IF異世界理美的水戸黄門その1 追加設定その2
■ 作品全体の基本ルール
「役は水戸黄門、中身は異世界理美」を基本とする。
水戸黄門側から取り入れるのは、役名・役割・立ち位置・お約束などとし、『異世界理美』本編でのキャラクターの性格・特徴・関係性は変えない。
本家『水戸黄門』のキャラクターそのものに寄せるのではなく、『異世界理美』のキャラクターが水戸黄門の役を演じていることを優先する。
■ 物語構成
事件そのものは、水戸黄門らしい分かりやすいテンプレ展開を基本とする。
悪事の説明や証拠集めを必要以上に長くせず、事件部分は簡潔に進める。
一話に要素を詰め込みすぎず、事件解決後の展開も長くしすぎない。
勧善懲悪の事件そのものよりも、『異世界理美』のメンバーが水戸黄門ごっこをすることで生まれるズレや面白さを優先する。
■ 八兵衛=JIN
八兵衛は、JINが水戸黄門ごっこで演じている役であり、中身はあくまでJINとする。
八兵衛役になっても、JIN本来の理美への強烈な推し愛は変わらない。
「理美の聖地巡礼」をするなど、理美に関することを特別視するJINらしい言動を随所に出す。
本家八兵衛の食いしん坊などの特徴よりも、JIN本来のキャラクターを優先する。
■ ヒューゴの風呂シーン
ヒューゴのお銀役としての風呂シーンは、本家『水戸黄門』のお銀の風呂シーンを意識した、読者へのサービスシーン兼パロディ要素とする。
理美やほかの一行を無理に絡ませない。
物語上の理由や本筋とのつながりを持たせる必要はなく、唐突にヒューゴの風呂シーンが登場すること自体をパロディとして扱う。
理美が夜は自宅へ戻って生活しているという既存設定との整合性は崩さない。
■ 風車の弥七・飛猿
風車の弥七と飛猿は、基本的にセリフを少なくする。
必要以上に会話へ参加させず、行動によって役割を表現する。
弥七は、サンスベリアの葉でできた風車を飛ばすなど、本家の風車の弥七を連想させる行動をパロディとして使用する。
飛猿は、悪人を成敗する際に壁を壊すなど、本家の飛猿を連想させる行動をパロディとして使用する。
二人は会話によるキャラクター付けよりも、「必要なときに現れ、お約束の行動をする」ことを優先する。
■ 既存設定の活用
『異世界理美』本編ですでに確立している外見、性格、関係性などの設定を、IF作品の展開・会話・ギャグ・パロディにも積極的に活用する。
既存設定は、矛盾を防ぐためだけの情報として扱わない。
複数の既存設定を組み合わせることで、このIF作品だからこそ成立する展開や笑いを作れないかを考える。
例えば、理美は異世界人からは53歳の日本の理美の姿に見えており、八兵衛=JINは『孤独のグルメ』の井之頭五郎っぽい外見であるため、二人は異世界人から一見夫婦に見えることもある。
その設定を利用し、異世界人から「ご夫婦ですか?」と勘違いされ、八兵衛=JINが真っ赤になって喜ぶなど、既存の外見設定とJINの理美への推し愛を組み合わせたギャグにも活用する。
水戸黄門のお約束だけで話を作るのではなく、『異世界理美』の既存設定同士を組み合わせることで生まれる、このIF作品ならではの面白さも積極的に取り入れる。




