心が
心が痛い
前はこのぐらいで涙を流すことはなかっだろう。
だけど、私は…優しさというものを知ってしまった。
「おい!お前は本当に公爵令嬢なのかよ?笑」
そう嘲笑されたら、心が痛くなる。私のせいで皆さんのイメージが下がる。やっぱり私はいてはいけないのか…ごめんなさい。こんな私に優しくしてくれたせいです。…
「どうしたらいいのかな……また、ごめんなさいね?つい愚痴を言ってしまいましたわ。」
フィーナはあの時の場所で猫に愚痴を言っていた。
なぜこうなったのかが分からない。なぜ?私が悪いのか…
日に日に生気を無くしていくフィーナを王太子は見ていた。
あの庭園の一角で猫相手に涙を流し苦しむフィーナを。
「ねぇ私はやっぱり優しさを…知っては行けなかったのね…私は生まれるべきではなかった…のかなぁ…ウッ グスッ」
(大丈夫だ。)
そう言いたかった。隠れて聞くことしか出来ない自分が辛い。
ここで自分が出たらフィーナ嬢は自分では何も解決できない令嬢と、評価が一段と下がってしまう。
「王太子の身分なんて、なくても良かった。俺は自分の好きな女すら守れない…」
そう、呟いた。
(いや、まて、好き!?好きなのか!?フィーナ嬢を!?違う…俺は…二度と女を信じない、俺はっ…)
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「なぁフィーナ、こんな国出ていこうぜ。」
「そうよ。滅亡させましょうよ。」
「我も賛成だ。我にかかれば造作もないさ。」
そう大精霊や神獣は騒いでいた。だが、
「まて、フィーナ、変わりたくはないのか?もう、何も出来ないわけでなかろう?わしらはずっと前から、前世からフィーナを見守ってきたのじゃ。」
そう、説得が入った。しばらく話していた
「そ、うね…フィーナ立ち上がれる?」
「またフィーナを傷つけたいのかよ!!」
「いや、我も怒りに任せすぎた。ここはフィーナが決めるところだ。」
「わたくしに、できること…」
私はこれでいいのだろうか?本当に?私は…
もうひとりじゃない。私を、心から愛してくれる家族、家族のような存在が…あるんだ。
「や、やります。わたくしにできる、ことを…」
「分かった。でももう、あんな奴らのいいことで傷つくなよ…俺は心配だ。」
「ありがとう…」
ここから、フィーナの立ち直りが始まった




