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ビカットマン  作者: 蟹谷梅児
番外
102/103

物語

EPISODE 1 曇天

 生真面目な男(大嘘)・尾島青空がいかにして新沼朝飛と出逢うか。いかにして愛星友と関わりを持つのか、また読者の皆様が付き合わされるこの男が一体どういう人間なのかというのを書いたつもりのお話。


EPISODE 2 花火

 尾島青空がどうやって正義のヒーロー=ビカットマンになるのか、ということを書いたつもりのお話。猪地光輝くんは尾島青空に憧れているし、尾島青空は猪地光輝くんを尊敬している。猪地光輝くんの名前の由来はいのちのかがやき。もし3代目のビカットマンが生まれるなら彼。生まれないけど。


EPISODE 3 憤怒

 ここから物語をはじめる。妹・尾島菜奈の名前の由来はラッキーセブン=7から。主人公にとって家族が大切なものになり始めたところで、彼の家族を殺したのは、「尾島青空/異態肉彦が始めたくて始めた物語ではない」ということを強調するため。優心と出会った回もここ。私の思想が出てしまったのが申し訳ない。でも、この時は復讐がパステルカラーに描かれる昨今が本当に嫌だった気がする。


EPISODE 4 悪辣・1

 新沼朝飛を女の子にできるよ、という事を言いたかったがために書いたつもりのお話。朝飛と優心のふたりが召喚霊術を持つのもこの時。神戯閃光児がしゃしゃり出始めたのもこの時。「彼の弟になりたかった」はずっと彼の本音。前世では兄弟だったしね。


EPISODE 5 悪辣・2

 『変身はまだやらないほうがいいから、生身で戦うことになる。喧嘩はできるかい?』『好きじゃない』のやりとりが書きたかった、というだけのお話。尾島青空の生得怪異・モシリュウが出た回。召喚霊術で恐竜を出すのは私の好物。


EPISODE 6 気丈

 尾島青空が自分のことを知る回。彼の父親のことは、「優しくて弱かった人」として認識してほしい。このお話は「主人公はちゃんとイライラして八つ当たりをするタイプのカス」である……つまり、みんなと同じだってことを書きたかった。尾島青空=異態肉彦がおかしくなり始めた回。


EPISODE 7 木箱・1

 文化祭が台無しにされちゃってて可哀想だなって思った回。もうすこし主人公の心がちゃんと強かったら来年もあったんだけれど……という感じ。彼の生き別れの弟・尾田空明が出たのもこのエピソード。モデルはなろう主人公。


EPISODE 8 木箱・2

 祓い屋・寒河江ハヂメが出てきた。自ら封印されることを望み、その通りにしている。ので、一時期主人公が「おれも封印されちゃおっかなー」とか考えしまう原因になってしまった。固有霊術が出てきたのもここ。白いスーツの男=木戸寛治の本格的な登場。


EPISODE 9 土塊

 陰キャたちが友達の家族と一緒に遊園地に行くという話。黄のビカットマンが登場して、ビカットマンが必殺技を習得するお話。家族が火事で死んだ男に焼肉をくわせる鬼畜のおはなし。


EPISODE 10 弾丸

 飛騨峰志郎登場エピソード。ビカットマンは光なのに弾丸より遅い。志郎の固有霊術は私が思う最強の能力。主人公が弾丸をそらしていたやつは、灘神影流〝弾丸すべり〟のパクリみたいなもの。パクリ。


EPISODE 11 苛烈・1

 いもうとのことをまもりたいおにいちゃんと、道端で偶然出会っただけの少女を助けたいと思ったお兄ちゃんのお話。


EPISODE 12 苛烈・2

 人のまま死なずして現人神でもなく純粋な神様になった火炎児が妹に取り憑いて妹を守っていたよ、というお話。


EPISODE 13 夢魘

 夢魘=悪夢。主人公がちょっとおかしくなっちゃうエピソード。主人公が夢の世界で見たい夢を見るお話。しっかりと朝飛のことが大好きで、しっかりと優心のことが好きで、二人にはいつも一緒にいてほしい、自分なんかとつるまないでほしい……というお話。妹の名前を間違えている。


EPISODE 14 復活

 夢魘=悪夢。主人公がちょっとおかしくなっちゃうエピソード。心が折れても心を回復させて立ち直るが美徳とされているのが本当に意味がわからないので書いた。心を折ってもただ役割のために生きている人間も尊いんだよと思う。書き方が悪かった。心が強くちゃ偉いのか、と思っている。


EPISODE 15 変身

 山場的に考えていたエピソード。ここでようやく相棒・林田照太郎が出てくる。ヒロインとか相棒は物語が進んだ時に出したいという癖があるので、それが出てしまった。彼の衣服が黄色になったのもこの回から。主人公が助けた少女が自殺したのは、「そういうこともある」というのを書きたかったから。彼が黒の力に目覚めるのはこの回から。尾島青空の元ネタはヤシュ・エーブ・ショーク。ティカルはユカテコ語由来で、「水たまりにて」を意味しているとされている(ウィキペディアしらべ)ので、強化フォームは水に決めてた。はーっ木戸寛治よ死ね!


EPISODE 16 仏国

 少年期が終わるよ、というエピソード。主人公がちゃんと祓い屋になってくれることを望んで。ちょっと野村智和と険悪気味になるのはここらへんから。シャルル・ギャバンの名前の由来はシャルル・アズナヴールとジャン・ギャバンから。


EPISODE 17 臨戦

 青年期が始まるよ、という合図みたいなお話。3年程度で人と人の縁が切れるわけねぇだろバーカ、ということを伝えたいがために主人公をおバカに書いたけど、ちゃんとかけたかなあ。


EPISODE 18 睥睨

 異態家の人間、異態肝徒と静寂園が登場。第三拠点が軽くつぶされてしまったので可哀想だなぁと思う。主人公は何処まで行っても異態の人間だよ、ということを書きたかったつもりのお話。


EPISODE 19 安堵

 受け取り拒否回。空明にバシャットマンという名前がつく。朝飛からオチンポが取れる。愛星友総帥が贄を求めるという新しい動きも!これっぽっちも安堵できないぞ!


EPISODE 20 変化

 人は変わらない。変わるのは命、その見方。ということを書いてみたかっただけのお話のつもり。心が望むものが変わるのが人間で、我々はそれを変身というのです。


EPISODE 21 加速

 物語が終わるエピソード。ミコト=天獄が銀河を落とすとかほざいた。異態家が滅んだエピソードでもある。異態家はなるべく本物のカスとして描きたかった。肝徒とか皮忌とかがノイズ。なんなら肉彦もノイズ。


EPISODE 22 序章

 ミコト=天獄的には、ちゃんと銀河落とし自体はできる手筈だったけど、主人公が良心を植え付けたので何もできなくなってしまった。ただただ殺された信者が若干かわいそう。哀れ! 白と黒の戦い方が遺伝子に「すき」として刻まれている。


EPISODE 23 伴我

 姉の視点で語られる青空とかの物語を描きたかったというお話。お姉ちゃんもお姉ちゃんでちょっと面倒くさい性格。序章が終わったら物語が始まる。


EPISODE 24 青空

 雲が退き、物語がこれから始まっていく。多少鈍感で心優しい祓い屋の青年と彼を取り巻く個性豊かな人間たちの楽しい喜劇のプロローグ。

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