六十八話 静かに泣いて
やっと続きを書くことができました
お待たせしたした
(待ってないかもしれないけど)
「また一人なの…?」
確かに人は生まれる時も、死ぬ時も、一人きり…
でも、独りでは、生きていくのは難しい…
世の中から本当に一人になってしまったら…
凡人に待ち受けているのは、…生きながらの死か、物質的な死か…
私は…さして…強くなんて無い…
でも、弱いとは…考えたくない…
寂しさとか、哀しみとか…そういう感情とは違う、空虚…心に穴が空いているような、感覚に襲われる…
自分の回りだけ、空気が冷たくなってしまったかのような、寒気に体が一瞬…震えた…。
噛み合わない会話から、全てが狂いはじめ…呆気なく終わりを告げようとしている。
お互いが好きなだけでは恋人にはなれないのかしら…。
カチッ…
小さな鉄製の扉…重さもなく、抵抗感もなく、音もなく、開いて行く…開いて欲しくない…はずなのに私の左腕が外気に触れて、冷たくなって…まるで自分の体では無いように感じる。
熱を失った左腕が私を闇の世界に連れていく…
扉を押し広げ、左足がアスファルトと砂利の間に降りていく。
僅かな段差に足をとられ前のめりになり、私はそのまま音もなく倒れた。
もしかすると、久しぶりの本業に身体が疲れきっていたのかもしれなかった。
「えっ」
彼の小さな驚きの声が聞こえる。
私は、彼を抱きしめる事は許されなかったのかもしれない…不特定多数の男と体を重ねた報いなのかもしれない…。
地表の上に身を横たえ私は瞳を閉じて、静かに泣いていた。
文章が分かりにくい、かもと思いつつ書いております…
アーサが感じているままを伝わるって難しい…




