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第18回配信「白石都市」


「ラジオの前の皆様、こんにちは

 さちです。」


「・・・・・・ノワよ。」


「本日もウィッカラジオを聴いて下さりありがとうございます

 最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。」


「・・・・・・よろしく。」


「なお、今回は白石都市テロッサよりお送りしております。」


「前回の、予告通りね・・・・・・。」


「はい。今回も予定通り旅が進んで良かったですね。」


「むしろ、不測の事態がそんなに起こっても、困る。」


「たしかにそうですね

 何にせよ無事に街まで来れたことを祝いつつ、放送を始めて行きましょうか。」


「・・・・・・分かった。」


「では、本日もお楽しみ下さい

 ウィッカラジオ、スタートですっ。」






「ではでは恒例の、現地紹介から入っていきましょうか。」


「白石都市テロッサ・・・・・・

 南部の海沿いにある、それなりに発展した街。」


「街道を海沿いに歩くこと数日

 高台に真っ白な建物が沢山見えた時は嬉しかったですよ。」


「海沿いの街道は、海からやって来る水棲の魔物が多かったわ。」


「多かったですね。カニやらイカやらなどから砂浜を泳ぐ魚まで色々と。」


「比較的遠浅で、陸地にまで上りやすいのが原因でしょうね。」


「あぁ、岸壁が険しかったりすると上がって来れなさそうですからね。」


「それもあって、浜辺から少し離れた高台に、街が作られた。」


「街中まであれが入り込んできたら危ないですからね。」


「数が多いのもあるけど、かなり攻撃的(アクティブ)な魔物が多かったわね。」


「はい。おかげで自然と戦闘になっては足止めを食って

 思った以上に街まで時間がかかりましたからね。」


「見晴らしのいい浜辺だったから、不意打ちはなかったし、長距離魔法で先手を撃てたからいいけど・・・・・・。」


「それでも戦闘回数がかさむと結構ハードでしたね。」


「まぁ、この前の山越えよりは、まし。」


「はっ、そう言えばそうですね。何となくここ最近できつい方だったってイメージでしたが。」


「そんな感じで、街道を抜けて着いたのが・・・・・・白石都市テロッサ。」


「とりあえず感想としては白い。以外に言うことがないですね。」


「この辺りで豊富に取れる、白い石を加工して、建物の外壁を作っている・・・・・・。」


「木材や赤レンガとかとはまた違ったおもむきがあっていいと思います。」


「太陽の熱を通しにくい素材だから・・・・・・見かけだけじゃなく、実用性もあると聞いたわ。」


「何となく石って太陽を浴びると表面があつあつになるイメージですけど。」


「表面は熱くなっても、あまり中までは伝わらない・・・・・・のだと思う。」


「放送用に借りてるこの建物も石で出来てますけど、涼しいですもんね。」


「今は夜だから、そもそも太陽の熱は浴びないし・・・・・・

 あと、白い石は、特に熱を弾きやすい性質がある、らしい・・・・・・。」


「へぇー、つまりこの街の白い建物は特別太陽に強いんですね。」


「私も、詳しい原理は知らないから、言い切れないけど、そうだと思う。」


「凄いですね。その土地その土地で色々工夫がされていて。」


「ついでに、この白い石は、彫刻とかそう言った、美術品にも使われるらしい。」


「なるほど、そういう使い方も出来るんですね。」


「他にも、別の種類の石から白以外の、塗料も作れるから・・・・・・芸術関連は、進んでいる街。」


「言っても私も人間社会に出てからそんなに長くないので

 その辺りの良し悪しはよく分かりませんが。」


「分からなくても、見てみる価値は、あると思う

 街には大きな美術館も、あるみたいだから・・・・・・明日にでも言ってみる?」


「いいですね。ところでノワさんは芸術系はどうなのですか?」


「私も、そう言うのは、さっぱり・・・・・・。」


「あ、でもでも絵ぐらいは上手に描けるようになりたいです。」


「さちの絵は、絵画じゃなくて、漫画でしょ?」


「えぇ、それでも絵は絵です。」


「分野が違う気がするけど、まぁいいわ・・・・・・。」


「とりあえず石についてはそれぐらいでしょうか

 それともまださらに使い道があったりします?」


「特に、言っておく事は、ないね。」


「じゃあ、現地紹介は以上でしょうか。」


「ちょっとした補足だけど、この街は、海辺にあるけど、漁業はそこまで盛んじゃない。」


「あれ、そうなのですか?

 街からもよく海が見えるのでてっきり。」


「ちょっと前にも出たけど、遠浅だから、大きな船が泊めれない

 それに、魔物が多くて漁に出るのが危ない。」


「なるほど。ここに着くまでにあれだけ襲われましたからね

 漁師さんだって危険ですよね。」


「一応、小さな船で、近海に出ることはあるらしいけど、主流ではないね。」


「海に近いイコール漁業ってのも思い込みに過ぎないんですね

 気を付けないといけません。」


「以上・・・・・・ちょっとした、補足。」






「挑戦! 去年までの私を変えるには。」


「このコーナーは、今年に入って、去年までの自分を変えたい方に

 どうやったら上手く変われるかを、さちが頑張って考えるコーナー。」


「台本にあったので読みましたけど

 いつの間にコーナー増えたんですか!?」


「まだ増えてない。これは、増やせるかの、実験。」


「つまり上手く行けば常設コーナー化ですか。」


「そう、なるね・・・・・・だから、頑張ってね。」


「で、問題が色々あるんですが・・・・・・。」


「・・・・・・なに?」


「まず、前回から募集を開始しましたけど返信は来たんですか?」


「来てないから、試しに、街の人に、聞いてみた。」


「あ、そう言う形で出来るんですね。」


「当人が、聞いてるか、分からないから、やっぱりリスナーの方が、いいけど・・・・・・。」


「それと、私が頑張って考えるってかなり内容丸投げですよね?」


「二人だと、まとまらない可能性が大きいから、仕方ない。」


「それはどうなんでしょうか、一人の方がアイデアが出ないとかありそうですけど。」


「試してみれば、分かる。」


「分かりました。とりあえずやってみましょう。」


「じゃあ、今日の変わりたい人は、白石都市の宿屋の主人

 内容は・・・・・・昔から蜘蛛が苦手で、宿の中で出くわすと、つい逃げてしまうから、克服したい。」


「蜘蛛ですか、魔物とかで体長の大きいのと出会うと普通に怖いですよね。」


「さち・・・・・・この中から1枚選んで。」


「これは何でしょうか?」


「とりあえず、選べば分かる。」


「分かりました。ではこれです

 えーっと、<昆布>と書いてありますが。」


「普通に考えても、盛り上がらないから、そのお題を使って、解決してね。」


「えぇ、何か酷い無茶振りをされた気が。」


「それじゃあ、スタート。」


「え、えーっと・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「こ、昆布って栄養が豊富じゃないですか?」


「そうね。」


「ですから、昆布を沢山食べれば栄養が沢山付いて

 栄養が沢山付けば強くなった気がしますので、蜘蛛ぐらい勝てる

 って気分になると思います。」


「・・・・・・。」


「思い込みの力ってとても強いので、まず強くなった気分になっちゃいましょう

 それで本当に1回でも蜘蛛に勝てたら、もう怖くないって自信が付くはずです。」


「・・・・・・うん。」


「ってかやっぱり無理ですー、無茶振りもいいところですー。」


「・・・・・・こんな感じで、さちが色々考えてくれるから

 リスナーの皆も、『今年変えたい事』を、どんどん送ってくれると、嬉しい。」


「何か凄く恥ずかしいです、はい・・・・・・。」


「以上、挑戦! 去年までの私を変えるには、でした。」






「ここからは次回の予定について話して行きたいと思います。」


「実のところ、ここから進める道は、しばらく大きな街がない。」


「えぇ、じゃあどうするんです?」


「引き返して、別の道を進む

 ・・・・・・これは、日数とか手間を考えると、いいとは言いにくい。」


「でも、先はないんですよね?」


「大きな街がないだけで、漁村とかは点在してるらしいから、適当な場所で放送かな。」


「道がまったくないわけじゃないんですね。」


「そうね・・・・・・ただ、海から魔物がどれぐらい来るかは、まだ分からないし

 漁村の規模や数も、正確には分からないから、無駄足になる可能性も、ある。」


「でも、引き返すよりは進んでみたいです。」


「じゃあ、行ってみよう

 次の放送は、放送するのによさそうな、漁村に辿り着いたらね。」


「どれぐらいで手ごろな場所が見つかるか分かりませんので

 申し訳ないですけど放送期間が空いてしまう可能性があります。」


「元々、不定期配信だから、仕方ない。」


「とりあえず放送出来る状態になったらしますので

 気長にお待ちいただけますようよろしくお願いします。」


「それまで、感想、要望、コーナー案など、募集は続ける。」


「私たちへの応援メッセージとかも貰えると励みになりますので、お願いしますね。」


「さて、今日はこれぐらい、かな?」


「そうですね、尺もいい感じですし終わりましょうか。」


「ここまで聴いてくれて、ありがとう。」


「少しでも楽しんでいただけたならさいわいです

 それではお相手はさちと。」


「・・・・・・ノワでした。」


「次回もお楽しみ下さい。」


「・・・・・・またね。」


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