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藤原の君(その4)

 姫君たちはと言うと、これもまた素晴らしいのです。

 女一宮がお産みになった大君(長女)は、宮の弟にあたる朱雀帝の女御であらせられます。(姪になりますが、平安時代は問題なし。同母の姉妹以外は結婚可です。)男皇子四人、女皇子三人の七人の宮たちの母で、年は三十一。

 仲の君(次女)は、先帝の御兄弟の中務(なかつかさ)の宮の北の方、年は二十一。

 三の君は、右大臣忠雅殿の次男藤宰相の北の方、年は十九。

 四の君は、左大臣忠季明の次男左近中将源の実頼の北の方、年は十八。

 五の君は、式部卿の宮の北の方、年は、十七。

 六の君は、右大臣忠雅殿の北の方、年は十六。

 七の君は、左大臣殿の長男民部卿源の実正の北の方、年は十五。

 八の君は、右大臣殿の長男衛門督藤原忠俊の北の方、年は十四。

 まだ婿がいないのが、九の君あて宮、年は十二。(わたくしです。)

 十の君、ちごみや十。十一は十(とお)、十二は九つ。

 十三の君は、そで宮、八つ。十四の君、けす宮七つ。その弟、六つ。

 

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