表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移は意味不明 ~レベル社会で生活できるようにかんばります~  作者: els


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

104/294

リーザの里帰り(リーザ編)

まだ日も登らない早朝からリーザさんが冒険者組合から呼び出しを受けているようで、今日は朝からリーザさんが居ない。


現在、俺達の家には俺・アリシアさん・エリア・リーザさん・キャノの5人で暮らしているが、いつもなら早朝はリーザさん主体で結構ハードな訓練をしている。


今日はそんなことも無く静かな朝を迎えているのだ。


 他のみんなはまだ寝ているようだが俺だけ習慣のように目覚めてしまい、早朝の遺跡街をジョギングする事にして家を出る。


日はまだ昇っていないので薄暗い街の中だが、冒険者達等の活動はもうすぐ始まるので、それに合わせて商売をしている朝食屋等の屋台は仕込み等の準備が始まっている。街自体は朝の活動が始まっているのだ。


早朝の鳥の鳴き声がする遺跡街をジョギングしながら、リーザさんの事が心配なので冒険者組合に立ち寄る事にする


冒険者組合の傍にはダンジョンゲートが設置されているので、既に早朝クエストの為に集まっている人や、冒険者達がこれからダンジョンに入る為、何グループかが待ち合わせ等でたむろしていたり、冒険者組合前の掲示板でダンジョンの出現モンスター情報等が確認をしているようだ。


ダンジョンゲート自体は、今の時間は閉鎖されている。

ダンジョンから出てくるのは自由なのだが入る時は冒険者組合の方でチェックが入るので、入場ゲートの解放待ちの状態だ。この辺は行方不明や事故対策でしっかりと管理されている。


そんな冒険者たちの列を通り過ぎて、少し離れた冒険者組合の中に入る。普段は単独で来る事は殆んど無いが、Aランク冒険者のリーザさんが早朝組合から直接呼び出しを受けているので、重要な何かあったのかな?と気になったからだ。


冒険者組合の中に入ると、まだ組合従業員の数も数人と少なくガランとした感じになっている。

新人冒険者達が早朝に張り出された比較的簡単に出来るクエストを確認中と言った感じで組合自体も本営業ではない状態である。


 リーザさんは何処に居るのかな。


ここのフロアにはリーザさんの姿を確認する事は出来なかった、すでに仕事を受けてどこかに移動してしまったのかもしれないな・・。


「リーザ、そういう訳ニャ」

「ああ、わかった」


奥のドアが開くと聞きなれた声が聞こえて来る。

彼女達も俺が居る事に気が付いたようだ


「あっ!リック!どうした?」

「緊急の呼び出しみたいだったから少し心配になって」

「事件や緊急クエストとかじゃないんだよ、一度家に帰ってこいと呼び出しを受けてな」


Aランク冒険者のリーザさんだったので個人的な連絡事項まで冒険者組合経由で行われているようで、今回はその連絡だったようだ。


「ついでだからリックにも私の家族を紹介したいのだが、一緒に来てくれるか?」

「ええ、大丈夫ですがリーザさんの故郷って何処なんですか?」


今まで個人的な過去についてはほとんど詮索していなかったので、リーザさんの家族や故郷についてはほとんど知らない状態だ。


「私は獣人系のガーディア国出身だぞ、言ってなかったか?」


聞いてないよ。知らないよ。


彼女の鑑定結果の種族は 獣人族となっているが、リーザさんは人間族そのものの容姿で、俺から見るとどこが獣人なのかさっぱり解らない。

骨格や筋肉の作り等は人間族とば別物だけど、マッチョとかじゃないんだよ

アスリートでもアジア系と黒人系で違うでしょ。あんな感じなのよ。


「ガーディア国なんて何処にあるんですか?、この辺って人間族の地域だし、俺自身オーガ国位しか知らないですよ」

「それニャんだけどな、一部の高ランク冒険者にしか開示していな情報があるニャ」

ニーニャさんの話によると、ここの地下ダンジョンはダンジョンをショートカットできる通路が存在していて、この超巨大ダンジョンを数時間で移動できる通路のような場所が存在している事。

ダンジョン階層攻略者と認められた同行者が利用できる通路で、一般に情報を公開する事は禁止されている。


「普段俺達が使っている通路とは違うのですか?」

「詳しくは説明できニャいが、何種類かあるニャ。その辺は一回見りゃわかるニャ」

俺達も何度となくダンジョン内でレベル上げをしているので10層までの攻略は進んでいる。その間にショートカット経路がある事も知っていて居たので、そのことだと思っていたが、ニーニャさんの話では別物のようだ。


「リーザさん、結局の所、ガーディア国ってどの辺にあるのですか?」

「私も地下経路でしか行き来した事が無いから地上のどの辺だとかは良く説明できない」


リーザさんも上手く説明出来ないようで、まぁダンジョン経由で移動できるなら、わざわざ時間のかかる地上ルートを使う必要も無いよなとか思いつつ、一旦話を切り上げる。


その後、冒険者組合を出るといつものコースでジョギングの続きをリーザさんと一緒に行い自宅に帰る。


「おかえりなさい、リックさん」

「ただいまー」

「リーザさんと一緒だったのですね」

「早朝ジョギング中に合流してね。そのまま一緒に走って来たよ」

何気ない会話をしながら朝食の準備中だ


リーザさんはキャノと一緒に剣の訓練とかで庭でガチャガチャ始めている。


「アリシアさん、さっきリーザさんに聞いたのだけど、彼女の家族から呼び出しを受けているみたいなので一度帰るそうなのですが、その時に俺も一緒にって話をされまして」


「私も一緒に行きます!」


アリシアさんが即答したので少しだけ驚いた。


その後トニーとマイ・ミリアにも話をしてみたが、トニーとマイはドワーフ族で英雄扱いされ始めているらしく、新人育成のためにドワーフ族を主とした冒険者研修の講師役の仕事を頼まれてしまい今回の同行は出来ないと返事をもらう。

トニーはLV40・マイはLV38になっており、この辺の人間族では太刀打ちできないレベルまで成長しているので、同族の冒険者研修となれば断るに断れないのだろう。


今回の旅は リーザさん主体で 俺、エリア・アリシアさん・キャノ・ミリアの編成になった。


出発の日、俺達はシリカさんに留守をお願いしてリーザさんの故郷、獣人族のガーディア国へ向けて移動開始だ!




本編投稿再開しました。リーザ編スタートです。


お付き合いいただければ光栄です

よろしくお願いいたします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ