表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキルなどなど面倒なので《壁抜け》で異世界攻略してみます!  作者: にっこりバイアス
第3章 ストーリー・チャート使ってみよう
34/46

敵をバグらせよう(2)

 高くそびえる塔の正面庭で、綺羅羅ちゃん12thシングルの第二コールを熱唱しつつ、斧兵から全力で逃げるのは俺だ。


 ついさっき、ティアラが放った魔法攻撃により、しばしのスタン状態を被ったらしい斧兵は、状態異常から回復しても動きがグズグズだった。


 その隙を突いて、俺はダンジョン内へと走る―――壁抜けをするために必要な材料『壁』と対面するために。


 ついさっき俺が思いついた案を復習しよう。


 まず、斧兵の繰り出した()()()の突き攻撃。これはかなり強力で、俺の生命を絶えさせるに十分な威力を持っていた(というか、俺とのレベル差が圧倒的すぎるがために生まれた破壊力なのかもしれない)。


 その前に披露してきた()()のエフェクトを持つ振りかぶりからの叩き付け攻撃。こちらは、一度しか使用されなかったが、広範囲の地面を抉り取る―――いわゆる範囲攻撃だった。


 この二つの攻撃パターンにおける明確な違いとして、使用された場所、ということが言える。


 前者は、俺とかなり接近した状況において使用された。もっと言えば、金色のエフェクトを持つ突撃範囲攻撃のあとで用いられたものだ。


 対して後者は、距離を詰めたあとで使用。やはり、違いは俺との距離であると言えるだろう。こちらは、かなり隙が大きいらしく、超近距離戦でしか使用されていない―――今のところ。


 俺の狙いとしては、隙だらけの近距離攻撃―――()()()の突き攻撃を誘発したい。そして、上手いことティアラに斧兵を狙ってもらい、撃破したいのだ。


 だが、そのためにはまず戦況を整えておきたい。斧兵、弓兵を分断し、俺とティアラの体力ゲージを回復させておきたい……


 単調な動きしかしてこないこの斧兵も、NPCのようなものだと考えていいのかもしれない。現に、ダンジョン入り口まであと少しに差し掛かった俺の背中を、疑うことなく律儀に追いかけてくるのだから。

評価してねーっ♡ んみゅーん♡

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ