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汚穢  作者: ロベストラ
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ロボトミーパーティ

冨田は傀儡の桑田を介して、クラスの男子連中を動員した。


桑田が仕掛けてきたイジメのそれは、

ドラマだとか、ワイドショーとかで

よく見かけるような陳腐なやり口でガッカリした。

そこはもっと想像力を発揮してほしかったが、

期待するだけ時間の無駄だと思い、ちゃちゃっと片づけた。


桑田は記憶が確かなら、現在は日夜パソコンの前で、

私が課したタスクに励んでいるだろう。

ちなみに他の男子連中も順々に犯させた。


桑田が終わった後、今度は田中を輪姦させ、

田中が終わった後は後藤を輪姦させ……

最後の柿原と沼田には意識を弄りまわして純愛を芽生えさせた。


ここ日本においては彼ら(彼女?)のような存在には、

前途多難な未来が待ち受けてるだろうが、

地獄の最中で培った愛はきっと強固だ。幸せな家庭を築けるだろう。

(ちなみに人力スクリプト化させたのは桑田だけで、他の連中は指もちゃんと揃ってたはずだ)


冨田に関してもやかましいだけで、

特に光るものがものがなかったので、

もう少し落ち着くようにとロボトミーに踏み切った。


ロボトミーとは1949年にノーベル賞も受賞した素晴らしい治療法のことだ。

鼻や眼孔の隙間に細長い棒状のものを突っ込んで、

前頭葉まで到達したら、そのまま脳をかき混ぜる。

ここは感情を司る部位なので、弄るとちょうどいい感じに

機能が損なわれ、実行された患者の頭の中に、厳かな静寂がもたらされるらしい。


これについては、私はコミュ障でシャイなため、小野先生の手を借りた。

冨田の鼻に菜箸を挿して、金槌でゴンゴンと何度もド突かせ、かき混ぜさせた。


小野先生はやったことない、なんで俺がと泣き喚いたが、

冨田らの行いに加担してたのだから同罪……

いや、それ以上だ。私たち思春期の只中にいる十代とちがい、

ホルモンバランスの乱れ、発達途中の脳みそという考慮すべき要素のない、

立派なおっさんなんだから、自身の言動には私たち以上に責任を持たなきゃならない。


カッコいい大人でいてくださいよ。

何言ってんだこのクソ女!


自分の立場が分かってなかったみたいだった。

歳相応の落ち着きを授けて、彼に成熟する機会を与えようと、

セルフロボトミーをさせた。


しかし、うまくいかなかったのか、

あっ!と短く発した後、力なくしな垂れてしまった。
















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