舞踏会2+前世
楽しんで頂けてますでしょうか!?
ついにやってきたわっ
この日が王家主催の舞踏会
うふふこの私の美貌に惚れない男なんて居ない
なんとかドレスも間に合ったし
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「キャーーーー!!!フィーナ様!!女神のように神々しいですわ!!」
「まだ幼いのにこの神々しさ!将来が末恐ろしいですわ。」
「ダメよ…女神様に失礼よ。こんな私と同格に扱われたら優しい女神様も怒ってしまわれるわよ…」
前の世界では誰もがフィーナいやここでは少女だ。少女と同格に扱われるのを心底嫌がった。邪魔になっていた髪の毛をただ結んで学校に行っただけで
「あれ?髪型あいつと似てね?笑笑」
と男子から言われた女子が少女に暴力を振るう。
「なんであたしと一緒なんだよ!?マジ意味わかんねーよ!」
「やっだ〜〇〇かわいそ〜笑ウケるわ〜笑」
「なぁお前なにか〇〇と同じ髪型してんの?まね?笑」
「ごめんなさい!ただ邪魔だったかr」
グイッ
「へぇー邪魔だったの。それで私と同じようにポニーテールにした訳?」
髪の毛を思いっきり引っ張りハサミと取り出した。
「痛っ」
頬にグリグリとハサミの鋭く尖った部分が押し付けられ真っ赤な血が少し流れ出した。
「うーわっ血じゃん。きったねーな!?」
「ハサミでどーすんのーー??笑」
「こいつの髪切る。」
「ねー髪の毛切る前にその髪全部抜けちゃうんじゃない?笑」
「それな〜笑」
「そうなる前に切るわ。」
ジョギッジョギッ
少女は頭皮が引き剥がれそうな痛みに必死に耐えていた。髪の毛が切られ支えを失った少女はそのまま床へと横から倒れていった。切った髪の毛を少女に投げつけながら
「あっはー!面白いねその頭笑」
と周りが笑う。誰1人として味方はいない。
少女は溢れる涙を堪えるしか無かった。
(私が同じ髪型をしたらみんなが嫌がる。ごめんなさい。もう同じ髪型にしないね…)
「さぁ完成ですよ!フィーナ様!見せに行きましょう!」
「ええ…分かったわ。」
正直に言うと怖い。折角みんなが作ってくれた素晴らしいですねドレスや装飾品。どれも輝いて見える。ただ、それを着るのは私だ。ガッカリされないだろうか?
「では!ご覧ください!」
ガチャッ
「ま、マジかよ…」
「これは…」
「うむ…」
やっぱり。どんなに素晴らしいドレスも私には着こなせない…
「私の娘が可愛すぎて危うく目を落としかけたわ…」
「私もだよエリザ…」
「俺もです。」
「我もびっくりしたぞ…」
「俺もだよ…」
「「「「フィーナ(様)よく似合っているぞ(わ)(お似合いです)!」」」」
「え…」
ガバッ
「さすが私達の娘だぞ!よく似合っている。」
「あらあらフィーナ、泣かないで。せっかくのメイクが落ちてしまうわよ?あなたのお父様もお母様もお兄様もいえ、このお屋敷のみんなとても似合っていると思っているわ。」
「グスン…ありがとうございますっ…」
「行ってきなフィーナ。俺たち3人は見えないところで見守ってるぞ。」
「安心して行っておいで。」
「む、我もいるぞ!フィーナ行ってこい!我がついてる!」
「さぁさぁ皆様。そろそろお時間ですよ。馬車の用意はできております。」
使用人達はみんな揃ってフィーナ達を送り出していた。
フィーナは馬車へ乗る前に振り向いて微笑みを浮かべ、
「行ってまいりますねっ」
といった。
フィーナ様が微笑まれた!今日はなんという幸せな日だろう。
と使用人達は幸せないっぱいであった。
(頑張ってくださいませ!フィーナ様!)
みんなのこころの意見は一致していた。
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「さぁ準備はいい?フィーナ。」
「はい…」
「開けてくれ。」
「大丈夫さフィーナ。俺がついてる。舞踏会を楽しもう!」
扉が大きく開かれた。
ざわめきが波を引くようにおさまっていった。
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