだろう


各人配置に着くと、主審が試合開始の鐘をならす。


「多重魔法壁展開、速度ブースト・防御力ブースト・攻撃力ブースト・中級プロテクション・防具ステータス向上、武器ステータス向上、オールステータスハイブースト・・・・」

ボトルは各種魔法を詠唱を開始し、シャア・ゴトック・自分に魔法をかけていく


こちらはリーザさんとキャノが魔法詠唱中

リーザさんは

「低級プロテクション・オールステータスブースト・魔法壁展開」

キャノは

「オールステータスブースト・スキルブースト」


と、二人の魔法は明らかに種類やレベルが低い。

魔法特化型のメンバーでは無いので解っていた事だが、ここまで対戦相手チームとの差が見られるとは思わなかった


俺はこれ以上ゴトックに魔法を使わせないように俺の攻撃から試合が動き始める


俺はハンドガンでボトルの展開した魔法壁を攻撃し、魔法壁を全て破壊する事に成功。

魔法壁は無色透明では無く、ガラスのように存在自体は肉眼でも見えるので、魔弾が通過した後はガラスのように砕けて消える事を確認する事が可能だ。


アリシアさん特製魔弾すげぇ!


銃弾を知らないボトルが少し驚いていた様子だったが、再びボトルが魔法壁を展開する前に、キャノが速攻でボトルに攻撃を仕掛ける。

「人間のくせに早いな!」

ボトルは素早く回避しながらファイアボールを手土産に置いて行く。

あの巨体で素早く動くのは違う意味で凄い!


炸裂するファイアボールをキャノは回避しつつ、そのままボトルに再び接近、キャノ後方から重なるよう接近したにリーザさんがボトルを潰しに行くが


「ファイアアロー!」


続いて流れるようにシャアからファイアアローが放たれる、リーザさんはそのまま体の方向を変えると、ファイアアローを剣で切り裂く!


「ファイアアローを切ったのか!」


少し距離を置いていたゴトックが高速で移動するとリーザさんを殴りつけるのだが

ゴトックの拳にはヒットした感触が無い!

「ちっ!これを避けやがるか!」

リーザさんはゴトックの攻撃がヒットしたかのように見えたが、当たっているように見えて全然当たってない回避。 


これはうまい!


シャアはファイアアローを使った後はほとんど動いてない、ゴトックとリーザの戦っている様子を見ているようだ。


「リック!そこから動くな!、シャアはお前を警戒している!」


シャアの表情が少し変化する。

体臭感知という新技を覚えた俺は、シャアの体臭が変化しているのに気が付く。

俺の頭に危険信号が流れてくるのだが、俺の視覚外から突然シャアの姿が現れる!


「消えろ!」


いつもならスローに見えたりするのに、そのまま俺の体にシャアの蹴りが入り、俺は気が付くと蹴り飛ばされていた!


場外はマズイ!!


モロに蹴り飛ばされたが、蹴り飛ばされて回転する体を無理やり方向修正して、地面と空の位置を素早く認識すると、空間を蹴り上げる。


大気の層を蹴りぬいた俺は空中で急停止


「!!?貴様!浮遊魔法が使えるのか!!!」

急停止した俺を見てシャアは一瞬混乱


そのまま俺はフィールドに落下していくが、シャアはファイアボールを連射する。

全てのファイアボールは俺に着弾すると、爆破の衝撃で上空に飛ばされてしまうが、以前のドラゴン戦のように空中を蹴り上げ、空中移動を続ける。


「魔法ではないのか!」


まだ若干混乱しているようなシャアだったが、ウォータボールとアイスウインドウを同時発動

ウォータボールはアイスウインドウにより冷却され氷の弾ととなって俺に襲い掛かる。


「リックばかりやらせるか!」

キャノが一直線に飛び出し、シャアを蹴り飛ばす。

10メートル程飛ばされるが、何事も無かったかのように、シャアはフィールドに着地し、シャアはキャノを脅威として認識すると、キャノに対して攻撃を開始する


「うるさい人間族が!」

「オレは人間族じゃないぞ!」


フィールドに響く剣の打撃音

観客には二人の動きが速すぎて何が起きているのか理解不能な動きが続く。


俺に飛んで来たアイスボールは空中で殴って爆散

殴った反動で俺はさらに上空に飛んで行く


リーザさんはゴトックとボトルと戦闘中。

「中途ハンパ者が!とっとと倒れるんだよ!」


リーザさんの剣技が二人の想像を超えていた為、ゴトックとボトルは焦る


「ゴトック!そろそろ、武器ステータス向上が切れる!」

「最初に人間野郎が何かをしやがったから中途半端になっちまった」


2対1でリーザ優勢で戦いが進んでいる。リックとの旅でドラゴン戦や戦争を経験しているリーザは修羅場の数が違ったのだ。


ゴトックは戦士でも格闘寄り

ボトルに関しては基本は魔法士だ、剣技に関してはリーザが明らかに上なのである。


「ちっ!あいつのは硬い剣だな!」


しかもリーザの剣はブンタさん特製のミスリル合金ソード+硬化魔素テクトコーティング済みのある意味反則武器だ


「あいつのは、だだのミスリルソードじゃねぇぞ!」

「ふざけんな!こっちは組合から借りたオリハルコン製だ!ミスリルソードなんかでどうにか出来る物じゃねぇだろ!」


剣がぶつかり合う度にオリハルコンソードが刃こぼれして行き、ゴトックとボトルは焦り始める。


「おしゃべりとは余裕だな!」


リーザさんは敵の魔法士を潰す為にゴトックをシャアの方に蹴り飛ばして、そのまま攻撃目標をボトルメインに切り替える。


俺空中落下中だが空間を蹴り飛ばしてゴトック・シャア・キャノの方へ飛び込む!

ゴトックは蹴り飛ばされ中でも俺の存在を察知し体制を無理やり変え、頭かから着地したと思われたが剣を捨て、逆立ちのような状態で、腕力だけでジャンプ!、かなり無理やりな体制で俺の方にそのままストレートで飛び込んで来た!


「おらぁ!食らいな!」


たぶん凄い速いんだろうけど、俺から見ると凄いスローなパンチが放たれるので、俺は余裕で回避したのだが


「グハッ!?」


避けたはずのパンチをモロに食らってしまう俺

避けても当たってしまう!


「やっぱりこいつ素人だぜ!」


空中でサンドバック状態の俺、ダメージは入っていないが、回避が出来ないので精神的にキツイ!


「リック!実態ではなく魔素をみるのじゃ!」

ベンチからミリアのアドバイスが飛んでくる


「油断するな!ゴトック、戻れ!」

「チッ!」


ゴトックは俺を蹴り飛ばした反動を利用し加速して、そのままシャアと戦闘中のキャノを背後から蹴り飛ばす


キャノに強烈な一撃が入ってしまった!

「グ、キャァ!」

「人間族が!汚く鳴くぜ!」


「あの男は動きが単調だから速くても読みやすいぜ!」

「少し面倒だが、女二人を片付ける!」

「OKだシャア」


シャアとゴトックのターゲットははリーザとキャノの2人に変更される


「キャノ!」


俺はロケットミサイルのように加速しキャノを保護してその場から一旦退避

キャノはヒールを自分にかける

「大丈夫かキャノ!」

「一発貰っただけで骨が折れたけど、もう大丈夫だ」

抱えていたキャノを放すと、再びキャノはゴトックの方へ向かっていく。


反対側ではリーザさんがボトルと戦闘中、ボトルは魔法士のはずなのに、リーザさんと打撃戦を繰り広げていた。

「魔法士なのになかなかやるな!」

「フン!、中途ハンパ者に言われても嬉しくは無いわ!」


「多重魔法壁!」

「私にそんな物は通用しない!」

「通用しなくてもいいんだよ!」


その時、リーザさんの動きが一瞬だけ異常な感じになり

パキーンと激しい金属音と爆破音が発生したかと思ったらにリーザさんが吹っ飛ばされた!

シャアがボトルの後方から接近し、リーザの死角から至近距離で爆破の魔法を使用しリーザを吹っ飛ばしたのだ!

ボトルの魔法壁は爆破から自分の身を守る為とリーザの接近を一瞬でも遅くする為の物だった!


「やばかったぜ、シャア。もう少し早く来てくれよ」

「何を腑抜けた事言っている」


マズイ!このままだとリーザさんが場外に飛ばされる!


俺は一気に加速。周囲が景色が流れる中、途中魔法壁を何枚か貫通した音がしたが、リーザさんを無事にキャッチすると、フィールド内に向けて空中を蹴り飛ばして空中移動に成功する。


「クソ!人間男は何なんだ!、ボトル、途中に魔法壁を展開しておいたよな!」

「あいつ、クモの巣を破壊するように俺の魔法壁を破りやがった!」

「面倒なヤツだ!」


一旦仕切り直しかた思われたが、キャノとゴトックが二人になった所で戦況が一気に動く。

オーガ族スキル・フルブースト状態になったキャノ+俺に抱きしめられた謎パワーが融合

体中からオーラのような物が発生した。


「キャノちゃん、ワンステップあっぷぅ!」

「彼女ハイオーガだったな、ハイオーガのスキルで鬼人化ってのがあったな」


キャノはハイオーガ種特有スキル鬼人化により基本ステータスがさらに向上

オーガ族特有の角が強調され、体つきも変化している


「ふざけんな!てめぇ人間じゃねぇのか!!!」

叫ぶゴトックだが、ゴトックはキャノにサンドバックのように殴られ続ける。

本来戦士のキャノからすれば殴る蹴るだけの格闘スタイルは正しい戦い方とは言えないのだが、キャノ自身が持っているハイオーガの血がそうさせるのだろう。


「女のパンチが効く訳ねぇだろが!!!!!!」


ゴトックとキャノではウエイト差が有り過ぎるのだが、鬼人化によってパワーアップしているキャノの攻撃は徐々にゴトックを追い詰めていく


ゴトックに加勢に行こうとするシャアとボトルを俺とリーザさんが全力で阻止するとキャノの様子が更に過激になって行く


「クソトラがぁ!俺をなめるな!」


ついにキャノのパンチがゴトックの鼻を潰すと、一瞬怯んだゴトックの隙を見逃さないキャノ。


キャノの膝蹴りがゴトックの顎をブチ抜く。


砕けた顎のがプラプラしている状態のゴトックだが、もう我を忘れているかのようにキャノに襲い掛かる。

ゴトックの動きは単調な動きであるが、キャノは大胆で高速なゴトックの動きを薄皮一枚で交わし続け、体力の消耗を最小限に抑える。


戦士同士の殴り合いで、キャノとゴトックは段々と血まみれになって行く!


「リック!あっちはキャノに任せろ!信じるんだ!」


「ぐがぁぁああ!」

ゴトックが叫び上げると、ゴトックは体形が二回り位大きくなったかのように変化した!


獣人族特有スキル 獣人リミッター解除

リミッターを解除する事で身体能力の限界性能が著しく向上するスキル、高度な訓練を行わないと自我を失い、肉体に対する負担が限界値を超える為、平時に戻っても数日は動けなくなる。


獣人族でもよほどの事が無い限り使う事は無い諸刃のスキルだ。


追いつめられたゴトックは無意識にリミッタを解除し、自我を失う


ケトルとポットはゴトックの様子を見て

「あーあぁ、あのトラ族、訓練してないわねぇ、終わっちゃったかなぁ」

「リーザなら大丈夫だが、あのトラ族は後々後遺症が出るかもしれないな」

「審判は止めさせないのかなぁ」


ゴトックの一発一発のパンチが重く強烈になっているが、スピードと技に切れが全く無くなっていた。


スピードと技の無い敵はキャノにとっては、ただの殴られ人形だ


鬼人化したキャノは動きを加速し、回転蹴りをゴトックのボディに炸裂させる。


”ヴォアキ!”


という鈍い音と共に、キャノの足がゴトックの体にめり込んだ

キャノの蹴りはゴトックの脇腹を破壊し、そのまま内臓へとダメージを与える


ゴトックは転がる事も出来ず、そこで立ち止まってしまう。

エレファントマジック会の幹部が騒ぎ出す

「ゴトックを回収だ!早くしろ!」


「キャノ!そっちはもういい!」

しかし鬼人化したキャノは止まらない!

再びゴトックをサンドバックのように殴り続け、拳の跡が痣状にゴトックの体に刻み付けられる

「リック!キャノを止めてくれ!」


このままではキャノがゴトックを殺してしまう!


俺は全力でキャノに飛び込み、抱き寄せる。

キャノから発生する色々な感情の匂いが混ざっていて何を言って良いのか解らない。


でも言える事は

「キャノ!もう大丈夫だ!俺だ!リックだ!お前を離さない!」

暴れるキャノをギュっと抱きしめる

キャノの体から幸せを感じている匂いなのか、安心の匂いなのかが発せられると同時に、キャノから力が一気に抜けた。


「ごめんなさいリック。私・・暴走・・・?もう大丈夫ですわ」

「キャノは少し休んでいて」

キャノをフィールドの隅に待機させ、俺はリーザさんの方に戻る


リーザさんがシャアとボトルを相手に戦闘中。

「シャア!補助魔法全部切れたぜ!」

「それよりあの女!ゴトックを潰したのか!」


リーザはシャアとボトルを相手に立ち回っている


「この中途ハンパ者、私とボトル相手に互角に立ち回っている」


シャアから焦りが感じられるようになった。

ボトルがリーザを捉えようとするのだがスピードが速すぎて捉える事が出来ない。

シャアも打撃を与えようとしてもヒット出来ない。


「こんな所で使いたくねぇが、シャア!俺はリミッターカットするぞ!」

「そうだな、中途ハンパ者に負けたら笑いものだ!ゴトックみたいにはなるなよ!」

「心配するな俺は自我を保てる」


シャアとボトルは獣人リミッタ解除を行う

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