もしかしたら…
色々とあったが無事舞踏会が終わった。
そう、フィーナが会場の全ての視線を集めて。
何事も無く終わる予定だった。
「ねぇーレオン様?ルチア悲しかったの〜シクシク」
「ど、どうしたのだ!?誰かに虐められたのか!?」
「私が悪いんですのよ…」
…
…
…
…
…
…
「フィーナ嬢が昼休みどうしても見つからないと思ったら!!ルチア嬢を虐めていたのか!?」
「おい、信じられるか?あのフィーナ嬢だぞ?」
「いや、ルチア嬢の涙は本当だった。」
所詮人はこんなのであった。
自分を頼る人なら誰でもいいのである。それが学園2位の美しさを誇ると言われているルチア嬢なら尚更だ。
中には信じていない人もいるが、場の雰囲気に飲まれている人もいる。
「おいおい、これやばいんじゃね?…俺もなぜかルチア嬢に涙目で懇願されていつの間にかここにいるけど…ラルに報告だな。」
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その日からだった。まるでなにかに支配されたように陶酔したような目でルチアを見つめる男どもがフィーナの心を傷つける日がくるのは。
「キャ」
「おっとすまない。だがそちらも悪いぞ。」
「存在感がないなー。」
「ルチア嬢の方が大公爵家の娘として相応しいんじゃないのか?」
「クッ」
「あの野郎ども言わせておけば!!!!」
「殺しましょ?ね?」
「わしもさすがに殺したくなってきたぞ」
「我もだ。だが、フィーナの今後の生活に…」
「あの、ルチア嬢。どこかで見たような気がするわ…」




